フォトシルクプラスとは?3つの効果や副作用、施術の流れについて解説

  • 本コラムの内容について、当院では現時点では取り扱いがございませんが、情報のひとつとしてご利用下さい。

「フォトシルクプラスって何?」
「フォトシルクプラスの効果や副作用について知りたい」

とお考えではありませんか?

フォトシルクプラスは、広い幅の波長を有した光治療器です。シミやそばかすのほか、ニキビやニキビ跡、毛穴開きの改善に効果が期待できます。

また、3〜5回の施術を目安に効果を実感できるのも特徴。効果を持続させるためには繰り返し施術を受けることが必要です。

こちらのページではフォトシルクプラスの効果や副作用、施術の流れについて解説します。

フォトシルクプラスとは?イタリアDEKA社製の光治療器

フォトシルクプラスとは?イタリアDEKA社製の光治療器

フォトシルクプラスは、イタリアDEKA社製の光治療器です。シミやそばかす、ニキビやニキビ跡など肌全体のトラブルに対して効果を期待できます。

通常のレーザー光とは異なり、UPLと呼ばれる光を使って施術を行います。

また波長が広いことも特徴。従来のフォトフェイシャルよりも、シミの原因となるメラニン分解作用に優れています。

光治療とレーザー治療の違い

光治療とレーザー治療は、治療方法や特徴に違いがあります。それぞれのメリットやデメリットについては次の通りです。

治療方法 光治療 レーザー治療
特徴 ・複数の波長と長いパルス幅で照射
・シミやニキビ跡などさまざまな肌トラブルを改善
・波長を使い分けて短いパルス幅で照射
・部分的なシミやほくろなどを改善
メリット ・肌質の改善が期待できる
・治療後に目立たない
・1回の治療で症状の改善を目指せる
・メラニン色素を破壊するので高い効果が期待できる
デメリット シミが残る可能性がある 治療後にアフターケアが必要

光治療は、さまざまな肌トラブルに対応しているのが特徴。複数の波長と長いパルス幅で照射して肌全体の症状改善を目指す治療方法です。

一方でレーザー治療は、波長を使い分けて照射するのが特徴です。気になるシミやほくろなどを、部分的に取り除くことができます。

以下のページではレーザー治療について詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

シミ取りレーザーとは?6種類の照射モードや副作用、治療の流れについて解説

フォトシルクプラスとフォトフェイシャルM22とフォトRFの違い

光治療にはフォトシルクプラスのほかに、フォトフェイシャルM22やフォトRFがあります。それぞれの違いは以下の通りです。

名称 フォトシルクプラス フォトフェイシャルM22 フォトRF
メーカー DEKA社 ルミナス社 シネロン社
波長 500nm~950nm 560nm~1,200nm 580nm~980nm
特徴 ・波長が複数あり、パルス幅が長い
・肌へのダメージが少ない
・7種類の波長から症状に適した光を選択
・施術時間が短い
・フォトフェイシャルにRF波を追加した治療
・ケミカルピーリングと併用が可能
期待できる効果 ・毛穴開きの改善
・ニキビやニキビ跡、赤ら顔の改善
・シミや肝斑、そばかすの改善
・ニキビやニキビ跡、赤ら顔の改善
・シミやそばかす、肝斑の改善
・毛穴や小じわの改善
・肌のツヤ・ハリが出る
・赤ら顔の改善
・シミやそばかすの改善
・毛穴開きや肌のたるみを改善
・顔のうぶ毛脱毛
副作用 ・やけど
・患部の赤みやむくみ
・光アレルギー症状
など
・患部の赤み
・患部のヒリヒリ感
・患部の赤み
・やけど
など

それぞれの光治療によって波長や改善できる症状は異なります。そのため、医師と相談して自分に適した治療法で症状の改善を目指してください。

以下のページでは、フォトRFについて詳しく解説していますのであわせてご覧ください。

フォトRFとは?3つの効果や他のフォト治療との違いを解説

フォトシルクプラスがおすすめの方

フォトシルクプラスの施術は、以下のような方におすすめします。

  • シミが気になり始めた
  • 肌がくすんでいる方
  • 毛穴のたるみやニキビ跡を改善したい方
  • 赤ら顔やそばかすが気になる方

など

フォトシルクプラスは、シミやくすみをはじめとするさまざまな肌トラブルの改善効果が期待できます。

またやけどのリスクが少ないのも特徴。治療後の化粧も可能なので、忙しい方でも施術が受けやすい治療法です。

フォトシルクプラスに期待できる3つの効果

フォトシルクプラスに期待できる3つの効果

フォトシルクプラスによる治療で期待できる効果は、主に以下の3つです。

  • 毛穴開きの改善
  • ニキビ・ニキビ跡・赤ら顔の改善
  • シミ・肝斑・そばかすの改善

フォトシルクプラスは波長が複数あり、パルス幅が長いのが特徴。広い範囲の症状に働きかける治療方法です。

それぞれの効果について詳しく解説します。

効果①毛穴開きの改善

フォトシルクプラスの治療では、毛穴開きの改善に効果が期待できます。

毛穴開きの原因の1つが、加齢などでコラーゲンやエラスチンなどが減少することです。肌のハリを保つ成分が減少すると肌がたるみ、毛穴が伸びて広がります。

フォトシルクプラスはコラーゲンの生成を促進。毛穴を目立たなくさせたり肌のキメを細かくしたりして、毛穴開きの改善を目指します。

効果②ニキビ・ニキビ跡・赤ら顔の改善

フォトシルクプラスはニキビやニキビ跡、赤ら顔の症状改善も目指せます。

ニキビの原因は皮脂の分泌が盛んになることです。毛穴が詰まってアクネ菌が増殖し、炎症を起こすことでニキビが生じます。

また炎症性ニキビが治った後も、赤みやが残ったり色素沈着が起こったりして、ニキビ跡を生じることがあります。

フォトシルクプラスは、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌する作用があるため、ニキビの改善に有効です。さらに、赤みのニキビ跡や赤ら顔も改善へと導きます。

効果③シミ・肝斑・そばかすの改善

効果③シミ・肝斑・そばかすの改善

フォトシルクプラスはシミや肝斑、そばかすの改善が期待できます。

シミが生じる主な原因は紫外線です。

紫外線を浴び続けることで肌がダメージを受け、皮膚細胞の再生能力が低下。メラニンを外に排出する力が弱まり、色素沈着することでシミが生じます。

フォトシルクプラスは、その他の治療法と比べてメラニンの分解に優れていることが特徴です。治療が難しいとされている薄いシミの改善にも効果が期待できる治療法です。

フォトシルクプラスで効果が実感できるのは何回目から?3回~5回が目安

フォトシルクプラスの施術は、早くて1回目から効果を実感できる治療です。シミが薄くなったり毛穴が目立たなくなったりなど、お悩みの症状改善が期待できます。

ただし、症状が劇的に改善されるわけではないのでご注意ください。

効果を実感できるまでの回数には個人差もあるので、3回~5回を目安に治療を受けて効果が現れるのを待ちましょう。

フォトシルクプラスの施術間隔は?1ヶ月に1回の頻度が目安

フォトシルクプラスの施術は、5回~6回を1クールとして1ヶ月間隔で受けるのが目安です。

回数を重ねると徐々に浅い部分から深い部分に光が届くようになります。

ただし、人によって治療目的や症状が異なるので、個人差があります。

フォトシルクプラスの効果を持続させる方法は?繰り返し施術を受ける

フォトシルクプラスは複数回照射することで、肌の奥にあるシミを徐々に薄くできます。

光治療は、回数を重ねると浅い部分から深い部分に光が届くためです。

フォトシルクプラスで美白・美肌効果を持続させたい方は、定期的に繰り返し施術を受けましょう。

フォトシルクプラスの副作用 | やけどや患部の赤みなど

フォトシルクプラスの副作用 | やけどや患部の赤みなど

フォトシルクプラスの治療によって起こりうる副作用は、次の通りです。

  • やけどやくすみの悪化
  • かさぶた・水疱・色素沈着の悪化
  • 患部の赤みやむくみ
  • ほくろの変化
  • 光アレルギー症状

など

症状には個人差がありますが、患部の赤みは数時間から数日で消失します。発赤や水疱が生じた場合は、すぐに医師やクリニックにご相談ください。

副作用がひどかったり長引いたりする際は、痛みを我慢せずに医師の判断を仰ぐことが大切です。

フォトシルクプラスの施術に失敗はある?症状悪化のリスクあり

フォトシルクプラスには、症状悪化のリスクがあります。施術の失敗で考えられるケースは次の通りです。

  • 顔がヒリヒリしてやけどのような症状が出た
  • シミが濃くなった
  • シミが薄くならなかった
  • 施術後に顔が腫れた
  • 顔にやけどのような症状が出た

など

フォトシルクプラスによる施術で失敗しないためには、実績のあるクリニックで施術を受けることが大切です。治療経験や症例数の多いクリニックでの治療をご検討ください。

また、治療後のかさぶたは無理に剥がさないことも失敗を避けるためのポイント。無理に剥がすと傷になったり、化膿したりするので自然に剥がれるのを待ちましょう。

特に初めてフォトシルクプラスの治療を受けた方は、一時的にシミやそばかすの色が濃くなってかさぶたのような状態になりやすいです。

フォトシルクプラスの施術の流れ

フォトシルクプラスの施術の流れ

フォトシルクプラスによる施術は、以下の流れで行われます。

  1. 初診・カウンセリング
    医師が患者様のお肌の状況を診察します。お悩みの症状や不安な部分はカウンセリング時に医師へ相談しましょう
  2. 洗顔
    施術のために化粧を落としましょう
  3. 施術
    改善したい部位に対し照射します。治療時間は15分前後が目安です。具体的な治療時間は部位によって異なります
  4. アフターケア
    施術後は保湿や紫外線対策を行ってください

フォトシルクプラスの施術後は、化粧をすぐに行えます。化粧をして帰宅される方は、治療時にメイク用品をご持参ください。

治療後は医師やクリニックと相談しつつ、治療内容にあわせて次の治療を受診しましょう。

フォトシルクプラス施術後の経過・ダウンタイム

フォトシルクプラスの照射後は、反応の良い部分が濃くなる「黒浮き」が生じる可能性があります。

浮き出たようなシミやそばかすは1週間程度で自然と剥がれるので、無理に剥がさないようご注意ください。無理に剥がすと色素沈着が起こるリスクがあります。

またニキビ跡や赤みの改善を目指す場合は、繰り返し施術を受けることが大切です。

一度でしっかりとした効果は期待できませんが、施術を繰り返すことで徐々に薄くなり、ニキビができにくい肌質へと導くことができます。

フォトシルクプラスの施術は痛い?輪ゴムで弾かれたような痛み

フォトシルクプラスの施術は、輪ゴムで弾かれたような痛みを生じることがあります。

特に、シミやそばかすなどの色素が濃い部分は光が反応しやすいのが特徴。他の部位よりも痛みを強く感じる可能性があります。

フォトシルクプラスの施術による痛みが不安な方は、初診やカウンセリングのタイミングで医師にご相談ください。

フォトシルクプラスの施術後に黒浮きしない?生じないこともある

反応の良い部分が濃くなる「黒浮き」は、照射後2〜3日を目安に生じるのが一般的です。浮き出たようなシミやそばかすは、1週間を目安に自然と剥がれます。

ただし黒浮きは生じないこともあります。黒浮きが生じないからといって、患部を強くこすったり引っ掻いたりしないようご注意ください。

フォトシルクプラスはさまざまな肌の悩みを改善できる光治療器

フォトシルクプラスはさまざまな肌の悩みを改善できる光治療器

フォトシルクプラスは、さまざまな肌の悩みを改善できる光治療器です。複数の波長と広いパルス幅でシミやくすみ、肝斑などの症状改善を目指します。

具体的には、以下のような症状に対して効果が期待できる治療法です。

  • 毛穴開き
  • ニキビ・ニキビ跡
  • 赤ら顔
  • シミ・くすみ
  • 肝斑
  • そばかすの改善

フォトシルクプラスをはじめとするフォト治療は、フォトフェイシャルやフォトRFなどさまざまな種類があります。

医師やクリニックを受診して、お悩みの症状に適した施術で治療を受けましょう。

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監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医
略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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