「ハイチオールの効果や副作用が知りたい」
「通販やドラッグストアのハイチオールも効果は同じ?」
という疑問をお持ちではないでしょうか。
ハイチオールはL‐システインを有効成分とする、シミやそばかすの減少、疲れやだるさの改善などの効果を期待できる薬です。市販でも購入は可能ですが、成分の含有量が異なるため、医療機関で処方を受けることをおすすめします。
こちらのページではハイチオールの効果や副作用、成分、飲み方について解説します。自身の症状にハイチオールは効くのか、どこで入手すべきかなどが分かるので、ぜひご一読ください。
目次
- 1 ハイチオールとは?含まれる有効成分と製品比較
- 1.1 有効成分L-システインの特徴
- 1.2 ハイチオールCホワイティアとハイチオールCプラス2の違い
- 2 ハイチオールの効果や副作用は?成分や飲み方を解説
- 2.1 疲れ・だるさの回復効果
- 2.2 毛穴詰まりによるニキビや肌荒れの改善効果
- 2.3 口内炎の改善効果
- 2.4 シミやそばかすの改善による美白効果
- 2.5 二日酔いの改善効果
- 2.6 蕁麻疹のような肌トラブルの改善効果
- 3 ハイチオールの副作用と注意点
- 3.1 起こりうる副作用|下痢や吐き気
- 3.2 白髪増加・頭痛との関係性について
- 4 ハイチオールの飲み方と服用期間
- 4.1 ハイチオール錠80・ハイチオール錠40の飲み方
- 4.2 飲み続けるとどのような結果になる?
- 5 ハイチオールの入手方法|通販・ドラッグストア・医療機関
- 6 まとめ:ハイチオールは医療機関で処方されたものをご利用ください
- 7 よくある質問
この記事のポイント
ハイチオールはL-システインを有効成分とし、シミ・そばかす改善や疲労回復などに効果が期待できる薬で、市販品より有効成分量が多い医療機関での処方が推奨される。
💊 ハイチオールとは?含まれる有効成分と製品比較

🔬 有効成分L-システインの特徴
ハイチオールに含まれる有効成分は、L‐システインというアミノ酸です。L‐システインはターンオーバーの正常化、代謝の促進、抗酸化作用があります。
L‐システインは肌のトラブルを減らすために必要で、皮膚や爪に多く存在する成分です。
日々の食事できれいな肌を維持するのに十分な量を摂取するのは難しく、不足になりがちな成分でもあります。そのため、シミやそばかすなどの肌トラブルが気になる方は、ハイチオールでL-システインを摂取することをおすすめします。
Q. ハイチオールの有効成分と主な効果は?
ハイチオールの有効成分はアミノ酸の一種「L-システイン」です。ターンオーバーの正常化・代謝促進・抗酸化作用を持ち、シミ・そばかすの改善、疲れやだるさの回復、ニキビ改善、二日酔いの緩和、蕁麻疹などの肌トラブル改善といった幅広い効果が期待できます。
📊 ハイチオールCホワイティアとハイチオールCプラス2の違い
「ハイチオールCプラス」は、2020年3月に販売を開始した製品です。
2015年から販売されている「ハイチオールCホワイティア」との違いを表にまとめました。
| ハイチオールCホワイティア | ハイチオールCプラス2 | |
|---|---|---|
| 成人1日分あたりの成分 | ・L-システイン:240mg ・ビタミンC(アスコルビン酸):500mg ・パントテン酸カルシウム:30mg |
・L-システイン:240mg ・ビタミンC(アスコルビン酸):500mg ・パントテン酸カルシウム:24mg |
| 特徴 | ・全ハイチオールシリーズの中でも、パントテン酸カルシウムの量が多い ・1日2回服用する必要がある |
・錠剤が小粒なので飲みやすい ・1つのビンに45日分の錠剤が内包されている |
| 効果・効能 | ・シミやそばかすなど色素沈着の減少 ・二日酔いの改善 ・ニキビやかぶれの改善 |
・シミやそばかすなど色素沈着の減少 ・二日酔いの改善 ・ニキビやかぶれの改善 |
| おすすめな人 | ・シミなどの色素沈着を消したい方 ・朝晩忘れずに薬を飲める方 |
・シミなどの色素沈着を消したい方 ・飲みやすい薬が欲しい方 ・購入の手間を減らしたい方 |
基本的な効果や副作用については、両者に大きな違いはありません。
ただし、ハイチオールCホワイティアの方が「パントテン酸カルシウム」の含有量が多いため、より高いシミの改善効果が期待できます。
Q. ハイチオールCホワイティアとCプラス2の違いは何ですか?
両製品はL-システイン240mgとビタミンC500mgを共通で含みますが、最大の違いはパントテン酸カルシウムの含有量です。ホワイティアは30mg、プラス2は24mgと、ホワイティアの方が多く含まれるため、より高いシミ改善効果が期待できます。プラス2は小粒で飲みやすく、1瓶で45日分入っている点が特徴です。
✨ ハイチオールの効果や副作用は?成分や飲み方を解説

ハイチオールの服用によって期待できる効果は、次の通りです。
- 疲れ・だるさの回復効果
- 毛穴つまりによるニキビや肌荒れの改善効果
- 口内炎の改善効果
- シミやそばかすの改善による美白効果
- 二日酔いの改善効果
- 蕁麻疹のような肌トラブルの改善効果
それぞれの効果・効能について、作用を及ぼすメカニズムを中心に解説します。
⚡ 疲れ・だるさの回復効果
ハイチオールには、疲れやだるさを回復させる効果が期待できます。
ハイチオールに含まれるL‐システインは、代謝を促進することでエネルギー産生をサポートします。
代謝とは体外から摂取した栄養素をエネルギーに変換するはたらきです。過剰な活性酸素や疲労により細胞がダメージを受けると、代謝が滞ってエネルギーが作られにくくなり、疲れやだるさを感じるようになります。
ハイチオールはエネルギー産生をサポートするため、代謝が促進され、疲れやだるさの改善が期待できます。
🌿 毛穴詰まりによるニキビや肌荒れの改善効果
ハイチオールにはニキビや肌荒れの改善効果も期待できます。
ニキビや肌荒れの原因は、皮脂とともに皮膚表面に蓄積した角質です。ターンオーバーのサイクルが乱れると、多量の皮脂が分泌されニキビが作られやすくなります。
ハイチオールの配合成分「L-システイン」は、皮膚のターンオーバーを正常化し毛穴詰まりを減らします。皮脂の過剰な分泌を抑えることで、ニキビや肌荒れの改善につながるメカニズムです。
なお、繰り返すニキビや大人ニキビにお悩みの方は、内服薬だけでなく皮膚科での専門的な治療も選択肢のひとつです。詳しくはニキビが繰り返す原因と皮膚科での治療法・改善のポイントもあわせてご覧ください。
💬 口内炎の改善効果

L-システインのほかにビタミンB群が含まれた「ハイチオールB」には、口内炎を改善する効果が期待されます。
口内炎の主な原因はビタミンB群の不足です。ビタミンB2には口内の粘膜を守る働きがあり、偏った食事などでビタミンBが不足すると口内炎ができやすくなります。
また、疲労やストレスなどによる免疫力の低下も口内炎ができる原因の一つです。
ビタミンB群を含むハイチオールには、疲労を回復して口の粘膜をサポートする作用があり、口内炎の改善が期待できます。
🌟 シミやそばかすの改善による美白効果
ハイチオールには、次の作用があります。
- メラニンを抑制する作用
- メラニンが付着した皮膚を排出する作用
メラニンはシミ・そばかすの主成分です。メラニンを抑制する働きによってシミやそばかすの改善が期待できます。
さらに、ハイチオールにはターンオーバーのサイクルを整える作用もあり、メラニンが付着している皮膚を体外へ排出します。
メラニンを「減らす」「排出する」を同時に行うため、効果的にシミやそばかすの改善が可能です。
シミの種類によっては内服薬だけでなくレーザー治療が有効なケースもあります。シミの種類と治療法についてはシミの種類と治療法を徹底解説|自分のシミに合ったケアを選ぼうをご参照ください。また、紫外線によるシミの予防については紫外線対策でシミを予防しよう!毎日できる方法から医療ケアまで徹底解説も参考になります。
🍺 二日酔いの改善効果
ハイチオールで二日酔いを改善させることも可能です。
二日酔いの原因は、肝臓がアルコールの成分「アセトアルデヒド」を分解できないことです。過度な飲酒をすると肝臓が処理できる上限を越え、アセトアルデヒドの血中濃度が高まります。
アセトアルデヒドは毒性も持っているため、胃もたれや胸やけ、吐き気などの症状を起こします。ハイチオールはアセトアルデヒドに直接働きかけ、無毒化する作用があるため、二日酔いの改善が可能です。
🩺 蕁麻疹のような肌トラブルの改善効果
ハイチオールは蕁麻疹(じんましん)のような肌トラブルにも効果を示す場合があります。
蕁麻疹は、食べ物や細菌による感染などさまざまな原因で起こります。慢性的に症状が続いており原因が定かでないなら、何らかのアレルギーが原因で蕁麻疹を起こしているかもしれません。
ハイチオールには抗アレルギー作用があり、アレルギー性の蕁麻疹の改善が期待できるほか、湿疹の改善にも効果を示すことがあります。
⚠️ ハイチオールの副作用と注意点

🤢 起こりうる副作用|下痢や吐き気
ハイチオールの副作用に挙げられているのは次のものです。
- 悪心(0.1〜5%未満)
- 下痢(0.1%未満)
- 口の渇き(0.1%未満)
- 軽度の腹痛(0.1%未満)
ハイチオールにより副作用が起きる確率は、いずれの症状も5%未満とそれほど高いものではありません。
重大な副作用の報告も上がっていないため、副作用リスクは低い薬と言えます。
万が一、ハイチオールの副作用により日常生活に影響が出る場合は、医師に相談してください。症状によっては、服用中止が必要になることもあります。
Q. ハイチオールの副作用にはどのようなものがありますか?
ハイチオールで報告されている主な副作用は、悪心(0.1〜5%未満)、下痢・口の渇き・軽度の腹痛(各0.1%未満)です。いずれも発生率は低く、重大な副作用の報告もないため副作用リスクは比較的低い薬といえます。なお、白髪増加や頭痛との関連性は現時点で科学的に立証されていません。
🔍 白髪増加・頭痛との関係性について
「ハイチオールの副作用で白髪の増加や頭痛が起きる」と耳にしたことがある方がいるかもしれません。しかし、白髪や頭痛とハイチオールの関係性は立証されていません。
L‐システインは色素沈着を薄くする効果を期待できますが、髪の毛を白く染めるわけではありません。そもそも白髪については明確なメカニズムが解明されておらず、未だ分からない部分も多い症状です。
そのため、ハイチオールの摂取によって白髪を引き起こすという因果関係は、現状では認められていません。
📋 ハイチオールの飲み方と服用期間
💊 ハイチオール錠80・ハイチオール錠40の飲み方
製薬会社「久光製薬」が販売するハイチオールには、「ハイチオール錠80」「ハイチオール錠40」などがあります。
ハイチオール錠80とハイチオール錠40の服用法に違いはありません。
1錠ずつ1日2~3回に分けて服用してください。年齢や症状に応じて処方量は変動する可能性があるため、医師の指示を守る必要があります。
また、放射線障害が原因で白血球減少症を発症されている方は、投与量が増える可能性があります。
Q. ハイチオールはどこで購入するのがおすすめ?
ハイチオールはドラッグストアやコンビニ、通販でも購入できますが、シミ・そばかすをしっかり改善したい場合は医療機関での処方が推奨されます。医療機関で処方されるハイチオールは市販品より有効成分の含有量が多く、当院では症状に応じてシミに作用する他の薬と組み合わせた処方も可能です。
📅 飲み続けるとどのような結果になる?

ハイチオールは、飲み続けるほどにより効果を期待できる薬です。
ターンオーバーのサイクルは1ヵ月程度の周期で行われます。つまり、ハイチオールの効果を実感するには、最低でも1ヵ月程度服用を継続することが重要です。
飲み続ければ持続的な作用を得られるため、効果をより実感しやすくなります。
なお、個人の体質にもよりますがシミに対する服用期間の目安は約3ヵ月です。シミ改善を目的として服用する場合は、3ヶ月以上服用し続けてください。
内服薬による改善が難しい濃いシミや老人性色素斑には、レーザー治療が有効な場合があります。老人性シミにレーザー治療は効果的?種類・費用・経過を詳しく解説もあわせてご確認ください。
🏪 ハイチオールの入手方法|通販・ドラッグストア・医療機関
ハイチオールは薬剤師や登録販売者の管理上であれば、一般的に入手できる「第3種医薬品」です。市販もされており、ドラッグストアやコンビニなどでも購入できます。
しかし、しっかりとシミやそばかすを改善するのであれば、医療機関で処方を受けることを推奨します。
市販のハイチオールに比べて、医療機関で処方されるハイチオールは有効成分の含有量が多いです。
楽天やAmazonなどの通販サイト上でも購入可能ですが、シミやそばかすの改善効果をより高めるためにも医療機関で処方を受けましょう。
📝 まとめ:ハイチオールは医療機関で処方されたものをご利用ください

ハイチオールはL-システインを有効成分とする薬です。シミやそばかすの減少、疲れやだるさの改善などの効果が期待できます。
薬局やドラッグストアなどでも購入は可能ですが、医療機関で処方を受けるのがおすすめです。
医療機関で処方されたハイチオールは有効成分量が市販のものと比べて多いため、よりシミやそばかすの改善が期待できます。さらに、ハイチオールとあわせてシミやそばかすに作用する薬もセットで処方してもらうことが可能です。
肌トラブルに対してより効果的な提案を受けられるので、ぜひ医療機関をご利用ください。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太医師(当院治療責任者)より
「当院でハイチオールをご希望される患者様は、シミ・そばかすの改善を目的とした方が大半を占めています。近年はSNSや美容メディアでの情報拡散もあり、20〜30代の若い世代からのご相談が以前と比べて約20%増加している印象です。市販品をすでに試したうえで『なかなか効果が出ない』とご来院される方も多く、そのような場合は処方薬のハイチオールに加え、トラネキサム酸やビタミンC誘導体など複数の成分を組み合わせた処方をご提案することで、より高い改善効果を目指しています。内服薬だけでは改善が難しいシミには、レーザー治療との併用もご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。」
❓ よくある質問
ハイチオールは食後に服用することが推奨されています。1日2〜3回に分けて服用するのが基本で、食後に飲むことで胃への負担を軽減できます。飲み忘れを防ぐためにも、毎食後など決まったタイミングで服用する習慣をつけることが大切です。医師から指示された用法・用量を必ず守ってください。
個人差はありますが、シミ改善を目的とする場合の服用期間の目安は約3ヶ月です。皮膚のターンオーバーは約1ヶ月周期で行われるため、最低でも1ヶ月以上の継続服用が必要です。効果を実感するまでに時間がかかる場合もありますが、自己判断で服用を中断せず、医師の指示に従って継続することが重要です。
妊娠中・授乳中の方は、自己判断でハイチオールを服用することは避け、必ず医師にご相談ください。医療機関で処方を受ける際には、妊娠・授乳中であることを必ず申告してください。安全性が確認されていない場合は、服用を控えるよう指示されることがあります。
最大の違いは有効成分(L-システイン)の含有量です。医療機関で処方されるハイチオール錠80は1錠あたりL-システインを80mg含有しており、市販品と比べて含有量が多いため、より高い効果が期待できます。また、医療機関では症状に応じてトラネキサム酸など他の薬との組み合わせ処方も可能です。シミやそばかすをしっかり改善したい場合は、医療機関での処方をおすすめします。
ハイチオールに含まれるL-システインはターンオーバーを正常化し、メラニンの排出を促す作用があるため、ニキビ跡の色素沈着(赤みや茶色い跡)の改善にも一定の効果が期待できます。ただし、ニキビ跡のへこみ(クレーター)には内服薬の効果は限定的であり、ダーマペンなどの医療的な治療が適している場合があります。
はい、ハイチオールを服用中であっても日焼け止めの使用は非常に重要です。ハイチオールはメラニンの生成を抑制し排出を促しますが、紫外線を浴び続けるとメラニンが新たに生成されてしまい、薬の効果が十分に発揮されません。日焼け止めをはじめとするUVケアを日常的に行うことで、ハイチオールの効果をより高めることができます。
📚 参考文献
- 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA) – 医薬品添付文書情報(ハイチオール錠)
- 厚生労働省 – 医薬品の適正使用に関する情報
- 公益社団法人 日本皮膚科学会 – 皮膚科Q&A(シミ・色素沈着)
- 国立医薬品食品衛生研究所 – L-システインに関する成分情報
- J-STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム) – L-システインの皮膚への作用に関する研究論文