サーマクールとは?期待できる効果やCPTやFLXの違いを解説

  • 本コラムの内容について、当院では現時点では取り扱いがございませんが、情報のひとつとしてご利用下さい。

「サーマクールはどんな施術なの?」
「サーマクールの施術効果が知りたい」

などとお考えではありませんか?

サーマクールは肌に高周波を当ててしわやたるみを改善する施術です。高周波によって肌の真皮層に熱を加えることで、肌の引き締め効果やフェイスライン改善効果が期待できます。

こちらのページでは、サーマクールの効果や副作用・サーマクールの種類について解説しています。肌のたるみで悩まれている方へ向けて、分かりやすく説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、リフトアップに興味のある方はHIFUもおすすめです。皮膚への負担を抑えながら肌を引き締めることができます。HIFUについて気になる方は下記の記事をご覧ください。

HIFU(ハイフ)とは?効果や副作用、メリット・デメリットについて解説

HIFU(ハイフ)とは?効果や副作用、メリット・デメリットについて解説

「HIFUって何?」 「HIFUの効果や副作用、治療の流れについて知りたい」 とお考えではありませんか? HIFUは皮膚表面へダメージを与えることなく、熱で皮膚の内側から肌を引き締める痩身治療です。顔 ...

サーマクールとは?高周波によってたるみやしわを改善する施術

サーマクールは高周波によってたるみやシワを改善する施術

サーマクールとは高周波によってたるみやしわを改善させる施術です。

サーマクールはメスなどを使用せず、肌にRF(ラジオ波)の熱を与えることで真皮層内でコラーゲンや、皮下組織の繊維隔壁が収縮。肌が引き締まり、フェイスラインを整える効果が期待できます。

また、収縮したコラーゲンは修復する過程で大量のコラーゲンを生成するため、美肌へと導きます。

サーマクールに期待できる効果

サーマクールに期待できる効果

サーマクールに期待できる効果は、次の3つです。

  • 小じわやたるみの改善
  • 肌にハリとキメを与える
  • ニキビ跡の改善

以下では、それぞれの効果について詳しく解説します。

①小じわやたるみの改善

サーマクールは小じわやたるみの改善が期待できます。

高周波を肌の真皮層に照射することで、コラーゲンの生成を活性化。

1回の照射で5~35%の新しいコラーゲン繊維が生成され、肌のしわやたるみを改善します。

②肌にハリとキメを与える

サーマクールには、肌にハリとキメを与える効果が期待できます。

高周波による熱作用で、肌が引き締められキメの細かい肌になり、コラーゲンの増幅により肌にハリを与えます。

肌のターンオーバーが整うことで皮脂の排出がスムーズになり、毛穴詰まりの改善も可能です。

③ニキビ跡の改善

サーマクールは肌の新陳代謝を活性化させる働きにより、毛穴の引き締めやニキビ、ニキビ跡の改善が可能です。

サーマクールを照射すると、熱によってニキビの原因「アクネ菌」が殺菌されます。皮脂の分泌が抑制され、アクネ菌が繁殖しにくくなり、ニキビができにくい肌へと導きます。

サーマクールの副作用・デメリット

サーマクールの副作用・デメリット

サーマクールの副作用やデメリットは、次の2つです。

  • 他の施術よりも熱さや痛みがある
  • やりすぎると副作用のリスクが高まる

以下では、それぞれのの副作用やデメリットについて詳しく解説します。

①他の施術よりも熱さや痛みがある

サーマクールは、他の美容治療と比較して熱さや痛みが強いデメリットがあります。

高周波による熱作用で皮膚内部で軽いヤケドを起こし、それが治る過程でコラーゲンを生成して肌質を改善させるのがサーマクールの仕組みです。

そのため、施術終盤になると肌への熱が蓄積して、痛みを感じやすいです。痛みが苦手な方は、施術前に一度医師に相談しましょう。

②やりすぎると副作用のリスクが高まる

サーマクールは、やりすぎると副作用のリスクが高まるので注意が必要です。

肌の引き締め効果が期待できる施術なので、過剰に施術を受けると頬がこけてしまい、やつれた印象や老けた印象を与えてしまいます。

元々痩せた顔立ちの方は、医師と相談しどれくらいの範囲で施術を受けるのか検討しておきましょう。

サーマクールとウルセラ(ハイフ)の違い

サーマクールとウルセラ(ハイフ)の違い

サーマクールとウルセラ(ハイフ)は、ともにたるみ治療に用いられる施術です。

サーマクールは肌の真皮層に熱を与え、肌を引き締めるのに対し、ウルセラは真皮層より下のSMAS筋膜に熱を与えて肌を引き締めます。

サーマクールとウルセラの比較表が次の通りです。

施術名 サーマクール ウルセラ
(ハイフ)
効果 顔全体の引き締め フェイスラインのリフトアップ
効果持続期間 半年~1年 3~6ヶ月
治療可能範囲 体全体 顔から首まで
副作用 やりすぎると顔がこけてしまう やりすぎると顔がこけてしまう(サーマクールよりリスクは小さい)

ウルセラは、フェイスラインを中心にたるみを引き上げる施術です。

体全体が気になる方はサーマクール、顔の細かい部分が気になる方はウルセラの施術をご検討ください。

また、サーマクールで全体的に施術し、ウルセラで部分的に引き上げるといった併用も可能です。

サーマクールCPTとサーマクールFLX、サーマクールアイの違い

サーマクールCPTとサーマクールFLX、サーマクールアイの違い

サーマクールには「サーマクールCPT」と「サーマクールFLX」の2種類があります。

サーマクールCPT サーマクールFLX サーマクールアイ
特徴 ・熱を分散させて効率よく深くまでエネルギーを伝える
・痛みが少ない
・サーマクールCPTより熱がより深くまで伝わる
・照射中に肌を冷却
・痛みをより軽減
・施術時間が短い
・目元の小じわやまぶたのたるみの改善など目元の施術に特化

サーマクールCPTは3代目の機器で、サーマクールFLXは4代目の機器です。サーマクールCPTと比べて、施術時の痛みの軽減されています。

さらに、ムラのない施術が可能になり、施術時間が短縮されて照射時間は25%短縮、施術時間が約30分程度になっています。

また、サーマクールアイは目元の施術に特化した治療機です。目元専用のチップを使い、熱の深度を浅くすることで、目元の小じわやたるみの改善などアンチエイジング効果が期待できます。

サーマクールに関するよくある質問

サーマクールに関するよくある質問

サーマクールの施術を受ける上で、いくつか気になる点がある人も多いと思います。ここでは、サーマクールに関する2つの質問をまとめました。

Q.サーマクールアイの施術で眼瞼下垂の治療は可能ですか?

可能です。サーマクールアイには、まぶたの余った皮膚を引き締めて、短縮する効果が期待でき、眼瞼下垂を改善できます。

ただし、サーマクールアイの施術は保険適応外ですが、眼瞼下垂の手術には保険が適用されます。

眼瞼下垂の治療法について、以下のページで詳しく解説していますのであわせてご確認ください。

眼瞼下垂について

Q.サーマクールで逆に老けることはありますか?

サーマクールの施術を受けると、老けてしまう可能性はあります。

サーマクールは、肌の引き締め効果が期待できる施術ですが、やりすぎると顔がこけてしまい老けた印象を与えてしまいます。

治療間隔が短すぎたり、照射時のパワーが強すぎたりすると老けてしまうリスクがあるので注意してください。

また、そもそも顔の脂肪が少なく、膨らみがない場合にはサーマクールの施術が向いていない場合があります。医師と相談して、施術を受けるべきか検討しましょう。

まとめ:サーマクールはたるみのない美肌を目指せる

サーマクールはたるみのない美肌を目指せる

サーマクールは肌に高周波を当ててしわやたるみを改善する施術です。高周波によって肌の真皮層に熱を加え、肌の引き締め効果やフェイスライン改善効果が期待できます。

サーマクールの施術を受けることで期待できる効果が次の3つです。

  • 小じわやたるみの改善
  • 肌にハリとキメを与える
  • ニキビ跡の改善

サーマクールは施術時の痛みがありますが、顔の引き締め効果に加えて美容効果も期待できます。顔の小じわやたるみが気になる方は、サーマクールの施術をご検討ください。

なお、リフトアップに興味のある方はHIFUもおすすめです。皮膚への負担を抑えながら肌を引き締めることができます。HIFUについて気になる方は下記の記事をご覧ください。

HIFU(ハイフ)とは?効果や副作用、メリット・デメリットについて解説

HIFU(ハイフ)とは?効果や副作用、メリット・デメリットについて解説

「HIFUって何?」 「HIFUの効果や副作用、治療の流れについて知りたい」 とお考えではありませんか? HIFUは皮膚表面へダメージを与えることなく、熱で皮膚の内側から肌を引き締める痩身治療です。顔 ...

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医
略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

ご予約・お問い合わせは
こちらから

Webからの
ご予約・お問い合わせ

24時間ご予約受付が可能です。当院WEB予約担当より返信が届き次第受付完了となります。
なお24時間以内に返信がない場合、メールがブロックされている場合がありますので、当院電話受付までお電話ください。

お電話での
ご予約・お問い合わせ

ご予約希望日の前日の夜、もしくは当日などお急ぎの場合は、必ずお電話よりご予約ください。

お知らせ

新宿院 東京院 渋谷院 上野院 池袋院
お電話での
ご予約はこちら
1分で入力完了
簡単Web予約