ニキビ跡にレーザー治療は効果的?種類・効果・費用を徹底解説

「ニキビが治ったのに、跡が残ってずっとコンプレックス…」
そんな悩み、もう終わりにしませんか?

💬 市販のスキンケアで全然変わらない…と感じているなら、それは当然かもしれません。ニキビ跡は皮膚の深い層にダメージが残っているため、市販品では届かない層へのアプローチが必要だからです。

この記事を読めば、自分のニキビ跡に合った最適なレーザー治療がわかります。読まずにいると、合わない治療にお金と時間を無駄にするリスクがあります。

🔸 赤み・色素沈着・クレーター、ニキビ跡の種類ごとに効くレーザーは違う
🔸 費用・回数・ダウンタイムのリアルな目安をわかりやすく解説
🔸 自分に向いている治療・向いていない治療が一目でわかる


目次

  1. ニキビ跡の種類と原因を知ろう
  2. ニキビ跡にレーザー治療が有効な理由
  3. ニキビ跡に使われる主なレーザーの種類
  4. ニキビ跡の種類別・おすすめのレーザー治療
  5. レーザー治療の流れと施術当日の注意点
  6. レーザー治療後のダウンタイムとアフターケア
  7. レーザー治療の費用と回数の目安
  8. レーザー治療が向いている人・向いていない人
  9. レーザー以外のニキビ跡治療との組み合わせ
  10. クリニック選びのポイント
  11. まとめ

📌 この記事のポイント

ニキビ跡は「赤み・色素沈着・クレーター」の3種類に分類され、それぞれに適したレーザー治療が異なる。赤みには血管系レーザー、色素沈着にはピコレーザー、クレーターにはフラクショナルCO2レーザーが有効で、複数回の施術と適切なアフターケアにより改善が期待できる。

💡 1. ニキビ跡の種類と原因を知ろう

ニキビ跡への適切な治療を選ぶためには、まず自分のニキビ跡がどの種類に当たるかを理解することが大切です。ニキビ跡は大きく分けて「赤み(紅斑)」「色素沈着(茶色い跡)」「クレーター(凹凸)」の3種類に分類されます。それぞれ原因が異なり、適した治療法も変わってきます。

✅ 赤みのあるニキビ跡(紅斑)

ニキビが炎症を起こしている段階、または炎症が収まった後も毛細血管が拡張したまま残っている状態が「赤み」として見えます。炎症が強ければ強いほど、毛細血管への影響も大きくなり、赤みが長期間残る傾向があります。通常は時間の経過とともに薄くなっていきますが、体質や肌の状態によっては数か月から数年単位で残り続けることもあります。

📝 色素沈着のあるニキビ跡(茶色い跡)

ニキビの炎症が治まった後、肌がメラニン色素を過剰に生成することで茶色や黒ずんだ色として残るのが色素沈着です。紫外線を浴びることで悪化しやすく、濃くなることもあります。炎症後色素沈着(PIH:Post-Inflammatory Hyperpigmentation)とも呼ばれ、特にメラニン生成が活発なタイプの肌に出やすい傾向があります。肌の表面にある余分なメラニンを除去することが治療の基本となります。

🔸 クレーター(凹凸・陥没)のあるニキビ跡

ニキビが深く進行し、皮膚の真皮層にあるコラーゲン組織が破壊されることで皮膚が陥没し、凸凹した状態になるのがクレーターです。炎症が強かったニキビほど跡が残りやすく、自然に改善することはほとんどありません。クレーターにはいくつかの形があり、「アイスピック型(針で刺したような深い穴)」「ボックスカー型(底が平らで縁がはっきりしている)」「ローリング型(波状の緩やかな凹み)」などに分類されます。形状によって適した治療法が異なります。

このように、ニキビ跡は一口に言っても種類がさまざまです。自分の肌状態をしっかり把握した上で、適切な治療を選ぶことが改善への近道となります。

Q. ニキビ跡の種類と、それぞれに適したレーザーの種類は?

ニキビ跡は「赤み・色素沈着・クレーター」の3種類に分類されます。赤みには血管に作用するロングパルスNd:YAGレーザーやパルスダイレーザー、色素沈着にはピコレーザーやQスイッチレーザー、クレーターにはフラクショナルCO2レーザーやエルビウムYAGレーザーがそれぞれ有効です。

📌 2. ニキビ跡にレーザー治療が有効な理由

なぜニキビ跡の治療にレーザーが用いられるのでしょうか。レーザーは特定の波長を持つ光エネルギーを肌に照射し、ターゲットとなる組織に選択的に作用します。皮膚の表面に傷をほとんど与えずに、深部の組織に働きかけることができます。

ニキビ跡の治療においては、主に次のような働きが期待されます。まず、メラニン色素や拡張した毛細血管にレーザーを当てることで、色素沈着や赤みを目立たなくすることができます。次に、真皮層にある線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの産生を促進し、クレーターを改善していきます。また、古い角質や表皮ごと取り除く「アブレーション(剥削)」の効果を持つレーザーもあり、肌のターンオーバーを促して新しい皮膚の再生を助けます。

スキンケアや内服薬と比べても、レーザー治療は深部への直接的なアプローチが可能なため、長年悩んできた頑固なニキビ跡にも一定の効果が見込めます。ただし、1回の治療で劇的に改善するわけではなく、複数回の施術を重ねることで効果が積み重なっていくのが一般的です。

✨ 3. ニキビ跡に使われる主なレーザーの種類

ニキビ跡の治療に用いられるレーザーには、さまざまな種類があります。それぞれの特性や得意とする症状について理解しておきましょう。

⚡ フラクショナルレーザー(フラクセル・スカーレットなど)

フラクショナルレーザーは、レーザーの照射を非常に細かい点状(マイクロビーム)に分割して皮膚に照射する技術です。照射された部位は微細な熱傷が生じますが、周囲の正常な皮膚組織は温存されるため、回復が早いという特徴があります。真皮層のコラーゲン生成を促進する効果があり、クレーターや肌の凹凸改善に高い効果を発揮します。アブレーティブ(蒸散型)とノンアブレーティブ(非蒸散型)の2タイプがあり、アブレーティブは効果が高い反面ダウンタイムが長く、ノンアブレーティブはダウンタイムが短い代わりに複数回の施術が必要なことが多いです。

🌟 Qスイッチレーザー・ピコレーザー

Qスイッチレーザーとピコレーザーは、いずれも色素病変(シミ・色素沈着)に対して特に高い効果を発揮するレーザーです。Qスイッチレーザーはナノ秒(10億分の1秒)という極めて短いパルス幅でレーザーを照射し、メラニン色素を破壊します。ピコレーザーはさらに短いピコ秒(1兆分の1秒)単位で照射するため、周囲組織へのダメージが少なく、色素沈着に対して効率よく作用します。また、ピコレーザーには色素への作用に加えてフラクショナル照射モードも持つ機種があり、クレーター改善にも対応できるものもあります。

💬 炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)

炭酸ガスレーザーは、水分に吸収されやすい波長(10,600nm)を持ち、皮膚表面の組織を蒸散・除去するアブレーティブレーザーの代表格です。皮膚の表面を削り取ることで、凸凹したクレーターを物理的に平坦化する効果があります。効果は高いですが、施術後に赤みや皮むけが続くダウンタイムが比較的長いことが特徴です。点状に照射するフラクショナルCO2レーザーとして使用されることが多く、全面照射タイプに比べてダウンタイムを軽減しながらクレーター改善を目指せます。

✅ ロングパルスNd:YAGレーザー・ダイレーザー(血管病変向け)

赤みのあるニキビ跡(紅斑)に対しては、血管に選択的に作用するレーザーが効果的です。ロングパルスNd:YAGレーザー(波長1064nm)やダイレーザー(波長595nm)は、ヘモグロビン(血液の赤色成分)に吸収されやすい波長を持ち、拡張した毛細血管を選択的に収縮・破壊することで赤みを改善します。血管系の病変に特化したレーザーであるため、周囲の正常組織へのダメージが少なく、比較的ダウンタイムが短いのが特徴です。

📝 エルビウムYAGレーザー

エルビウムYAGレーザー(波長2940nm)は、炭酸ガスレーザーと同様にアブレーティブなレーザーで、皮膚の表面を蒸散させる効果があります。炭酸ガスレーザーと比べて熱によるダメージが少なく、より精密なコントロールが可能なため、深いクレーターの治療に用いられることがあります。ダウンタイムは炭酸ガスレーザーよりやや短めですが、やはり施術後のケアが重要です。

Q. ニキビ跡のレーザー治療は何回受ければ効果が出ますか?

ニキビ跡のレーザー治療に必要な回数は症状の種類と程度によって異なります。色素沈着や赤みは3〜5回程度が目安ですが、クレーターは深さや範囲によって5〜10回以上必要なケースも多くあります。施術間隔は1〜3か月程度空けながら、肌の状態を確認しつつ進めるのが一般的です。

🔍 4. ニキビ跡の種類別・おすすめのレーザー治療

ニキビ跡の種類に応じて、適したレーザーは異なります。自分のニキビ跡に合ったアプローチを理解することで、より効果的な治療が期待できます。

🔸 赤みのあるニキビ跡には

拡張した毛細血管が原因の赤みには、血管に選択的に作用するロングパルスNd:YAGレーザーやパルスダイレーザー(PDL)が効果的です。これらのレーザーは血管を標的とし、赤みを目立たなくします。また、フラクショナルレーザーも赤みに対してある程度の効果が期待できます。ダウンタイムが比較的短い点も、赤みの治療においてはメリットのひとつです。

⚡ 色素沈着のあるニキビ跡には

茶色く残る色素沈着には、ピコレーザーやQスイッチレーザーが適しています。これらのレーザーはメラニン色素に直接作用し、色素を粉砕・分解することで沈着を改善します。肌のトーンが全体的に均一になる効果も期待でき、複数回の施術を重ねることでより明確な改善が見られます。なお、色素沈着に対してはレーザー治療と並行して美白外用薬(ハイドロキノンなど)を用いることで、相乗効果が期待できることもあります。

🌟 クレーター(凹凸)のあるニキビ跡には

皮膚の陥没や凹凸には、フラクショナルCO2レーザーやフラクショナルエルビウムYAGレーザーが特に有効です。これらのレーザーは真皮層への熱刺激によってコラーゲンの再生を促し、クレーターを内側から持ち上げるように改善していきます。アイスピック型のような深いクレーターは複数回の治療が必要になることが多く、ボックスカー型やローリング型は比較的改善しやすいとされています。ピコレーザーのフラクショナルモードもクレーター改善に用いられることがあります。

💬 複合的なニキビ跡には

赤み・色素沈着・クレーターが混在している場合は、複数のレーザーを組み合わせる治療計画が立てられることもあります。担当医師が肌の状態を総合的に判断し、最適な組み合わせを提案してくれます。段階的に複数の治療を行うことで、それぞれの問題に対して効率よくアプローチすることができます。

💪 5. レーザー治療の流れと施術当日の注意点

レーザー治療を受ける際には、施術当日までの準備と当日の流れを事前に把握しておくと安心です。一般的なクリニックでの流れを紹介します。

✅ カウンセリング・診察

初回は必ずカウンセリングと診察が行われます。医師が肌の状態(ニキビ跡の種類・深さ・分布)を確認し、最適な治療法を提案します。過去の治療歴やアレルギー歴、服用中の薬なども確認されます。このタイミングで疑問点や不安なことはしっかり質問しておきましょう。

📝 施術前の注意事項

施術前には、日焼けをしないことが特に重要です。日焼けした肌にレーザーを照射すると色素沈着などの副作用が出やすくなるため、施術の数週間前から紫外線対策を徹底する必要があります。また、施術部位のスキンケアについても医師の指示に従い、刺激の強い化粧品の使用を控えることが求められる場合があります。

🔸 施術当日の流れ

施術当日は、洗顔後にメイクを落とした状態でクリニックを受診します。施術部位に麻酔クリームを塗布してしばらく置いた後(種類によっては不要なこともあります)、レーザーを照射します。施術時間は治療範囲や使用するレーザーによって異なりますが、顔全体で15〜30分程度が目安です。照射中はゴムで弾かれるような感覚や軽い熱感を感じることがありますが、麻酔クリームによって痛みはかなり軽減されます。施術後は赤みや熱感があることが多く、クールダウン処置が行われることが一般的です。

⚡ 施術当日の帰宅後の注意点

施術後は皮膚がデリケートな状態になっています。当日の入浴は軽いシャワー程度に留め、施術部位を強く擦らないように注意しましょう。UVケアはとくに重要で、施術後は紫外線を受けやすい状態になっているため、外出時には必ず日焼け止めを使用してください。施術当日から翌日にかけての激しい運動や飲酒も、血行促進による炎症悪化につながるため控えるようにしましょう。

🎯 6. レーザー治療後のダウンタイムとアフターケア

レーザー治療では、使用するレーザーの種類によってダウンタイム(治療後に日常生活に支障をきたす期間)が異なります。事前に把握した上でスケジュールを調整することが大切です。

🌟 各レーザーのおおよそのダウンタイム

ピコレーザーやQスイッチレーザーは比較的ダウンタイムが短く、施術後数日で赤みが落ち着くことがほとんどです。ノンアブレーティブのフラクショナルレーザーは3〜7日程度の赤みや浮腫みが出ることがあります。アブレーティブなフラクショナルCO2レーザーやエルビウムYAGレーザーは、施術後1〜2週間は赤みや皮むけが続くことがあり、社会復帰に時間がかかることも少なくありません。

💬 ダウンタイム中に起こりやすい症状

ダウンタイム中に見られる主な症状としては、赤み・腫れ・熱感・皮むけ・かさぶた形成などがあります。これらは回復の過程で起こる正常な反応ですが、むやみに剥がしたり触ったりしないよう注意が必要です。かさぶたを無理に取ると色素沈着や傷跡の原因になることがあります。

✅ アフターケアのポイント

レーザー治療後は、十分な保湿と紫外線対策がアフターケアの基本です。乾燥は回復を遅らせるだけでなく、色素沈着を悪化させる原因にもなります。クリニックから処方された保湿剤や外用薬を正しく使用し、自己判断で市販の刺激が強いスキンケア製品を使用することは避けましょう。日焼け止めは治療後の数か月間は特に念入りに使用し、紫外線をしっかりブロックすることが重要です。

また、施術後に予期しない症状(強い痛み・極度の腫れ・感染の兆候など)が現れた場合は、自己判断せずに早めにクリニックに連絡・受診するようにしましょう。

Q. ニキビ跡のレーザー治療後のダウンタイムはどのくらい?

ダウンタイムの長さは使用するレーザーの種類によって異なります。ピコレーザーやQスイッチレーザーは数日程度で赤みが落ち着くことが多い一方、フラクショナルCO2レーザーなどアブレーティブタイプは赤みや皮むけが1〜2週間続く場合があります。施術前にスケジュールを調整しておくことが大切です。

💡 7. レーザー治療の費用と回数の目安

ニキビ跡のレーザー治療は、原則として保険が適用されない自由診療です。費用はクリニックや使用する機器、治療範囲によって大きく異なりますが、一般的な目安を紹介します。

📝 費用の目安(1回あたり)

ピコレーザー(顔全体)は1回あたり3万円〜8万円程度が目安です。Qスイッチレーザーは1〜3万円程度と比較的リーズナブルな場合が多いです。フラクショナルCO2レーザーは1回あたり3万円〜10万円前後と幅があり、使用する機器やクリニックによって価格帯が異なります。複数回のコースを組むことで1回あたりの費用が割安になるコース料金を設けているクリニックも多くあります。

🔸 必要な施術回数の目安

色素沈着(茶色い跡)に対するピコレーザーやQスイッチレーザーは、軽度であれば3〜5回程度で改善が見られることがあります。赤みに対する血管系レーザーも同様に3〜5回が一般的な目安です。クレーターに対するフラクショナルレーザーは、深さや範囲によりますが5〜10回以上の施術が必要になるケースが多く、特に深いアイスピック型のクレーターは改善に時間がかかります。施術の間隔は1〜3か月程度空けることが一般的で、肌の状態を見ながら進めていきます。

⚡ トータルコストの考え方

1回の施術費用だけでなく、必要な回数や期間を踏まえてトータルのコストを考えることが重要です。また、保険適用外のため全額自己負担となりますが、医療費控除の対象となる場合もありますので、確定申告時に検討してみましょう。費用の面で不安がある場合は、初回カウンセリング時に医師や担当スタッフに相談し、自分の予算に合った治療計画を立ててもらうことをおすすめします。

📌 8. レーザー治療が向いている人・向いていない人

レーザー治療はニキビ跡に対して高い効果が期待できる治療法ですが、すべての人に向いているわけではありません。自分に適した治療かどうかを事前に把握しておきましょう。

🌟 レーザー治療が向いている人

市販品やスキンケアでは改善できなかった頑固なニキビ跡に悩んでいる方、短期間で効果を出したいと考えている方、クレーターや色素沈着など深刻なニキビ跡がある方などは、レーザー治療の恩恵を受けやすいといえます。また、肌のトーンアップやきめ細かさの改善も同時に期待できるため、総合的な肌質改善を望む方にも適しています。

💬 レーザー治療が向いていない人・注意が必要な人

一方で、以下のような方はレーザー治療を受ける前に医師と十分相談する必要があります。施術部位に活動性のニキビや感染症がある場合は、炎症が悪化したり感染が広がる恐れがあるため、まずニキビを治療してからレーザーを受けることになります。妊娠中・授乳中の方は多くのレーザー治療が禁忌とされています。光感受性の高い薬(抗生物質の一部、ニキビ治療薬のイソトレチノインなど)を服用中の方も、施術のタイミングに注意が必要です。また、ケロイド体質の方は治療後に傷跡が残りやすいリスクがあるため、慎重な判断が求められます。日焼け直後の肌にレーザーを照射すると副作用のリスクが高まるため、施術前の日焼けは必ず避けましょう。

Q. ニキビ跡のレーザー治療を受けられない人はどんな人?

施術部位に活動性のニキビや感染症がある方、妊娠中・授乳中の方、イソトレチノインなど光感受性の高い薬を服用中の方、ケロイド体質の方、直近に日焼けをした方はレーザー治療が適さない場合や注意が必要です。当院では初回カウンセリングで肌の状態を丁寧に確認した上で、最適な治療法をご提案しています。

✨ 9. レーザー以外のニキビ跡治療との組み合わせ

レーザー治療単独でも高い効果が期待できますが、他の治療法と組み合わせることで相乗効果が得られる場合があります。クリニックによっては複数の治療を組み合わせたプランを提案してもらえます。代表的な組み合わせ治療を紹介します。

✅ ケミカルピーリング

グリコール酸やサリチル酸などの薬剤を使って肌表面の古い角質を除去し、ターンオーバーを促進するケミカルピーリングは、色素沈着のある浅めのニキビ跡に効果的です。レーザー治療と組み合わせることで、より総合的なニキビ跡の改善が期待できます。ダウンタイムが短く、費用も比較的リーズナブルなため、レーザーと交互に行う治療計画を立てることもあります。

📝 マイクロニードル(ダーマペン)

非常に細い針で皮膚に微細な穴を開け、コラーゲンやエラスチンの産生を促進する「マイクロニードル治療(ダーマペンなど)」は、特にクレーター改善に有効です。レーザーと組み合わせることで、よりスムーズな肌の再生が促されます。マイクロニードルとラジオ波(RF)を組み合わせた「RFマイクロニードル(スカーレットRFなど)」も、ニキビ跡治療に活用されています。

🔸 ヒアルロン酸・サブシジョン

深く陥没したクレーター(特にローリング型)に対しては、陥没部位にヒアルロン酸を注入して物理的に持ち上げる方法や、皮膚下の線維組織を切断して持ち上げる「サブシジョン」という治療法が用いられることがあります。これらとレーザーを組み合わせることで、深いクレーターに対してもよりアプローチしやすくなります。

⚡ 外用薬・内服薬との併用

美白効果のあるハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬は、色素沈着の改善においてレーザーと相乗効果が期待できます。ビタミンCや美白系の内服薬とレーザーを組み合わせることで、治療後の色素再沈着を防ぎながら肌を明るく整えることができます。

🔍 10. クリニック選びのポイント

ニキビ跡のレーザー治療を受けるにあたって、信頼できるクリニック選びは非常に重要です。治療の効果はもちろん、安全性にも直結します。クリニックを選ぶ際に確認しておきたいポイントをまとめます。

🌟 専門性・実績

皮膚科や美容皮膚科を標榜するクリニックの中でも、ニキビ跡治療の経験が豊富な医師が在籍しているかどうかは重要なポイントです。ニキビ跡は一人ひとり状態が異なるため、画一的な治療ではなく個別に最適なアプローチを提案できる医師を選ぶことが大切です。クリニックのWebサイトや口コミを参考にしながら、治療の実績や専門性を確認しましょう。

💬 使用している機器の種類

どのようなレーザー機器を導入しているかも重要な選択基準となります。一つの機器だけでなく複数の機器を保有しているクリニックは、症状や状態に合わせて最適な機器を選択・組み合わせることができるため、より柔軟な治療計画が立てられます。最新の機器を導入しているかどうかも参考になりますが、機器の性能より医師の技術と経験が重要であることも覚えておきましょう。

✅ カウンセリングの丁寧さ

初回カウンセリングで医師が肌の状態をしっかり診察し、治療のメリット・デメリット・費用・回数を丁寧に説明してくれるかどうかを確認しましょう。こちらの質問や不安に対して誠実に対応してくれるクリニックは信頼性が高いといえます。逆に、過度に高額なコースを強引に勧めるようなクリニックには注意が必要です。

📝 アフターフォロー体制

施術後に何か問題が起きた際に、迅速に対応してもらえる体制が整っているかどうかも大切なポイントです。施術後のフォローアップ診察を定期的に行っているクリニックや、緊急時の連絡窓口が明確なクリニックを選ぶことで、万が一のトラブルにも安心して対処できます。

🔸 料金の透明性

治療費用についても、事前に明確に提示してくれるクリニックを選びましょう。費用の内訳(診察料・施術料・薬代など)がわかりやすく説明されているか、追加費用が発生する場合にはその旨が事前に伝えられるかどうかを確認することが重要です。Webサイトや来院前の問い合わせで概算費用を把握しておくと安心です。

👨‍⚕️ 当院での診療傾向【医師コメント】

高桑康太 医師(当院治療責任者)より

「当院では、ニキビ跡のご相談で来院される患者様の多くが、赤み・色素沈着・クレーターのいずれか、あるいは複数が混在しているケースを多く拝見します。それぞれの状態に合ったレーザーを選択することが治療効果を最大化する鍵となるため、カウンセリングでは肌の状態を丁寧に診察した上で、お一人おひとりに最適な治療計画をご提案しています。ニキビ跡は適切なアプローチを継続することで着実に改善が期待できますので、長年お悩みの方もどうかひとりで抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。」

💪 よくある質問

ニキビ跡のレーザー治療は何回くらい必要ですか?

症状の種類や程度によって異なります。色素沈着や赤みには3〜5回程度が目安ですが、クレーター(凹凸)は深さや範囲によって5〜10回以上必要になるケースも多くあります。施術の間隔は1〜3か月程度空けながら、肌の状態を確認しつつ進めていくのが一般的です。

ニキビ跡のレーザー治療にかかる費用はどのくらいですか?

使用するレーザーの種類やクリニックによって異なります。ピコレーザーは1回あたり3万〜8万円、Qスイッチレーザーは1〜3万円、フラクショナルCO2レーザーは3万〜10万円程度が目安です。いずれも保険適用外の自由診療となりますが、複数回のコース料金を設けているクリニックも多くあります。

ニキビ跡のレーザー治療後のダウンタイムはどれくらいですか?

使用するレーザーによって異なります。ピコレーザーやQスイッチレーザーは数日程度で赤みが落ち着くことが多い一方、フラクショナルCO2レーザーなどのアブレーティブタイプは赤みや皮むけが1〜2週間続く場合があります。施術前にダウンタイムの長さを確認し、スケジュールを調整することが大切です。

レーザー治療を受けられない人はどのような人ですか?

施術部位に活動性のニキビや感染症がある方、妊娠中・授乳中の方、光感受性の高い薬(イソトレチノインなど)を服用中の方、ケロイド体質の方、直近に日焼けをした方などは、レーザー治療が適さない場合や注意が必要な場合があります。当院では初回カウンセリングで詳しく確認した上で、最適な治療法をご提案しています。

自分のニキビ跡にはどのレーザーが合っていますか?

ニキビ跡の種類によって適したレーザーが異なります。赤みには血管に作用するロングパルスNd:YAGレーザーやパルスダイレーザー、色素沈着にはピコレーザーやQスイッチレーザー、クレーターにはフラクショナルCO2レーザーやエルビウムYAGレーザーが効果的です。複数の症状が混在する場合は組み合わせ治療が検討されます。まずは当院のカウンセリングでご相談ください。

🎯 まとめ

ニキビ跡は種類によって適したレーザー治療が異なります。赤みには血管系レーザー、色素沈着にはピコレーザーやQスイッチレーザー、クレーターにはフラクショナルCO2レーザーやエルビウムYAGレーザーが効果的です。レーザー治療は1回で劇的な改善が見られるものではなく、複数回の施術を重ねることで効果が積み上がっていくものです。費用・回数・ダウンタイムなどをしっかり確認し、自分の肌状態や生活スタイルに合った治療計画を立てることが大切です。

スキンケアや市販品では改善しない頑固なニキビ跡も、医療機関での適切なレーザー治療によって大幅な改善が期待できます。まずは信頼できるクリニックでカウンセリングを受け、自分のニキビ跡に合った最適な治療方針を医師と一緒に考えてみましょう。長年のコンプレックスを抱えていた方も、レーザー治療という選択肢があることを知った上で、前向きに行動を起こすことが新しい肌への第一歩となるでしょう。

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📚 参考文献

  • 日本皮膚科学会 – ニキビ跡の種類(炎症後色素沈着・クレーターなど)の定義や診断基準、および皮膚科学的な治療ガイドラインの根拠として参照
  • 日本美容外科学会 – レーザー治療(フラクショナルレーザー・ピコレーザー・CO2レーザーなど)の種類や適応、美容医療における安全性・施術基準の根拠として参照
  • 厚生労働省 – 自由診療(保険適用外)となるレーザー治療の費用や医療費控除の取り扱い、また外用薬(ハイドロキノン・トレチノインなど)の薬事規制に関する情報の根拠として参照
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