ワクチン外来とは?接種が必要な理由や費用を解説
「ワクチンの必要性って?」
「ワクチンはどれくらいお金がかかるの?」
このようにワクチン接種について悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
ワクチン接種をすることで、インフルエンザやおたふくなどといった疾患を予防することができます。
本記事では、当院のワクチン外来についてまとめています。また、記事の後半では各種ワクチンの料金や、抗体検査についても紹介しているので最後までご覧ください。
目次
ワクチン外来とは?
ワクチン外来とは、病原体に対する免疫をつける予防接種のことです。インフルエンザや麻疹(はしか)など病原体に対する免疫をつけたり、免疫を強くしたりして感染症を予防します。
アイシークリニック東京院では、様々な疾患に対して国で認可されているワクチンのみを取り扱っています。感染症の抗体検査も行っており、患者様の抗体に合わせたワクチンを提供していますので、お気軽にご相談ください。
ワクチン接種の必要性とは?
ワクチン接種は、感染症を予防する上で重要です。
ワクチンの根本的な仕組みは、人間の持つ抗体生成の仕組みを活用し、病原体による感染症の発病を防ぐというものです。
たとえば、インフルエンザのワクチン接種であれば、はたらきを弱くしたインフルエンザウイルスを投与します。人間の身体は一度侵入した有害物質の情報を記憶するので、インフルエンザに対する抗体を作り出します。
抗体が作られれば、実際にインフルエンザウイルスが体内に侵入しても、速やかに体外へ排除することができ、インフルエンザを予防できるという仕組みです。
このことを「獲得免疫」とも呼び、ワクチン摂取は獲得免疫の仕組みを活用した予防法です。
インフルエンザや麻疹をはじめ、さまざまな感染症を予防するためにはワクチン接種が必要となります。
アイシークリニックで受けられるワクチンの種類を紹介
アイシークリニック東京院で受けられるワクチンは下記の通り9種類あります。
- インフルエンザ予防接種
- 抗インフルエンザ薬
- 肺炎球菌ワクチン
- 帯状疱疹ワクチン
- HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン
- 破傷風トキソイド
- 麻疹(はしか)ワクチン
- おたふく風邪(流行性耳下腺炎)ワクチン
- B型肝炎ワクチン
上記の9種類の中でワクチン接種を検討されている方は、ぜひアイシークリニックにご相談ください。
ワクチン接種はどれくらいかかる?費用を紹介
アイシークリニック東京院での、ワクチン接種の費用を種類ごとに紹介します。
病名(ワクチン名) | 料金 |
---|---|
インフルエンザワクチン | ・4,400円(税抜)/本 |
抗インフルエンザ薬 | ・タミフル:8,250円(税込) ・イナビル:9,350円(税込) ・ゾルフーザ:11,000円(税込) |
肺炎球菌ワクチン | ・ニューモバックスNP:8,250円(税込)/本 ・プレベナー13:11,000円(税込)/本 |
帯状疱疹ワクチン | ・8,800円(税込)/本 |
HPVワクチン | ・ガーダシル4:15,400円(税込)/本 |
破傷風トキソイドワクチン | ・8,800円(税込)/本 |
麻疹(はしか)ワクチン | ・国産麻疹ワクチン:7,700円(税込)/本 ・国産麻疹、風疹ワクチン:11, 000円(税込)/本 |
おたふく風邪ワクチン | ・国産ムンプスワクチン:7,700円(税込)/本 |
B型肝炎ワクチン | ・7,700円(税込)/本 ・2回接種で15,400円(税込)/本 |
当院で受けることができるワクチンの料金は上記の通りですが、ワクチンごとの注意事項が知りたい方は下記のページを参考にしてください。
アイシークリニック東京院限定 ワクチン外来(自費診療)のご案内
抗体とは
抗体とは、生体内から異物を除去する分子を指します。
たとえば、インフルエンザウイルスなどの異物(抗原)に反応・結合し、抗原が毒性を発揮できなくする「中和作用」のはたらきがあります。
抗体の持つそのほかの作用は主に次の3つです。
- オプソニン化
- 細胞溶解
- 炎症の誘発
オプソニン化とは、抗体が抗原に結合することで免疫細胞によって抗原を捕らえ、排除しやすくする現象のことです。「マクロファージ」や「好中球」などの免疫細胞が抗原を食べて排除し、身体を病原体から守ります。
また、ウイルスに感染してしまった細胞を破壊したり、炎症を誘発して抗原を速やかに排除したりする役割があります。
抗体検査とは
抗体検査とは、過去にインフルエンザウイルスや麻疹に感染していたかを調べる検査のことを指します。ウイルスに感染した際に形成される抗体が血液中に存在するかを検査します。
アイシークリニック東京院では、感染症の原因となる主要ウイルス5種の抗体を有しているかが検査できます。
また、下記のような状況で必要となる感染症の抗体検査も可能です。
- 海外渡航用ビザ
- 留学
- 病院
- 施設学習
抗体検査を基に、患者様一人ひとりの抗体状況に合わせたワクチンのご提案もしておりますので、気軽に当院をご活用ください。
抗体検査の種類
当院で行っている抗体検査の種類は下記の通りです。
- 風疹
- 麻しん
- 水痘
- 帯状疱疹
- ムンプス
- B型肝炎
抗体検査を受けたい方は、アイシークリニック東京院に足を運んでみてください。
抗体検査の費用
アイシークリニック東京院で抗体検査にかかる費用は次の通りです。別途、診療代金や手数料、判断料5,500円(税込)などがかかることもあります。
抗体名(検査方法) | 料金 |
---|---|
麻疹ウイルス抗体 (IgG EIA法) |
2,420円(税込) |
風疹ウイルス抗体 (IgG EIA法 / HI法) |
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ムンプスウイルス抗体 (IgG EIA法) |
|
水痘ウイルス抗体 (IgG EIA法) |
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B型肝炎ウイルス抗体 (HBs抗体CLIA法) |
1,320円(税込) |
B型肝炎ウイルス抗原 (HBs抗原CLIA法) |
|
C型肝炎ウイルス抗体 (HCV第3世代) |
抗体検査を受ける必要がある方や、ワクチンを打つ際に一緒に検査しておきたい方は上記を参考にしてください。
東京でワクチン外来ならアイシークリニックへご相談ください
ワクチンは、インフルエンザや麻疹、B型肝炎といった様々な疾患を予防する一1つの方法です。
事前にワクチンを打って予防しておくと、病原体に対する抗体を作り出すことができ、感染症の予防や症状の緩和が期待できます。
アイシークリニック東京院では、老若男女どなたでも相談しやすいクリニックを目指しています。
国から認可された様々な種類のワクチンを患者様の抗体状況に合わせて提供していますので、ワクチン接種を検討されている方はぜひアイシークリニック東京院にご相談くださいませ。