ウルセラとは？熱を加えてリフトアップできるたるみ改善の機械

「ウルセラでたるみやシワは改善できる？」
「ウルセラの効果や副作用を知りたい」

などとお考えではありませんか？

ウルセラとはリフトアップ治療の一つです。SMAS筋膜と呼ばれる皮膚の深層にある筋膜に対し、高密度焦点式超音波（HIFU）による熱を加え、肌の引き上げ・リフトアップを目指します。

こちらのページでは、ウルセラの効果や副作用、他のHIFU治療の違いについて解説しています。顔のたるみで悩まれている方へ向けて、分かりやすく説明していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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ウルセラとは？リフトアップが目的の切らないたるみ治療

ウルセラとは、リフトアップを目的としたたるみ治療です。アメリカの政府機関「FDA（アメリカ食品医薬品局）の認可を受けています。

ウルセラは、高密度焦点式超音波（HIFU）と呼ばれる超音波の熱エネルギーを使用する治療機の一つです。

肌の深層にあるSMAS筋膜に熱を加え、小さな熱損傷を起こします。SMAS筋膜を引き締めると同時に、肌の修復時に起こるコラーゲンの再生によってリフトアップする仕組みです。

ウルセラは、従来のたるみ治療と異なりメスが不要な点も特徴です。治療後に傷跡が残ることに抵抗がある方でも、無理なく施術を受けられます。

ウルセラシステム（ウルセラリフト）の効果

ウルセラは正式には「ウルセラシステム」といい、「ウルセラリフト」などと呼ばれることもあります。

ウルセラの施術で期待できる効果は大きく次の3つです。

• 頬や目の周りのたるみ改善
• 毛穴の引き締め
• ほうれい線、シワの改善

以下では、ウルセラの効果について詳しく解説しています。

効果①頬や目の周りのたるみ改善

ウルセラシステムは、頬や目の周りのたるみ改善効果が期待できます。

たるみは肌の深い位置にある「SMAS筋膜」のゆるみや衰えが原因の一つです。

ウルセラシステムは、SMAS筋膜を加熱することで、収縮・再構築を引き起こし、リフトアップさせます。

また、加熱による肌の損傷の修復時に、コラーゲンを生成を促進。肌の弾力やたるみの改善効果が期待できます。

効果②毛穴の引き締め

ウルセラシステムに期待できる効果として、毛穴の引き締めがあげられます。

ウルセラシステムによってコラーゲンの生成が促進されると、たるみが原因の毛穴開きが改善され、​​ハリのある肌へと導きます。

3.0mmと1.5mmの浅い層を加熱することで、大量の新しいコラーゲンを再生性することが可能です。

ただし、毛穴の詰まりや黒ずみなど、他の毛穴トラブルには対応していないので、注意してください。

効果③ほうれい線、シワの改善

ウルセラシステムは、ほうれい線・シワの改善効果が期待できます。

シワやほうれい線の原因の一つが、肌のコラーゲンの減少です。肌のハリが失われ、顔の皮膚が垂れ下がることで、ほうれい線やシワが目立つようになります。

ウルセラシステムは肌にコラーゲンの生成を促進し、肌のハリを回復。ほうれい線やゴルゴ線、マリオネットラインの改善効果が期待できます。

ウルセラの効果期間はいつからいつまで？半年～1年持続が目安

ウルセラの効果持続期間には個人差がありますが、半年～1年が目安となります。

ウルセラの効果は施術後1ヶ月後ごろから現れ、そこから6ヶ月ほど効果が持続。肌に弾力が生まれ、リフトアップ効果が期待できます。

再度施術を受ける場合は、前の施術から5～6ヶ月後が一般的です。

ウルセラは効果なし？徐々に肌が引き上がってくる

人によっては「ウルセラは効果がない」と感じてしまう方もいると思います。

ウルセラは施術からすぐに効果を実感できる治療ではありません。ウルセラは施術により肌のコラーゲンの生成を促進し、その効果を実感しはじめるのは2〜3ヶ月後です。

3ヶ月かけて顔のたるみが徐々に改善されていくため、すぐに実感するのが難しいです。ウルセラの施術を受ける方は、効果を出るのに時間をかかることを知っておきましょう。

ただし、筋膜の引き締めによる肌のリフトアップを施術後すぐに感じる場合もあります。

ウルセラは痛い？治療後の副作用や後遺症はある？

ウルセラは、施術中にあごやおでこなどに痛みを感じる場合があります。しかし、軽い痛みなので、麻酔などは必要ありません。

また、ウルセラで起こりうる副作用や後遺症は次の通りです。

• 肌の赤み
• 筋肉痛
• 色素沈着
• 軽いしびれ

肌の赤みは1時間ほどで消えることがほとんどであす。あごやフェイスラインに筋肉痛のような鈍痛が残る場合もありますが、その期間は10日間ほどです。

そのほか、稀に色素沈着が起こる可能性があります。色素沈着が生じた場合は、生じた部位を日光に晒さないようにすることで徐々に消えていく場合が多いです。

照射部位によっては、軽いしびれなどの症状を感じる方もいますが、1ヶ月ほどで回復するケースがほとんどです。

そのため、ウルセラを受けることによる後遺症は、基本的に時間と共におさまっていくと言えます。

ウルセラの施術後に老けることはある？

中には、「ウルセラの施術を受けると逆に老けるのでは？」と心配になっている方もいるかと思います。通常、ウルセラの施術後に老けることはありません。

ウルセラは、肌のコラーゲン生成を促進し、肌のハリの回復効果が期待できる施術です。治療するごとに、若々しい肌になると考えられています。

また「ウルセラをやめると急激に老ける」ことはありません。年齢を重ねればシワやたるみは増えてくるので、ウルセラをやめたことが原因で老けるとは言えないでしょう。

ウルセラに失敗例や失敗の危険性はある？

ウルセラは危険性が少ない治療です。

ウルセラの施術で考えられる失敗は次の通りです。

• 神経の炎症（しびれや感覚の麻痺）
• 脂肪収縮
• 肌のやけど

しかし、上記の失敗例で、重篤な症状が出たケースは報告されていません。ウルセラの施術が失敗する可能性を否定できませんが、基本的に危険性は少ないと言えます。

ウルセラと他のHIFU治療の違い｜ウルセラQプラスやサーマクールを比較

HIFUを用いた治療法には、ウルセラの他に、ウルセラQプラスやサーマクールが存在します。

ウルセラとウルセラQプラス、サーマクールを比較した表が次の通りです。

ウルセラとウルセラQプラスは、いずれもHIFUを用いて顔のリフトアップを目指す治療です。ウルセラQプラスは、ウルセラと比較して痛みが少なく施術時間が短いといった特徴があります。

また、サーマクールはFDAなどとは異なり、高周波電磁波による熱作用を利用する治療方式です。真皮を支えるコラーゲン線維を収縮・修復させ、肌の引き締めを目指します。

さらに、ウルセラの施術範囲が顔から首までなのに対して、サーマクールは体全体の施術が可能です。

また、以下のページではウルトラセルQプラス、サーマクールについてそれぞれ詳しく解説していますので、ぜひあわせてご確認ください。

ウルトラセルQプラスとは？期待できる効果や痛み、リニア・ドットの違いを解説

サーマクールとは？期待できる効果やCPTやFLXの違いを解説

まとめ：ウルセラの施術を受けてしわやたるみを改善

ウルセラはリフトアップ治療の一種です。

高密度焦点式超音波（HIFU）によってSMAS筋膜に熱を加え、肌のリフトアップ効果が期待できます。

ウルセラの施術を受けることで期待できる効果が次の3つです。

• 頬や目の周りのたるみ改善
• 毛穴の引き締め
• ほうれい線、シワの改善

ウルセラは皮膚を切らずにリフトアップ効果が期待できる治療で、痛みが少なく施術時の麻酔も必要ありません。

顔のたるみが気になる方や、長いダウンタイムを避けたい方は、ウルセラの施術をご検討ください。

なお、HIFUに興味がある方は下記の記事もおすすめです。HIFUの効果や副作用、メリット・デメリットなどの基礎知識について幅広く解説しています。

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