当院はハイドラフェイシャルHFX認定施設として登録されています
『ハイドラフェイシャル公式トレーニング』を受講した認定スタッフが公式トリートメント技術をスタッフへ指導し、安心・安全でより効果的な治療を行っています。
毛穴のつまりや角栓の原因とは?クリニックによる5つの治療で改善できる
「毛穴がつまって肌がザラザラしている」
「毛穴が黒ずんでいる」
などと、鼻や小鼻にできた角栓のつまりや、毛穴の黒ずみに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
毛穴のつまりはセルフケアでも改善できますが、より高い効果を実感したいのであればクリニックの治療を受けることがポイントです。
自己判断で毛穴の状態に合わせた正しいケアを行うのは難しく、かえって状況が悪化する可能性もあります。
本ページでは毛穴のつまりの原因や改善法、クリニックによる治療の種類などを解説していきます。毛穴のつまりでお悩みの方は、ぜひご一読ください。
目次
毛穴のつまりの原因とは?角栓ができる仕組みを解説
毛穴のつまりの原因は、毛穴から分泌される皮脂と古い角質が混ざりあったことでできる「角栓」です。毛穴につまった角栓は色素沈着を引き起こしたり、ニキビの原因になったりするので早めの対処を心がけましょう。角栓ができる要因は次の5つです。
- 皮脂の過剰分泌
- ターンオーバーの乱れ
- メイクなどの汚れ
- 乾燥
- 加齢による毛穴の広がり
それぞれの要因について角栓ができる仕組みを詳しく解説します。
1.皮脂の過剰分泌
皮脂の分泌量が多い方は、毛穴のつまりが発生しやすい傾向があります。
皮脂の分泌量は個人差がありますが、生活習慣等によってホルモンバランスが崩れると皮脂量が増えます。
また、過剰な洗顔も皮脂の分泌量が増える原因の一つです。皮脂が過剰に洗い流されると、肌の乾燥につながり、肌は皮脂の分泌量を増やして乾燥を和らげようとするので、過剰な皮脂分泌を引き起こします。
そのほか、糖質や脂質の過剰摂取でも皮脂の量は増えるので、食生活にも注意する必要があります。
2.ターンオーバーの乱れ
肌の表面を覆う角質は日々生まれ変わっており、このサイクルを「ターンオーバー」と呼びます。
角質は水分を保持したり刺激から守ったりする役割を持っています。ターンオーバーのスピードが早すぎると、作られた角質は未成熟のまま、肌の表面に押し上げられることになります。
未成熟な角質はなかなか剝がれ落ちないため、角栓として古いものが溜まっていき、毛穴のつまりが起きやすくなります。
ターンオーバーの乱れを引き起こす要因は、加齢や肌の乾燥のほか、睡眠不足やストレスといった生活習慣によるものがあります。
十分なスキンケアと生活習慣の改善を心がければ、ターンオーバーのサイクルを正常化することが可能です。
3.メイクなどの汚れ
メイクなどの汚れは古い角質と混ざりあい、毛穴のつまりを引き起こします。
角質が反応するのはメイクの油分なので、ファンデーションをきちんと落とせていないと、毛穴がつまる原因になりやすいです。
また汗などで落ちにくい「ウォータープルーフタイプ」の日焼け止めも肌に残りやすいです。
自分ではきれいに洗顔やクレンジングをしたつもりでも、肌に汚れが残っている可能性があります。
日々の洗顔やクレンジングがおろそかになりがちだったり、クレンジングをしてもメイクを落としきれていなかったりする方は、毛穴がつまりやすくなります。
4.乾燥
肌の乾燥は毛穴のつまりを引き起こします。
乾燥で皮膚が硬くなると毛穴周りの柔軟性が失われ、角質や余分な皮脂などの出口を塞いでしまう可能性が高いです。
そのため皮脂の分泌量が多くなくても、皮脂が蓄積しやすくなり毛穴つまりの原因となります。
他にも乾燥肌の場合、ターンオーバーで剥がれ落ちた角質が毛穴をつまらせる可能性があります。
5.加齢による毛穴の広がり
肌を形成するコラーゲンやエラスチンが加齢によって減少すると、肌のたるみが進行して毛穴が下に伸びていきます。
楕円形に伸びた毛穴は、角質がつまりやすいです。
たるみ毛穴がさらに進行すると近くの毛穴同士がつながり、しわのように見えることがあります。
毛穴の広がりの進行を止めるには保湿力やハリ、弾力などをサポートする成分をスキンケアで補う必要があります。
毛穴のつまり(角栓)は白色から黒色に変化する
角栓ができた当初は毛穴が白く見えますが、進行すると皮脂が空気に触れて酸化し、黒ずんで見えるようになります。
毛穴のつまりが白色から黒色に変化している場合はより改善が難しくなるので、早急な対策が必要です。
黒い毛穴は長時間にわたって皮脂や古い角質がたまっている状態なので、雑菌が繁殖しやすくニキビができる要因にもなります。
毛穴の黒ずみが起きやすい部位は、鼻の頭や小鼻です。鼻の頭や小鼻は皮脂量が多いため、皮脂や角質がたまる可能性が高く、黒く見えやすくなります。
角栓による黒ずみを防ぐには、肌を清潔に保つことが重要です。洗顔やクレンジングを丁寧に行い、皮脂や肌の汚れをしっかりと落としましょう。
毛穴のつまりはセルフケアで改善できる?クリニックの受診もご検討を
毛穴の汚れを取り除くには洗顔の習慣を見直すことが重要です。洗顔料はしっかりと泡立て、肌と手が触れないように泡のバリアを作り、丁寧に洗いましょう。
洗顔剤をすすぐ際は皮脂まで洗い流すことがないよう、人肌程度のぬるま湯を使うようにしましょう。
セルフケアの方法として、毛穴のつまりにアプローチできる酵素洗顔や毛穴パックなどもあります。ただし、刺激が強すぎるケアは毛穴のつまりに対してかえって逆効果になるので注意が必要です。
また毛穴へのスキンケアにおいて、次の行為はNG行為です。
- 指で角栓を押し出す
- 吸着力が強すぎるパックを使う
- 洗顔時にゴシゴシとこする
- 保湿ケアを疎かにする
毛穴のつまりは自己判断で対処すると、さらに状況が悪化する危険があります。毛穴の詰まりを改善するにはどうしたら良いか迷った時は、クリニックへ相談しましょう。
毛穴のつまりを改善できるアイシークリニックの5つの治療法
当院で実施している、毛穴のつまりを改善できる治療法は次の5つです。
- ダーマペン
- ICON
- ピーリング
- フラクショナルレーザー
- QスイッチYAGレーザー
各治療法で毛穴のつまりを改善するメカニズムやメリット、注意点などを解説します。
1.ダーマペン
ダーマペンは極細針を使用して肌に穴を空けることで、肌の再生力を促進させる治療法です。
ダーマペンは肌の再生の促進と同時に、過剰な皮脂の分泌と炎症を抑える効果が期待できます。そのため、皮脂の過剰分泌によって引き起こされるニキビやニキビ跡(クレーター)の減少にもつながります。
また、肌が新しくなる過程でたまった角栓が排出されるので、毛穴の引き締め効果も得られる点が特徴です。
ただし、数週間ほど期間を空けながら、5回程度治療を受ける必要があります。効果を実感するまで時間がかかる点に注意が必要です。
ダーマペンの詳細を知りたい方は次のページをご確認ください。
ダーマペンで肌質改善!効果はいつから出る?3つの特徴や施術方法を解説!
2.ICON
ICONとは、さまざまな肌の悩みを改善する治療法「フォト治療」を行える治療機器です。
「IPL」と呼ばれる特殊なライトを肌に照射して、メラニン色素やヘモグロビンに作用させ、毛穴のつまりをはじめとした肌トラブルを改善できます。
ICONの光を当てるとコラーゲンの生成が促されるので、加齢によって開いた毛穴を細くする効果が期待でき、角質のつまりを防ぐことが可能です。
ただし、ICONは照射後に痛みを感じる場合があったり、妊婦や皮膚に炎症がある方は治療を受けられなかったりするので注意が必要です。事前に副作用やデメリットを把握した上で、治療を検討しましょう。
ICONの詳細を詳しく知りたい方は次のページをご確認ください。
フォト治療(ICON)でシミやニキビ跡を治そう!その効果や特徴、注意点も解説!
3.ピーリング
ピーリングとは、薬剤を肌に塗布して古い角質を除去する治療法です。
ピーリングは肌の表皮を剥がして肌表面の古い角質を取り除けるので、皮脂や角栓が詰まった毛穴を改善できます。
角質を柔らかくしてから表皮を剥がしていくので、強い痛みや出血などはほとんど起こりません。
ピーリングでは毛穴の汚れも取り除けるので、きめ細やかでツヤのある肌にできる可能性も高いです。
ビーリングの詳細を知りたい方は次のページをご覧ください。
ピーリングとは?イオン導入・コラーゲンピールとの相乗効果も解説!
4.フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは体の修復機能を利用してコラーゲンを増殖させ、肌の若返りを促す治療法です。
レーザーの光で毛穴につまった皮脂や古い角質を取り除けるため、肌質の改善につながります。
当院のフラクショナルレーザーは出力が高いアブレイティブタイプと、低出力でダウンタイムが短いノンアブレイティブタイプに分かれます。
治療の注意点は、まれに色素沈着が生じることです。しかし時間の経過とともに、色素沈着は徐々に薄れていきます。
フラクショナルレーザーの詳細が知りたい方は次のページをご覧ください。
フラクショナルレーザーとは?傷跡や毛穴の改善など期待できる3つのスキンケア効果
5.QスイッチYAGレーザー
QスイッチYAGレーザーとは、しみやそばかすなどの色素沈着を改善する医療機器です。
Qスイッチには、高出力で連続照射が可能なYAGレーザーと、しみの除去に優れた効能を示すルビーレーザーの2種類があります。
QスイッチYAGレーザーの光は色素沈着のほか、毛穴の引き締めやニキビを改善させる効果も見込めます。毛穴を引き締めることで角栓がつまりにくくなり、きめ細かな綺麗な肌へと近づけることが可能です。
体質や症状によって治療に必要な回数は異なるので、まずはお気軽に当院へご相談ください。QスイッチYAGレーザーの詳細は次のページで紹介しています。
QスイッチYAGレーザー(スペクトラ)とは?肝斑除去など3つの効果と治療後の経過
毛穴のつまりに関するよくある質問
毛穴のつまりに関するよくある質問をまとめました。
Q.鼻の毛穴がつまりやすいのはなぜですか?
鼻の毛穴がつまりやすいのは、他の部位よりも皮脂腺のはたらきが活発で、ターンオーバーが乱れやすいためです。
鼻の周辺は皮脂の分泌量が多くなるため、角栓が毛穴をふさぐ確率も高いです。
また鼻の毛穴がつまりやすいのは、尖った形状も関係しています。洗顔や化粧水の効果がすみずみまで行き届きにくいので、ターンオーバーが乱れやすくなります。
Q.毛穴のつまりの角栓とニキビは同じものですか?
毛穴にできた角栓とニキビは同じものではありません。
角栓は皮脂の分泌量が多く毛穴が大きい箇所にできやすいですが、ニキビは皮脂が多く毛穴が小さい箇所に現れます。
また角栓は炎症になりにくく、毛穴の出口は完全には塞がりません。一方でニキビは毛穴が閉じている状態で、アクネ菌などが角栓を食べることで発生します。
角栓による毛穴のつまりとニキビは別々のものですが、クリニックではどちらの治療にも対応しています。
Q.洗顔後に角栓が目立つのはなぜですか?
洗顔後、特にお風呂上りなどに、角栓が原因の白いぶつぶつが発生している場合があります。
洗顔後に角栓が目立つのは、毛穴に詰まっていた角栓が水分を吸収し、ふやけて白くなるためです。
洗顔後は根本から角栓を取り除きやすい状況でもあります。
毛穴の詰まりを改善するならアイシークリニックへ
毛穴のつまりは、古い角質が角栓となって溜まることなどが原因で起こります。
セルフケアで毛穴のつまりを綺麗に取り除くことは難しいため、毛穴の改善のために、クリニックでの治療も検討してみてください。
当院では毛穴のつまりを改善する治療法として、以下の5つを用意しています。
- ダーマペン
- ICON
- ピーリング
- フラクショナルレーザー
- QスイッチYAGレーザー
複数の方法から選べるので、毛穴の状態に合った治療を受けていただくことが可能です。毛穴のつまりをなくしたいとお悩みなら、ぜひお気軽に当院へご相談ください。