毛嚢炎はなぜ起きる?原因や治し方、予防方法を徹底解説

「毛嚢炎」についての予約は東京院の皮膚科外来のみで行っております。

「脱毛後に毛嚢炎ができてしまった…」

「毛嚢炎を予防する方法はある?」

「炎症が収まらないときはどうすればいい?」

こんなお悩みに、お答えしていきます。

毛嚢炎は、毛穴の奥に炎症が起きてしまった状態のことを指します。脱毛後に起こる場合もあり、赤みのある発疹ができたり、膿を持ったりすることもあります。

この記事では以下の内容について詳しく解説していきます。

  • 毛嚢炎の基礎知識
  • 毛嚢炎ができてしまったときの対処法
  • 脱毛後の毛嚢炎を予防する方法

脱毛後は肌に負担がかかり、炎症などが起きやすい状態です。正しいケアを行い、肌トラブルになるのを防ぎましょう。

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毛嚢炎とは?原因やできやすい場所、ニキビとの違いを解説

毛嚢炎とは?原因やできやすい場所、ニキビとの違いを解説

毛嚢炎は、毛穴の奥にある「毛包」という部分に起きる炎症です。

  • 脱毛後に毛嚢炎が起きる原因
  • 毛嚢炎ができやすい場所
  • ニキビとの違い

この3つのポイントに沿って、詳しく解説していきます。

脱毛後の毛嚢炎が起きる原因|肌のバリア機能の乱れと菌の侵入

脱毛後は刺激や乾燥によって、肌のバリア機能が大きく低下しています。そのため、炎症の原因となる細菌が入り込みやすく、炎症を起こしやすい状態になっているのです。

セルフ脱毛後のお肌は、表面に傷がついており、毛穴に菌が侵入しやすい状態です。また、医療脱毛後は肌の深部に炎症や乾燥が起こるために、肌のバリア機能がかなり失われています。

普段は肌トラブルの原因にならないブドウ球菌も、バリア機能の低下によってたやすく侵入されてしまうのです。

毛嚢炎ができやすい場所|お尻・太もも・デリケートゾーンなど

毛嚢炎は、毛穴のあるところなら全身のどこでも発生します。中でも毛嚢炎できやすい場所と主な原因は次の通りです。

好発部位 発生しやすい理由
ひじ、ひざ、
首の後ろ
摩擦によって肌がこすれやすい
外部刺激にさらされる
お尻、太もも、
デリケートゾーン、
胸、背中
ムレや皮脂・汗がおおい

常に外気にさらされている顔から、服によって守られている部位まで、毛嚢炎は発症する場所を限りません。

毛嚢炎とニキビの違い|原因となる菌が異なる

毛嚢炎とニキビでは、炎症の原因となる菌が異なります。毛嚢炎が発症する原因は黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌などの常在菌によるものです。ニキビは毛嚢炎の一種ですが原因菌が異なり、アクネ菌が毛包で炎症を起こすことで発生します。

他にも、マラセチアと呼ばれる真菌が原因で起こる「マラセチア毛包炎」があります。症状は似ていても原因菌によって治療方法が異なるので、注意が必要です。

脱毛後に毛嚢炎になったときの治し方は?対処法は主に2つ

脱毛後に毛嚢炎になったときの治し方は?対処法は主に2つ

脱毛後に毛嚢炎になってしまった場合は、次のように対処しましょう。

  • 潰したりせず清潔に保つ
  • 症状が酷い・不安がある場合は早めに受診する

詳しく説明していきます。

潰すなどせず清潔に保つ

脱毛後、赤みや膿のある発疹ができてしまった場合は、気になっても潰さず清潔に保ちましょう。通常の毛嚢炎であれば、患部を清潔にしておくだけで、1週間程度で軽快します。

入浴時は優しく洗い流す程度にしておき、刺激のある石鹸などでゴシゴシ洗うのは控えることが大切です。また、清潔なタオルで優しく拭くようにし、発疹をつぶさないように気を付けてください。

症状が酷い・不安がある場合は早めに受診する

炎症の範囲が広い場合や1週間経っても軽快しない場合は、脱毛したクリニックや皮膚科を受診してください。特に、患部の熱や腫れが見られるときは、症状が進行していることが考えられます。

不安に感じるとき早は、クリニックの医師に早めに相談しましょう。

脱毛後の毛嚢炎を予防する3つのお手入れ方法

脱毛後の毛嚢炎を予防する3つのお手入れ方法

脱毛後の毛嚢炎を防ぐために、注意してほしい点は以下の3つです。

  1. 脱毛直後は優しく洗い肌を清潔に保つ
  2. ムダ毛処理はシェーバーを使う
  3. 肌ケアはしっかり行う

具体的なお手入れ方法を解説します。

脱毛直後は優しく洗い肌を清潔に保つ

脱毛直後は、表面的には問題ないように見えても、肌の深部では炎症が起きている状態です。乾燥を起こしているなど皮膚のバリア機能も低下しています。

通常より肌トラブルが起こりやすいため、刺激を避け清潔な状態を保つようにしてください。刺激の強いボディソープやスポンジなどの使用は避け、汗や汚れは早めに洗い流しましょう。

ムダ毛処理はシェーバーを使う

ムダ毛を処理するときは、毛抜きやカミソリではなくシェーバーを使いましょう。毛抜きは毛根から抜いてしまうため脱毛中のお手入れには不適切です。カミソリも皮膚の表面を傷つけ肌荒れや毛嚢炎の原因となるため、おすすめできません。

電動シェーバーで毛の流れに沿って優しくお手入れすれば、皮膚への負担を最小限に抑えられます。細菌の感染を避けるためにも、お手入れは清潔な状態で行いましょう。

肌ケアはしっかり行う

毛嚢炎の大きな原因は、肌のバリア機能が低下することです。そのため、普段から肌ケアを丁寧に行うことで、毛嚢炎になるリスクを下げることができます。

特に脱毛中は乾燥肌になりやすく、肌が敏感な状態になっています。刺激になるものは避け、保湿をしっかり行うことが大切です。日焼けなどの紫外線も、肌トラブルを起こす原因になります。UVケアも忘れず行いましょう。

脱毛後の毛嚢炎でよくある疑問

脱毛後の毛嚢炎でよくある疑問

ここからは、脱毛後の毛嚢炎に関するよくある質問に回答していきます。

Q.脱毛後の毛嚢炎はどれぐらいの期間で治る?

通常の毛嚢炎であれば、ほとんどが1週間程度で自然に治ります。毛嚢炎の症状がみられる間は、患部を清潔に保つことを意識しましょう。

しかし、炎症が広範囲にわたる場合や、炎症が酷く膿や熱を持っている場合などは症状が長引きやすいため、クリニックを受診すると安心です。

Q.毛嚢炎があっても脱毛できる?

毛嚢炎が数か所程度できているといった軽度の肌荒れであれば、問題なく脱毛できることがほとんどです。しかし、炎症が酷い・広範囲にわたっている場合は、脱毛できない場合もあります。

毛嚢炎に気づいたら、触らず早めに治療を始め、脱毛前に肌を整えておきましょう。

Q.毛嚢炎を繰り返す・跡が残る時はどうすればいい?

清潔にしていても毛嚢炎を繰り返してしまう場合や、跡になってしまう場合は、皮膚科を受診してください。通常であれば清潔にして1週間ほどで自然治癒するため、繰り返す場合は原因菌が違うことも考えられます。

膿を持つほど炎症がひどい場合も跡になりやすいです。早めに受診すれば薬などで対処でき、傷跡を残さず治すことができます。症状が酷くなる前にクリニックに相談してみてください。

Q.毛嚢炎は潰してしまってもいい?

毛嚢炎はなるべく潰さないように意識にしましょう。潰しても早く治る早さは変わらず、跡になったり悪化したりする原因になります。

毛嚢炎はニキビとは異なり芯もありません。清潔にしておけば1週間ほどで軽快するので、患部はなるべく触らないようにしましょう。

東京で毛嚢炎の治療ならアイシークリニックへご相談ください

脱毛後は肌のバリア機能が低下しており、毛嚢炎などの肌荒れが起こりやすい状態です。

炎症が進行すると症状が長引きやすくなるため、悪化する前に医師の診療を受けましょう。

アイシークリニックは、老若男女どなたでも相談しやすいクリニックを目指しています。

どんな症状であっても、患者様と相談しながら治療方法を提案させていただきますので、皮膚の赤みや痛みに少しでもお悩みの方は、アイシークリニックにご相談くださいませ。

「毛嚢炎」についての予約は東京院の皮膚科外来のみで行っております。

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医
略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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