🚨 眉間・鼻筋のニキビ、何度治しても繰り返していませんか?
実は、鼻の根元ニキビは原因を正しく知らないまま対処すると、何度でも再発する厄介なニキビです。この記事を読めば、原因・正しいケア・受診のタイミングがすべてわかります。
💬 こんな経験ありませんか?
「やっと治ったのにまた同じ場所に…」「市販薬を塗っても全然よくならない」「目立つ場所だからメイクで隠すのも限界…」
⚡ 放置・間違ったケアを続けると、跡(色素沈着)が残るリスクも! 正しい知識で、もうニキビに悩まない肌を目指しましょう。
📋 この記事でわかること
- 鼻の根元にニキビができやすい理由
- 鼻の根元ニキビの種類と見分け方
- 鼻の根元ニキビの主な原因
- ニキビを悪化させるNG行動
- 日常的なスキンケアで気をつけるポイント
- 食事・生活習慣とニキビの関係
- 市販薬・セルフケアの限界と医療機関受診のタイミング
- 医療機関で行われるニキビ治療の種類
- 鼻の根元ニキビの予防策まとめ
💡 この記事のポイント
鼻の根元ニキビはTゾーンの皮脂過剰・毛穴詰まり・アクネ菌増殖・ホルモン乱れが主因。正しい洗顔・ノンコメドジェニック保湿・食事改善が基本対策で、市販薬で2〜4週間改善しない場合は皮膚科受診が推奨される。
💡 鼻の根元にニキビができやすい理由
鼻の根元は顔の中でも特にニキビができやすい部位のひとつです。その背景にはいくつかの解剖学的・生理学的な理由があります。
まず、鼻の根元周辺はTゾーンと呼ばれる皮脂分泌が活発な領域に含まれます。Tゾーンとは額から鼻筋にかけての部分で、この部位には皮脂腺が多く集中しており、他の部位に比べて皮脂が分泌されやすい特徴があります。皮脂は本来、肌を乾燥や外的刺激から守るために必要なものですが、過剰に分泌されると毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因となります。
また、鼻の根元には毛穴が集中しており、皮脂や古い角質が混ざり合って詰まりやすい構造をしています。詰まった毛穴の中でニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖することで、炎症を起こしてニキビへと発展します。
さらに、鼻の根元はメガネをかける方にとってフレームが常に接触する部位でもあります。メガネのパッドや鼻あてが皮膚に摩擦や圧迫を与えることで、毛穴が塞がれやすくなり、ニキビが繰り返しできるケースもあります。このように、鼻の根元にはニキビができやすい条件が重なっているのです。
Q. 鼻の根元にニキビができやすい理由は何ですか?
鼻の根元はTゾーンに含まれ、皮脂腺が集中しているため皮脂分泌が活発で毛穴が詰まりやすい部位です。詰まった毛穴内でアクネ菌が増殖し炎症を起こします。また、メガネ使用者はノーズパッドの摩擦・圧迫も加わり、ニキビができやすい条件が重なります。
📌 鼻の根元ニキビの種類と見分け方
ニキビにはいくつかの種類があり、それぞれの状態によってケアの方法が異なります。自分のニキビがどの段階にあるかを見極めることが、適切なケアへの第一歩です。
✅ 白ニキビ(閉鎖面皰)
毛穴が皮脂や角質で詰まりながらも、皮膚の表面が閉じている状態です。白や肌色のポツっとした膨らみとして見えることが多く、ニキビの初期段階にあたります。まだ炎症は起きていないため、この段階で適切にケアすることで悪化を防ぐことができます。
📝 黒ニキビ(開放面皰)
毛穴が開いた状態で、詰まった皮脂や角質が空気に触れて酸化し、黒っぽく見えるものです。皮脂の酸化が進んでいる状態ですが、まだ炎症は軽度であることが多いです。鼻の周辺ではいちご鼻とも呼ばれる状態と重なることがあります。
🔸 赤ニキビ(炎症性丘疹)
毛穴内でアクネ菌が増殖し、免疫反応として炎症が起きた状態です。赤く腫れ、触れると痛みを感じることがあります。この段階になると自己処理は難しくなり、皮膚科などの医療機関での治療が有効です。
⚡ 黄ニキビ(膿疱)
炎症がさらに進み、白血球や細菌の残骸が膿として蓄積された状態です。黄色みがかった膿が透けて見えることがあります。無理に潰すと炎症が広がり、色素沈着やニキビ跡が残るリスクがあるため、専門家による処置が必要です。
🌟 紫・茶色のニキビ跡
ニキビが治癒した後に残る色素沈着や赤みのことです。炎症が強かった場合や、ニキビを触ったり潰したりした場合に残りやすくなります。鼻の根元はメラニン色素が沈着しやすい部位でもあるため、ニキビ跡が目立ちやすい傾向があります。
✨ 鼻の根元ニキビの主な原因
鼻の根元にニキビができる原因は一つではありません。さまざまな要因が複合的に絡み合っていることが多いため、それぞれの原因を理解しておくことが重要です。
💬 過剰な皮脂分泌
皮脂腺が多く集中している鼻の根元は、皮脂分泌量が多くなりやすい部位です。皮脂が過剰に分泌されると毛穴に溜まりやすくなり、アクネ菌の栄養源になります。思春期はホルモンバランスの変化により皮脂分泌が増えるため、ニキビができやすい時期でもあります。成人になっても皮脂分泌が多い体質の方は注意が必要です。
✅ 角質の肥厚と毛穴の詰まり
肌のターンオーバー(皮膚の新陳代謝)が乱れると、古い角質が正常に剥がれ落ちずに蓄積します。この厚くなった角質が毛穴の入り口を塞ぎ、皮脂が毛穴の中に閉じ込められる状態を作り出します。ターンオーバーの乱れは睡眠不足、栄養の偏り、過剰なストレスなどによって引き起こされます。
📝 アクネ菌の増殖
アクネ菌(Cutibacterium acnes)は健康な肌にも存在する常在菌ですが、毛穴が詰まって酸素が届かない嫌気的な環境になると急速に増殖します。アクネ菌が出す脂肪酸が毛穴内の組織を刺激して炎症を引き起こし、赤ニキビや膿疱へと進展させます。
🔸 ホルモンバランスの乱れ
特に女性の場合、月経周期に伴うホルモン変動がニキビに影響します。月経前にはプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増え、皮脂分泌が促進されるため、ニキビができやすくなります。また、妊娠・出産、更年期など、ホルモンバランスが大きく変化するライフステージでもニキビが増えやすくなることがあります。
⚡ メガネやサングラスによる摩擦・圧迫
メガネをかける習慣のある方は、フレームやノーズパッドが鼻の根元に常時接触します。摩擦や圧迫によって皮膚が刺激を受け、毛穴が塞がれやすくなります。また、メガネを清潔に保たないと、フレームに付着した皮脂や汗、雑菌が肌に移ってニキビを悪化させる可能性があります。
🌟 不適切なスキンケア
洗顔のしすぎや、肌に合わない洗顔料の使用は肌のバリア機能を損ないます。バリア機能が低下すると、肌は乾燥から守ろうとして皮脂をさらに多く分泌し、結果として毛穴詰まりを招きます。一方、洗顔不足で皮脂や汚れが毛穴に残ったままになることも、ニキビの原因となります。また、毛穴を塞ぐ成分(コメドジェニック成分)を含む化粧品の使用もニキビを悪化させる場合があります。
💬 ストレスと睡眠不足
精神的なストレスはコルチゾールなどのストレスホルモンの分泌を増加させ、皮脂腺を刺激して皮脂の分泌量を増やします。また、睡眠不足は肌のターンオーバーを乱し、免疫機能を低下させるため、アクネ菌に対する抵抗力が落ちます。現代社会においてストレスと睡眠不足は慢性的な問題になりやすく、ニキビの一因として無視できない要素です。
✅ 食生活の乱れ
糖質や脂質の多い食事は皮脂分泌を増加させるといわれています。特に高GI食品(血糖値を急激に上昇させる食品)の摂取はインスリンの分泌を促し、皮脂腺を刺激することでニキビを悪化させる可能性が指摘されています。また、ビタミンB群や亜鉛などの肌に必要な栄養素が不足すると、肌のターンオーバーが乱れてニキビができやすくなることもあります。
Q. ニキビ肌に保湿ケアは必要ですか?
ニキビ肌でも保湿は必要です。保湿を怠ると肌が乾燥してバリア機能が低下し、皮脂が過剰分泌されてニキビが悪化する悪循環に陥ります。洗顔後は速やかに、毛穴を塞がない「ノンコメドジェニック」と表記された化粧水や乳液でケアすることが重要です。
🔍 ニキビを悪化させるNG行動
ニキビに悩むと、つい手が伸びてしまう行動の中には、実はニキビを悪化させてしまうものが含まれています。以下に代表的なNG行動をまとめます。
📝 ニキビを手で触ったり潰したりする
ニキビを指や爪で潰す行為は非常に危険です。清潔でない手で触ることで、皮膚に新たな細菌を持ち込むことになります。また、無理に潰すと毛穴の内部で炎症が広がり、色素沈着やクレーターのようなニキビ跡が残りやすくなります。特に鼻の根元は目立つ部位なので、跡が残ると長期間コンプレックスになってしまいます。
🔸 洗いすぎ・ゴシゴシ洗顔
皮脂を取り除こうとして一日に何度も洗顔したり、タオルやスポンジでゴシゴシと力を入れて洗ったりするのは逆効果です。洗いすぎると肌の潤いを守る皮脂まで取り除いてしまい、乾燥によって皮脂分泌が過剰になるという悪循環に陥ります。また、物理的な摩擦は肌のバリア機能を傷つけます。
⚡ 保湿を怠る
ニキビができている部分への保湿を「油分を与えると悪化する」と思って避ける方がいますが、これは誤解です。適切な保湿を行わないと肌が乾燥し、バリア機能が低下します。バリア機能が低下すると外部からの刺激に弱くなり、ニキビが悪化しやすくなります。ノンコメドジェニック(毛穴を塞がない)と表記された保湿剤を選んで使用することが大切です。
🌟 紫外線対策を怠る
紫外線は肌の炎症を悪化させ、ニキビ跡の色素沈着を深めます。ニキビがある部分でも日焼け止めを使用することが重要ですが、毛穴を塞ぐ可能性がある成分を含む製品は選ばないよう注意が必要です。肌に優しいノンコメドジェニックの日焼け止めを選ぶようにしましょう。
💬 メガネを不潔なまま使用する
先述のとおり、メガネのノーズパッドに皮脂や汗、雑菌が付着したままにしておくと、接触している鼻の根元の肌に悪影響を与えます。メガネは定期的に清潔に保つことが、ニキビ予防につながります。
💪 日常的なスキンケアで気をつけるポイント
鼻の根元のニキビを予防・改善するためには、毎日のスキンケアを見直すことが基本となります。正しい方法を継続することで、ニキビができにくい肌環境を整えることができます。
✅ 適切な洗顔方法を守る
洗顔はニキビケアの基本です。まず、洗顔料をしっかりと泡立ててから使用することが重要です。泡立てた泡を顔にのせ、摩擦を避けながら泡を転がすイメージで優しく洗います。鼻の根元は毛穴が詰まりやすいため念入りに洗いたくなりますが、過度な力を加えないよう注意しましょう。洗顔後はぬるま湯で丁寧にすすぎ、洗顔料が残らないようにします。洗顔の回数は1日2回(朝と夜)が目安です。
📝 ニキビ肌に適した洗顔料を選ぶ
洗顔料を選ぶ際は、ニキビ肌向けや低刺激・ノンコメドジェニックと表記されたものを選ぶと安心です。サリチル酸やグリチルリチン酸などの有効成分が配合されているニキビ用洗顔料は、毛穴の詰まりを改善したり炎症を抑えたりする効果が期待できます。ただし、肌に合わない場合もあるため、使い始めは少量で試すことをおすすめします。
🔸 化粧水・保湿ケアを欠かさない
洗顔後は速やかに化粧水などで保湿を行いましょう。ニキビ肌向けの化粧水には、炎症を抑えるグリチルリチン酸や、肌の調子を整えるナイアシンアミドなどが含まれているものがあります。また、乳液やクリームを使用する際もノンコメドジェニック処方のものを選ぶと、毛穴詰まりを招くリスクを減らせます。
⚡ コメドジェニック成分を避ける
一部の化粧品に含まれる成分は、毛穴を塞いでニキビ(コメド)を形成しやすい性質(コメドジェニシティ)があります。代表的なものとしては、ラウリン酸、ミリスチン酸イソプロピル、ラノリンなどが挙げられます。ニキビに悩んでいる方は、化粧品を購入する際に成分表を確認するか、「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記されている製品を選ぶと良いでしょう。
🌟 クレンジングの方法に注意する
メイクをする方は、クレンジングもニキビケアの重要なステップです。クレンジングオイルは毛穴の汚れをしっかり落とせる反面、皮脂を取りすぎる場合があります。ミルクタイプやジェルタイプなど、肌に優しいものを選ぶと良いでしょう。クレンジング後は必ず洗顔を行い、二度洗いで汚れをしっかり落とすことも大切です。
Q. 食事はニキビの発生に影響しますか?
食事はニキビに影響します。白米や砂糖の多い高GI食品や揚げ物などの脂質が多い食品は皮脂分泌を促し悪化させる可能性があります。一方、ビタミンA・B群・C、亜鉛を含む野菜・魚・ナッツ類をバランスよく摂ることで、肌のターンオーバーを整えニキビができにくい肌環境が期待できます。

🎯 食事・生活習慣とニキビの関係
スキンケアだけでなく、食事や生活習慣の見直しもニキビ改善には欠かせません。肌の状態は内側からの影響を大きく受けています。
💬 バランスの取れた食事を心がける
ニキビに影響すると考えられている食品として、高GI食品(白米、白いパン、砂糖の多い飲み物やお菓子など)や脂質の多い食品(揚げ物、スナック菓子など)が挙げられます。これらを摂りすぎないよう意識しながら、野菜・果物・良質なたんぱく質をバランスよく摂ることが重要です。
肌に良い栄養素としては以下が挙げられます。ビタミンA(緑黄色野菜、レバーなど)は皮膚の正常なターンオーバーをサポートします。ビタミンB2・B6(卵、鶏肉、魚など)は皮脂の代謝を助けます。ビタミンC(柑橘類、ブロッコリーなど)は抗酸化作用があり、炎症を抑える効果が期待できます。亜鉛(牡蠣、ナッツ類など)は肌の再生を助け、アクネ菌への抵抗力を高めます。
✅ 十分な睡眠をとる
成長ホルモンは睡眠中に多く分泌され、肌のターンオーバーを促します。睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減り、肌の修復・再生が追いつかなくなります。また、睡眠不足はストレスを増加させ、皮脂分泌を促すコルチゾールの分泌量を増やします。毎日7〜8時間程度の質の良い睡眠を確保するよう心がけましょう。
📝 ストレスを上手に管理する
ストレスは皮脂分泌増加やホルモンバランスの乱れを介してニキビを悪化させます。ストレスを完全になくすことは難しいですが、適度な運動、趣味の時間、リラクゼーションなどで上手に発散させることが大切です。ヨガや瞑想も、ストレス軽減と睡眠の質向上に役立つとされています。
🔸 適度な運動を習慣にする
適度な運動は血行を促進し、肌への栄養と酸素の供給を高めます。また、ホルモンバランスを整え、ストレス解消にも役立ちます。ただし、運動後の汗は肌に残ると毛穴詰まりの原因になるため、運動後はできるだけ早く洗顔することが重要です。
⚡ 水分補給を適切に行う

体内の水分が不足すると、肌も乾燥しやすくなります。乾燥した肌はバリア機能が低下し、外部刺激に対して弱くなります。1日1.5〜2リットルを目安に水を飲む習慣をつけることで、肌の潤いを保ちましょう。
💡 市販薬・セルフケアの限界と医療機関受診のタイミング
軽度のニキビであれば、市販の塗り薬やセルフケアで改善することもあります。しかし、ニキビの状態によっては、セルフケアだけでは対応が難しい場合があります。以下のような状況が見られる場合は、皮膚科や美容クリニックへの受診を検討しましょう。
🌟 市販薬で改善が見られない場合
市販のニキビ薬を使用して2〜4週間経過しても改善が見られない場合、ニキビの原因が市販薬で対応できる範囲を超えている可能性があります。医師に相談することで、より適切な治療薬や治療法を提案してもらえます。
💬 赤く腫れた炎症性ニキビが多い場合
炎症が強い赤ニキビや黄ニキビ(膿疱)が多数ある場合は、抗生物質の塗り薬や飲み薬、または保険適用の外用薬など、医師の処方が必要な治療薬が効果的なことがあります。自己判断で対処するよりも、早めに受診したほうがニキビ跡を残さずに治せる可能性が高まります。
✅ ニキビ跡が残っている・目立つ場合
色素沈着(赤みや茶色のシミ)やクレーターのような凹みが残っている場合は、皮膚科や美容皮膚科でのレーザー治療やケミカルピーリングなどが有効です。セルフケアで改善を目指すよりも、専門の医療機関での治療が効果的・効率的です。
📝 繰り返しニキビができる場合
同じ箇所に繰り返しニキビができる場合は、毛穴の詰まりや体質、ホルモンバランスなど、根本的な原因にアプローチする必要があります。医師に相談することで、原因に合った治療プランを立てることができます。
Q. 市販薬で改善しない場合はいつ受診すべきですか?
市販薬を使用して2〜4週間経っても改善が見られない場合や、赤く腫れた炎症性ニキビが多数ある場合、同じ箇所に繰り返しニキビができる場合は皮膚科への受診が推奨されます。炎症性ニキビは早期に医療機関で対処するほど、色素沈着やクレーターなどのニキビ跡を残さずに治せる可能性が高まります。
📌 医療機関で行われるニキビ治療の種類
医療機関では、ニキビの状態や原因に合わせてさまざまな治療法が選択されます。保険診療と自由診療(美容医療)があり、それぞれ特徴が異なります。
🔸 外用薬(塗り薬)
皮膚科では、アクネ菌に対する抗菌外用薬(クリンダマイシン、ナジフロキサシンなど)や、毛穴の詰まりを改善するレチノイド系外用薬(アダパレン)、過酸化ベンゾイルなどが処方されます。これらは市販薬よりも有効成分の濃度が高いことが多く、より効果的なケアが期待できます。近年では、過酸化ベンゾイルとアダパレンを組み合わせた配合剤も保険適用で使用できるようになっています。
⚡ 内服薬(飲み薬)
炎症が強いニキビや広範囲にニキビがある場合は、抗生物質の内服薬(ドキシサイクリン、ミノサイクリンなど)が処方されることがあります。また、ホルモンバランスが関係している場合は、ホルモン療法が行われることもあります。重症のニキビにはイソトレチノイン(ビタミンA誘導体)の内服が有効ですが、副作用に注意が必要です。
🌟 ケミカルピーリング
グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を肌に塗布し、古い角質を取り除くことで毛穴の詰まりを解消し、肌のターンオーバーを促す治療法です。ニキビの予防・改善だけでなく、ニキビ跡の色素沈着の改善にも効果が期待できます。施術は基本的に保険適用外(自由診療)となります。
💬 レーザー治療・光治療
炎症性ニキビの治療には、特定の波長の光がアクネ菌を殺菌する光線力学的治療(PDT)や、フォトフェイシャル(IPL)などが使用されます。また、ニキビ跡のクレーター(凹み)にはフラクショナルレーザー(フラクセル、CO2フラクショナルレーザーなど)が有効です。これらは美容クリニックや美容皮膚科で行われる自由診療となります。
✅ ダーマペン・PRP療法
ダーマペンは微細な針で皮膚に小さな穴を開けることで、コラーゲン生成を促し、ニキビ跡のクレーターを改善する施術です。PRP(多血小板血漿)療法は自分の血液から取り出した成長因子を活用し、肌の再生を促します。これらも美容クリニックで行われる自由診療です。
📝 コメド圧出
毛穴に詰まったコメド(面皰)を専用の器具で取り除く処置です。自己流で潰すよりも安全に行えるため、炎症を広げずにニキビを処置することができます。皮膚科や美容クリニックで行われます。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「鼻の根元のニキビは目立つ部位だけに、患者様の心理的なご負担も大きく、当院でも繰り返すニキビや跡が残って気になるというご相談を多くいただきます。最近の傾向として、長期間セルフケアを続けた後に受診される方が多いのですが、炎症性ニキビの段階では早めにご来院いただくほど色素沈着やクレーターといったニキビ跡を残さずに対処できる可能性が高まりますので、市販薬で改善が見られない場合はどうぞお気軽にご相談ください。」
✨ よくある質問
鼻の根元はTゾーンに含まれ、皮脂腺が多く集中しているため皮脂分泌が活発です。また毛穴が密集しており、皮脂や古い角質が詰まりやすい構造をしています。さらにメガネをかける方は、ノーズパッドによる摩擦・圧迫も加わるため、ニキビができやすい条件が重なりやすい部位といえます。
ニキビを自分で潰すのはNGです。清潔でない手で触ることで新たな細菌が入り込み、炎症が広がるリスクがあります。また無理に潰すと、色素沈着やクレーターのようなニキビ跡が残る可能性が高まります。特に目立つ鼻の根元は跡が残ると長期間のコンプレックスになりかねないため、自己処理は避けてください。
必要です。「油分を与えると悪化する」と思って保湿を避ける方がいますが、それは誤解です。保湿を怠ると肌が乾燥してバリア機能が低下し、皮脂が過剰分泌されてニキビが悪化しやすくなります。ノンコメドジェニック(毛穴を塞がない)と表記された保湿剤を選んで、洗顔後は速やかにケアを行いましょう。
市販薬を使用して2〜4週間経っても改善が見られない場合や、赤く腫れた炎症性ニキビが多数ある場合、同じ箇所に繰り返しニキビができる場合は、早めに皮膚科や美容クリニックへの受診をおすすめします。当院でも、早期にご来院いただくほどニキビ跡を残さずに対処できる可能性が高まります。
関係します。白米や砂糖の多い飲食物などの高GI食品や、揚げ物などの脂質が多い食品は皮脂分泌を促し、ニキビを悪化させる可能性があります。一方、ビタミンA・B群・C、亜鉛などを含む野菜・魚・ナッツ類などをバランスよく摂ることで、肌のターンオーバーを整えニキビができにくい肌環境をつくることが期待できます。
🔍 鼻の根元ニキビの予防策まとめ
鼻の根元のニキビを予防するためには、日常的なケアの積み重ねが重要です。以下のポイントを意識することで、ニキビができにくい肌環境を整えることができます。
まず、毎日の洗顔を適切な方法で行い、鼻の根元の余分な皮脂と汚れをしっかり取り除くことが基本です。ただし、洗いすぎは逆効果になるため、1日2回を目安にし、力を入れずに優しく洗うことを心がけましょう。洗顔後はニキビ肌に適した保湿剤でしっかり保湿し、肌のバリア機能を維持することも忘れずに行ってください。
スキンケア製品は毛穴を塞がないノンコメドジェニック処方のものを選び、紫外線対策も怠らないようにしましょう。メガネをかける方は、定期的にフレームやノーズパッドを清潔に保つことが鼻の根元のニキビ予防に効果的です。
食事は高GI食品や脂質の多い食品を控え、野菜・たんぱく質・ビタミン・ミネラルをバランスよく摂るよう心がけましょう。十分な睡眠とストレス管理も、ホルモンバランスと肌の状態を整えるために欠かせない要素です。
そして、セルフケアで改善しない場合や、炎症が強いニキビ・繰り返すニキビがある場合は、早めに皮膚科や美容クリニックを受診することをおすすめします。適切な医療的処置を受けることで、ニキビ跡を残さずに改善できる可能性が高まります。
💪 まとめ
鼻の根元のニキビは、皮脂分泌の多さ、毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖、ホルモンバランスの乱れ、スキンケアの誤り、生活習慣など、さまざまな要因が絡み合って発生します。目立つ部位であるため、早期に適切なケアを行うことが大切です。
日常的な正しいスキンケアと生活習慣の改善が基本ですが、それだけでは限界を感じる場合は専門家の力を借りることをためらわないでください。医療機関では保険診療・自由診療を組み合わせたさまざまな治療が受けられます。ニキビを繰り返さない肌を手に入れるために、自分の肌状態と向き合い、必要に応じて専門家に相談することが最善の近道です。
📚 関連記事
- 鼻・口周りのニキビが治らない原因と効果的な対処法を解説
- 鼻にニキビができる原因と対処法|繰り返す場合の改善策も解説
- ニキビを食べ物で治す方法|悪化させる食品と改善に役立つ食事を解説
- 鼻の周りのブツブツの原因と対処法|種類別に症状を解説
- 鼻の近くにニキビができる原因と治し方|場所別の対策を解説