💬 「帯状疱疹ワクチン、副作用が怖くて打ちたくない…」
そんな不安、この記事を読めば3分でスッキリ解決できます!
帯状疱疹は、50代以上の3人に1人が発症すると言われる怖い病気。発症すると激しい神経痛が数ヶ月〜数年続くこともあります。
ワクチンで防げるのに「副作用が心配で打てない」まま放置すると、あとで後悔するリスク大!
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❌ 副作用の正しい知識がないまま接種→当日パニックに
❌ 副作用が出やすいタイミングを知らず、大事な予定がつぶれる
❌ 自分に合ったワクチンを選べず、効果が半減してしまう
✅ この記事でわかること
📌 2種類のワクチンの副作用の具体的な症状と頻度
📌 副作用が出やすい人の特徴と事前対策
📌 接種後に症状が出たときの正しい対処法
目次
- 帯状疱疹ワクチンの種類と特徴
- 帯状疱疹ワクチンで起こりやすい副作用
- 生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)の副作用
- 不活化ワクチン(シングリックス)の副作用
- 副作用が出やすい人・注意が必要な人
- 副作用が出たときの対処法
- 接種前に確認しておきたいこと
- まとめ
📋 この記事のポイント
帯状疱疹ワクチンには生ワクチン(予防効果50〜60%・副作用少)とシングリックス(97%以上・副作用出やすい)の2種類があり、特にシングリックスは2回目接種後に発熱や倦怠感が強まる傾向があるため、接種日程を計画的に設定することが重要。
💡 帯状疱疹ワクチンの種類と特徴
帯状疱疹ワクチンには、現在日本で接種できるものとして大きく2種類があります。それぞれ仕組みや接種回数、有効性が異なるため、まずはそれぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
✅ 生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)
もともと水痘(水ぼうそう)の予防に使われていたワクチンを、帯状疱疹の予防目的で使用するものです。水痘ウイルスを弱毒化して作られており、1回の接種で完了します。接種費用は比較的安価で、医療機関によって異なりますが1回あたり5,000円前後が目安とされています。
予防効果は50〜60%程度とされており、接種後5〜10年で徐々に免疫効果が低下していくことが知られています。免疫力が低下している方(免疫抑制状態の方)には使用できない制約があります。50歳以上が接種対象となっており、自費診療となりますが、一部の自治体では助成制度が設けられています。
📝 不活化ワクチン(シングリックス)
2020年に日本で承認されたシングリックスは、ウイルスそのものではなく、ウイルスの特定のタンパク質成分(サブユニット)と免疫を高めるアジュバントを組み合わせた次世代型のワクチンです。2回接種(初回接種後、2か月以上の間隔をあけて2回目を接種)が必要です。
予防効果は97%以上と非常に高く、10年以上にわたって高い免疫効果が持続することが報告されています。生ワクチンとは異なり、免疫が低下している方にも使用できる点が大きなメリットです。一方で費用が高く、1回あたり20,000〜25,000円程度、2回合計で40,000〜50,000円程度かかることが多いです。
2024年度から一部の自治体で定期接種として位置づけられるようになり、費用助成が広がっています。50歳以上および免疫低下状態にある18歳以上の方が対象となっています。
Q. 帯状疱疹ワクチンの種類と予防効果の違いは?
日本で接種できる帯状疱疹ワクチンは2種類あります。生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)は1回接種で費用は5,000円前後、予防効果は50〜60%です。不活化ワクチンのシングリックスは2回接種で費用は合計40,000〜50,000円程度ですが、予防効果は97%以上と非常に高く、10年以上免疫が持続します。
📌 帯状疱疹ワクチンで起こりやすい副作用
ワクチン接種後に副作用が起こることは珍しいことではありません。副作用とは、ワクチンに対する体の免疫反応によって生じる症状のことで、多くは軽度で数日以内に自然に改善します。帯状疱疹ワクチンの副作用には、注射部位に生じる局所反応と、全身に現れる全身反応の2種類があります。
局所反応としては、注射した部位の痛み・赤み・腫れ・かゆみなどが挙げられます。全身反応としては、倦怠感・発熱・頭痛・筋肉痛・悪寒などが代表的です。これらの症状はワクチンの種類によって頻度や程度が異なり、特にシングリックスは生ワクチンと比較して副作用が出やすい傾向にあります。
副作用の多くは数日以内に自然に回復しますが、稀に重篤な反応が起こることもあります。ワクチン接種後は一定時間クリニックや医療機関で様子を見ることが推奨されているのは、このためです。
Q. シングリックス接種後に出やすい副作用は何ですか?
シングリックスはアジュバント(免疫増強剤)を含むため、副作用が出やすい特徴があります。臨床試験では接種者の70〜80%以上に注射部位の痛み・腫れ・赤みが、約60〜80%に倦怠感・筋肉痛・頭痛・発熱などの全身症状が認められています。これらは通常2〜3日以内に改善しますが、2回目接種後は症状がより強く出る傾向があります。
✨ 生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)の副作用
生ワクチンは弱毒化されたウイルスを体内に投与するため、接種後に軽度の感染に似た症状が現れることがあります。ただし、シングリックスと比較すると副作用の頻度は低く、比較的症状も軽い傾向があります。
🔸 局所反応
接種部位に赤みや腫れ、痛みが生じることがあります。これらは接種後1〜3日以内に現れ、多くは数日で自然に消退します。かゆみを感じることもありますが、掻きむしると悪化することがあるため、なるべく触れないようにすることが大切です。
⚡ 全身反応
発熱、倦怠感、頭痛などが現れることがあります。これらは接種後1週間以内に起こることが多く、多くの場合は軽度で短期間で回復します。また、接種後2〜4週間後に水痘に似た皮疹が現れることがあります。これは「ワクチン性水痘」と呼ばれ、弱毒化されたウイルスが体内で増殖したことによるものです。皮疹の数は少なく、症状も軽いことがほとんどですが、まれに周囲の人に感染させることがあるため、注意が必要です。
🌟 生ワクチン特有の注意点
生ワクチンは弱毒化されているとはいえ、生きたウイルスを使用しているため、免疫が著しく低下している方(免疫抑制薬を使用している方、白血病や悪性リンパ腫などの血液疾患がある方など)は接種できません。妊娠中の方への接種も禁忌とされており、接種後一定期間は妊娠を避けることが推奨されています。
また、生ワクチン接種後に稀ではありますが、水痘ウイルスが神経節に潜伏し、後に帯状疱疹として発症するケースが報告されています。ただし、この頻度は非常に低く、自然感染と比較してリスクが高いわけではありません。
🔍 不活化ワクチン(シングリックス)の副作用
シングリックスは生ワクチンと比較して副作用の頻度が高く、症状が強く出ることが知られています。これはアジュバント(免疫増強剤)が含まれているためで、強い免疫反応を引き出す仕組みとなっています。そのため高い予防効果が得られる一方で、接種後に体に影響が出やすいという側面があります。
💬 局所反応
注射部位の痛みは非常に多く、臨床試験では接種者の70〜80%以上に認められています。腫れや赤みも高頻度に見られ、接種後1〜3日が最も症状が強く出ることが多いです。局所の症状は通常3〜4日で改善しますが、なかには1週間程度続く方もいます。痛みが強いため、利き手でない側の上腕に接種することが多いです。
✅ 全身反応
倦怠感、筋肉痛、頭痛、悪寒、発熱などの全身症状が接種後1〜2日以内に現れることが多く、臨床試験では約60〜80%の接種者に何らかの全身症状が認められています。これらの症状は通常2〜3日で改善しますが、接種翌日に仕事や重要な予定がある場合は事前に計画を立てておくことが重要です。
発熱については、37.5℃以上の発熱が10〜20%程度に見られるとされており、インフルエンザワクチンなど他のワクチンと比べても副作用が出やすいワクチンであることが特徴です。
📝 2回目接種の副作用について
シングリックスの場合、2回目の接種後に1回目よりも副作用が強く出ることがあります。これは体内にすでに免疫記憶があるため、2回目の接種でより強い免疫反応が引き起こされるためです。特に発熱や倦怠感、筋肉痛などの全身症状が強くなる傾向があるため、2回目の接種日の翌日には休息を取れるよう日程を調整することが望ましいでしょう。
🔸 稀な副作用
シングリックスの市販後調査や臨床試験において、稀ではあるものの以下のような副作用も報告されています。
アナフィラキシー(重篤なアレルギー反応)は非常にまれですが、接種後15〜30分以内に起こる可能性があります。息苦しさ、じんましん、顔のむくみ、血圧低下などの症状が現れた場合は直ちに医療機関に連絡する必要があります。そのため接種後はしばらく医療機関で様子を見ることが推奨されています。
また、関節痛や消化器症状(吐き気、嘔吐、腹痛など)が現れることもあります。これらも通常は数日以内に改善します。
Q. 帯状疱疹ワクチンを接種できない人はいますか?
生ワクチンは、免疫抑制薬や抗がん剤を使用している方、白血病・悪性リンパ腫などの血液疾患がある方、妊娠中の方には接種禁忌です。一方、シングリックス(不活化ワクチン)は生きたウイルスを使用しないため、免疫が低下している方にも使用できる場合があります。また、接種当日に37.5℃以上の発熱がある方は接種を延期することが原則です。

💪 副作用が出やすい人・注意が必要な人
帯状疱疹ワクチンの副作用は誰にでも起こりうるものですが、特に注意が必要な方や副作用が出やすいとされる方がいます。接種前に自分の状況を確認し、医師に相談することが大切です。
⚡ 高齢の方
帯状疱疹は50歳以上で発症リスクが高まるため、ワクチン接種の主な対象者は高齢の方です。年齢が上がるほど免疫機能や体力が低下しているため、ワクチン接種後の副作用の回復に時間がかかる場合があります。また、基礎疾患を持つ方も多いため、接種前に医師との相談を十分に行うことが重要です。
🌟 アレルギー体質の方
過去にワクチン接種後にアレルギー反応を起こしたことがある方、特定の薬剤や食品に対してアナフィラキシーを起こしたことがある方は、接種前に必ず医師に申告してください。シングリックスの成分であるサポニン(QS-21)やMPL(モノホスホリルリピドA)などのアジュバント成分にアレルギーがある場合は接種できないことがあります。
💬 発熱や体調不良のある方
接種当日に発熱(通常37.5℃以上)がある方や、体調が優れない方は接種を延期することが原則です。体調が安定してから接種することで、副作用のリスクを軽減できます。風邪の症状がある場合なども同様で、回復後に接種を行いましょう。
✅ 免疫が低下している方(生ワクチンの場合)
生ワクチンは免疫抑制状態にある方には接種できません。ステロイド薬や免疫抑制薬を使用している方、白血病・悪性リンパ腫などの血液がんを患っている方、HIV感染者で免疫が著しく低下している方などは、生ワクチンの接種禁忌となります。一方でシングリックスはこれらの方にも使用できる場合がありますので、担当医に相談してください。
📝 妊娠中・授乳中の方
妊娠中の方は生ワクチンの接種が禁忌です。シングリックスについても、妊娠中の安全性が十分に確認されていないため、接種を避けることが推奨されています。授乳中の方については医師に相談することが必要です。
🔸 抗凝固薬を服用している方
ワーファリン(ワルファリン)やその他の血液を固まりにくくする薬(抗凝固薬・抗血小板薬)を服用している方は、注射後に出血しやすい状態にあります。接種自体は可能な場合が多いですが、接種後の圧迫をしっかり行うなどの対応が必要なため、事前に医師に申告してください。
🎯 副作用が出たときの対処法
ワクチン接種後に副作用が現れた場合、どのように対処すればよいかを事前に知っておくと安心です。多くの副作用は軽度で自然に改善しますが、症状に応じた適切な対応が大切です。
⚡ 注射部位の痛み・腫れへの対処法
注射部位の痛みや腫れに対しては、冷やすことが効果的です。清潔なタオルに包んだ保冷剤や冷たいタオルを当てることで、炎症を抑えて痛みを和らげることができます。ただし、冷やしすぎには注意が必要で、直接冷たいものを皮膚に当てると凍傷になる恐れがあります。また、接種部位をむやみに揉んだり触ったりすることは避けましょう。腫れや赤みは通常3〜5日以内に改善します。
痛みが強い場合は、市販の解熱鎮痛剤(アセトアミノフェンなど)の使用が選択肢となりますが、服用する前に医師や薬剤師に相談することが望ましいです。他の薬との相互作用がある場合もあります。
🌟 発熱への対処法
接種後に発熱が見られる場合は、水分を十分に摂り、安静にすることが基本です。38℃以上の発熱や、高熱が続く場合は解熱剤の使用を検討してもよいでしょう。ただし、解熱剤の種類によってはワクチンの効果に影響を与える可能性が指摘されています。アセトアミノフェン(カロナールなど)は比較的安全とされていますが、使用前に医師に確認することをお勧めします。
また、発熱時には体が熱を産生しているため、無理に厚着をして汗をかかせる必要はありません。室温を快適に保ち、涼しくして過ごすことが重要です。
💬 倦怠感・頭痛・筋肉痛への対処法
全身の倦怠感や頭痛、筋肉痛には十分な休息が最善の対策です。接種翌日に体調が優れない場合は、無理をせず仕事や活動を控えることが回復を早めます。シングリックスの接種後は翌日に仕事を休めるよう、接種日程を計画的に設定することが理想的です。特に2回目の接種後はこれらの症状が強くなりやすいため、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
✅ 医療機関への相談が必要な場合

以下のような症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
接種後30分以内に息苦しさ、じんましん、顔のむくみ、急激な血圧低下などアナフィラキシーを疑う症状が現れた場合は、直ちに医療機関に連絡し、緊急対応を求めてください。接種後しばらくは医療機関内や近くに待機することが推奨されているのはこのためです。
また、接種後数日以上経過しても発熱や症状が改善しない場合、注射部位が化膿した場合、皮疹が広範囲に広がった場合なども受診が必要です。これらは稀なケースですが、早めに対処することで重篤化を防ぐことができます。
Q. ワクチン接種後の副作用にはどう対処すればよいですか?
注射部位の痛みや腫れには、タオルで包んだ保冷剤で冷やすことが効果的です。発熱時は十分な水分補給と安静が基本で、必要に応じてアセトアミノフェンの使用を検討します。倦怠感や筋肉痛には十分な休息が最善策です。接種後30分以内に息苦しさや顔のむくみなどアナフィラキシーを疑う症状が現れた場合は、直ちに医療機関へ連絡してください。
💡 接種前に確認しておきたいこと
帯状疱疹ワクチンを安全に接種するために、事前に確認しておくべきことがいくつかあります。接種前のチェックリストとして参考にしてください。
📝 かかりつけ医への相談
慢性疾患(糖尿病、高血圧、心臓病、腎臓病、自己免疫疾患など)を持つ方は、かかりつけ医に相談してからワクチンを接種することが勧められます。使用中の薬との相互作用や、接種のタイミングについて専門的なアドバイスをもらうことができます。
🔸 接種前の体調管理
接種当日は体調が良好であることを確認してください。睡眠不足や過度の疲労は免疫力を低下させ、副作用が出やすくなる可能性があります。接種前日は十分な睡眠を取り、接種当日は朝食を済ませてから来院することが望ましいです。また、接種後の副作用に備えて、接種当日の予定はできるだけ軽いものにしておくと安心です。
⚡ 服薬状況の確認
現在服用中の薬があれば、接種前に必ず医師に申告してください。免疫抑制薬、抗がん剤、抗凝固薬、ステロイド薬などを使用している場合は、ワクチンの種類や接種のタイミングについて医師の判断が必要です。市販薬やサプリメントについても同様に伝えることが大切です。
🌟 過去のワクチン接種歴の確認
以前に水痘(水ぼうそう)のワクチンを接種したことがある方や、過去に帯状疱疹を発症したことがある方でも、帯状疱疹ワクチンの接種は有効とされています。ただし、接種の間隔や適切なワクチンの種類については医師に相談してください。
他のワクチン(インフルエンザワクチン、新型コロナウイルスワクチンなど)との接種間隔についても確認が必要です。一般的に不活化ワクチン同士は間隔を空けずに接種できる場合がありますが、医師の指示に従うことが大切です。
💬 接種後の生活について
接種当日は激しい運動や大量の飲酒は避けることが推奨されています。入浴については、接種部位を強くこすらない限り問題ないとされていますが、接種直後の長時間の入浴や温泉は控えた方が無難です。
接種後に副作用が現れた場合の対応として、近くに医療機関があるか確認しておくことや、解熱鎮痛剤を手元に準備しておくことも良いでしょう。1人暮らしの方は、接種後に体調が悪化した場合の連絡先を確認しておくことも重要です。
✅ 費用と自治体の助成制度の確認
帯状疱疹ワクチンは自費診療が基本ですが、2024年4月からの定期接種化に伴い、多くの自治体で費用助成が導入されています。お住まいの自治体の助成制度を事前に確認し、必要な書類や手続きを把握しておくとスムーズに接種を受けることができます。助成対象年齢や助成額は自治体によって異なるため、自治体のホームページや窓口で確認することをお勧めします。
📝 ワクチンの選択について
生ワクチンとシングリックスの選択は、費用、副作用の許容度、予防効果の期待値、自分の健康状態などを総合的に考慮して行う必要があります。費用負担を抑えたい場合は生ワクチン、高い予防効果と長期的な免疫持続を求める場合はシングリックスという選択になることが多いです。担当医と十分に相談し、自分に合ったワクチンを選ぶことが大切です。
👨⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】
高桑康太 医師(当院治療責任者)より
「帯状疱疹ワクチンの接種を希望される患者様から「副作用が心配で踏み切れない」というご相談を多くいただきますが、特にシングリックス接種後の副作用は、事前にしっかりと説明を受けておくことで安心して対処いただけるケースがほとんどです。最近の傾向として、2回目接種後の翌日に仕事の予定を入れてしまい、倦怠感や筋肉痛でつらい思いをされる方が一定数いらっしゃいますので、接種日程はぜひ余裕を持って計画されることをお勧めします。」
📌 よくある質問
ほとんどの副作用は数日以内に自然に改善します。注射部位の痛みや腫れは3〜5日、発熱・倦怠感・筋肉痛などの全身症状は2〜3日程度で回復するケースが一般的です。ただし、症状が長引く場合や重篤な反応が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
生ワクチンの方が副作用の頻度・程度ともに少ない傾向があります。一方、シングリックスはアジュバント(免疫増強剤)を含むため、接種者の70〜80%以上に注射部位の痛みが、約60〜80%に何らかの全身症状が現れます。
1回目の接種によって体内にすでに免疫記憶が形成されているため、2回目の接種でより強い免疫反応が引き起こされるためです。特に発熱・倦怠感・筋肉痛が強く出る傾向があります。接種翌日に休息が取れるよう、日程に余裕を持って計画することが大切です。
発熱時は十分な水分補給と安静が基本です。38℃以上の発熱が続く場合は、アセトアミノフェン(カロナールなど)の使用が比較的安全とされています。ただし、解熱剤の種類によってはワクチンの効果に影響する可能性もあるため、服用前に医師や薬剤師へ相談することをお勧めします。
ワクチンの種類によって異なります。生ワクチンは免疫抑制薬の使用者や血液疾患のある方には接種禁忌です。一方、シングリックス(不活化ワクチン)は生きたウイルスを使用しないため、免疫が低下している方にも使用できる場合があります。ご自身の状態に合った接種可否については、医師にご相談ください。
✨ まとめ
帯状疱疹ワクチンの副作用についてまとめると、以下のポイントが重要です。
帯状疱疹ワクチンには生ワクチンとシングリックス(不活化ワクチン)の2種類があり、それぞれ副作用の頻度や程度が異なります。生ワクチンは比較的副作用が少ない傾向がありますが、シングリックスは高い予防効果と引き換えに、注射部位の痛み・腫れや発熱・倦怠感といった副作用が出やすいとされています。特にシングリックスの2回目接種後は副作用が強く出ることがあるため、接種日程を計画的に設定することが大切です。
副作用のほとんどは数日以内に自然に改善しますが、アナフィラキシーなど重篤な反応が起こることも稀にあります。接種後30分程度は医療機関で様子を観察することが推奨されています。副作用が出た場合は、安静を保ち、必要に応じて解熱鎮痛剤を使用することが基本的な対処法です。症状が長引く場合や重篤な症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
帯状疱疹は一度発症すると強い痛みが長期にわたって続くことがあり、生活の質に大きな影響を与える疾患です。ワクチンによる予防効果は副作用のリスクを大きく上回るとされており、50歳を過ぎたらワクチン接種を検討することを専門家も推奨しています。副作用が心配な場合は、医師に相談しながら自分に合った接種方法を選択することが重要です。帯状疱疹ワクチンについて気になることや不安なことがあれば、ぜひ医療機関に相談してみてください。
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📚 参考文献
- 厚生労働省 – 帯状疱疹ワクチンの定期接種化(2024年度~)に関する情報、接種対象年齢・費用助成・接種スケジュールの根拠として参照
- 国立感染症研究所 – 水痘・帯状疱疹ウイルスの疫学、生ワクチン・シングリックスの有効性・副反応データ、免疫抑制者への接種可否に関する情報の根拠として参照
- CDC(米国疾病予防管理センター) – シングリックスの臨床試験における副作用頻度(注射部位反応70~80%・全身症状60~80%)、2回目接種後の副作用増強メカニズム、アナフィラキシー対応など具体的な副作用データの根拠として参照