NMN点滴療法とは?3つの効果や副作用、施術頻度について解説

  • 本コラムの内容について、当院では現時点では取り扱いがございませんが、情報のひとつとしてご利用下さい。

「NMN点滴療法ってどんな施術なの?」
「NMN点滴療法の効果や副作用が知りたい」

などとお考えではありませんか?

NMN点滴療法とは若見え治療の一種です。NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)を点滴で直接投与することで、老化による身体機能低下などの改善効果が期待できます。

こちらのページでは、NMN点滴療法の仕組みや効果、危険性や施術頻度について解説しています。

NMN点滴療法とは?肌や身体の若見えをめざす治療

NMN点滴療法は肌や身体の若返りをめざす治療

NMN点滴療法は肌質などを若々しく見せる効果が期待できる治療です。

NMN点滴を行うことで、サーチュイン遺伝子を活性化させます。

サーチュイン遺伝子は、「若返り遺伝子」「長寿遺伝子」などと呼ばれ、活性化することで次のような効果が期待できます。

  • 細胞内のエネルギーを作る「ミトコンドリア」を新たに生成
  • 細胞内の古くなったミトコンドリアや異常なタンパク質を除去する

上記の作用により、体力減少や疲労などの身体機能を改善。若さを保ちながら、身体を健康へと導くことができます。

NMNとは?体内でNMNが減少すると老化につながる

NMNとは、正式には「ニコチンアミドモノヌクレオチド」と呼ばれる成分です。

体内で作られるビタミンに似た物質で、加齢とともに生産量が低下していきます。体内のNMN量が低下することで老化が始まり、身体機能や認知機能が低下すると考えられています。

NMN点滴は、NMNを体内に摂取することで、体の機能や見た目を改善。老化予防の効果が期待できます。

また、難聴や眼の疾患、心臓や肝臓を守る作用があることもわかっています。

NMNの研究は現在でも続けられており、否定されるような部分は確認されていません。

若見えの仕組みは?NMNが体内に吸収されてNAD+に変化する

NMNは、体内に吸収されて「NAD+」と呼ばれる物質に変換されます。

NAD+とは、体のあらゆる場所に存在する、若々しさ・健康の維持に影響を与えるとされる物質です。

NAD+はサーチュイン遺伝子を活性化させるのと同時に、エネルギーを生成し、身体機能を保ちます。

また、NAD+は加齢により徐々に減少していき、40代になると、ピークの10代後半と比べて半分まで減少してしまいます。

このように、NMN点滴はNAD+の元となるNMNを直接体内に投与することで、若見せを目指す仕組みです。

NMN点滴療法の3つの効果

NMN点滴療法の3つの効果

NMN点滴療法で期待できる効果は、次の3つです。

  • 若見せ効果・老化予防
  • しわやたるみ、くすみなどの肌トラブルの改善
  • 病気や身体機能の改善

以下では、NMN点滴療法の3つの効果について解説しています。「NMN点滴は効果がない?」という疑問も解説しているので参考にしてください。

効果①若見せ効果・老化予防

NMN点滴療法には、以下のような若見せ効果や老化予防の効果が期待できます。

  • 認知症の改善
  • 頭がスッキリする
  • 集中力が高まる
  • 運動中に呼吸がしやすくなる
  • 熟睡できるようになる

呼吸が楽になり睡眠の質も向上。体力が回復しやすくなり、集中力が良くなる効果が期待できます。

効果②しわやたるみ、くすみなどの肌トラブルの改善

肌トラブルの改善は、NMN点滴療法の効果の1つです。

NMNを投与することで、新陳代謝が向上。しわやたるみを改善するのと同時に、肌のツヤを改善する効果が期待できます。

肌トラブルが減少し、きめ細かなハリのある肌を目指せます。

効果③病気や身体機能の改善

NMN点滴は病気や身体機能の改善効果が期待できる

NMN点滴療法には、以下のような病気や身体機能を改善する効果も期待できます。

  • 神経疾患
  • 糖尿病
  • 機能障害
  • 眼疾患
  • 耳疾患
  • 認知症
  • 肥満

NMNを体内に投与することで、活性酸素を除去。細胞にダメージを与えるのを防ぐのと同時に修復力を向上させるため、上記の病気の改善だけでなく、予防することも可能です。

また、身体機能の向上で代謝が良くなることで、ダイエット効果も期待できます。

NMN点滴は効果ない?徐々に効果が出始める

「NMN点滴は効果がないのでは?」と不安になっている方もいるかと思います。

NMN点滴はすぐに効果を実感できる治療法ではありません。若見せや肌トラブルの改善といった効果を実感するには継続して点滴を受ける必要があります。

効果が現れる期間には個人差がありますが、1〜2週間に1回の施術を3~6か月間継続するのが目安です。

NMN点滴を検討している方は、長期的な目線で治療を行いましょう。

NMN点滴は危険?血管痛の副作用がある

NMN点滴は血管痛の副作用がある

NMN点滴は、現時点で重篤な副作用は確認されていません。

NMN点滴の危険性を否定することはできませんが、健康を害するリスクは低いと言えるでしょう。

ただし、NMN点滴は副作用として「血管痛」のリスクが存在します。血管痛は点滴治療全般で起こりうる副作用なので、NMN点滴特有のものではありません。

NMN点滴はまだ新しい治療法です。今後の研究により情報が増えることもあるので、治療を受ける前に、医師に相談することをおすすめします。

NMN点滴の量や施術頻度は?2週間に1回100〜200mgの摂取が目安

NMN点滴療法は、1回の点滴で100mg~200mgを15~30分程度の時間をかけて投与するのが目安です。

NMN点滴の効果には個人差がありますが、1~2週間に1回点滴を行うことを推奨されています。

点滴以外でNMNを摂取する方法はある?サプリメントからも摂取可能

NMNはサプリメントからも摂取可能

NMNは点滴以外に、食品から摂取可能です。

たとえば、ブロッコリーやアボカド、枝豆などの食材にはNMNが含まれています。

ただし、必要なNMNの量を食事だけで摂取することは現実的ではありません。NMN点滴100mgと同じ効果を得るためには、ブロッコリーを2,000房食べる必要があります。

また、サプリメントからもNMNは摂取可能ですが、点滴の方がサプリメントより吸収が早いため効率が良いです。

そのため、基本的には点滴からNMNを摂取し、医療機関に定期的に通うことが難しい方はサプリメントを使用することをおすすめします。

まとめ:NMN点滴は最近老化を感じている方におすすめの施術

NMN点滴は最近老化を感じている方におすすめの施術

NMN点滴療法とは若々しく見せる治療の一種です。NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)を点滴で血管に直接投与することで、見た目や身体機能の改善効果が期待できます。

NMN点滴療法を受けることで期待できる具体的な効果が次の3つです。

  • 若見せ効果・老化予防
  • しわやたるみ、くすみなどの肌トラブルの改善
  • 病気や身体機能の改善

NMNは食事やサプリメントからも摂取可能ですが、点滴で摂取するとより吸収が早く効率が良いです。

最近老化や疲れを感じている方は、NMN点滴療法をご検討ください。

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医
略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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