BBX(ダイエットサプリメント)とは?3つの効果や飲み方を解説
- 本コラムの内容について、当院では現時点では取り扱いがございませんが、情報のひとつとしてご利用下さい。
「BBXにはどんな効果が期待できる?」
「BBXの飲み方が知りたい」
などとお考えではありませんか。
BBXはダイエットサプリメントの一種で、ストレスで増強した食欲を抑える成分が配合されています。
医薬品ほどの効果は期待できませんが、取り入れやすいというメリットがあります。
このページではBBXの成分に期待できる働きや副作用、飲み方について解説しています。BBXと食欲抑制剤との違いについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
BBX(ダイエットサプリメント)とは?タイのFDAが承認したサプリ
BBXとは、タイのFDAが承認しているダイエットサプリメントです。FDAは「食品医薬品承認局」のことで、日本における厚生労働省のような組織です。
BBXは天然原料で作られていることが特徴で、合成原料と比べて吸収率が優れています。
またBBXには「BBX」や「BBX PLUS」などの種類があり、中でもBBX PLUSは主に医療機関で扱われる製品です。
BBXを飲んで痩せた?BBXに期待できる3つのダイエット効果
BBXは大きく以下3つの作用により、ダイエットを目指すサプリメントです。
- ストレスによる食欲増強を抑制
- 摂取カロリーを約50%カット
- 糖質の消費を抑えてリバウンドを防止
ここからは、BBXの成分と成分ごとに期待できる働きについて解説します。
効果①ストレスによる食欲増強を抑制
BBXには、ストレスによる食欲増強を抑制する成分が取り入れられています。
ストレスは過食の原因の一つです。
ストレスを感じると、「コルチゾール」と呼ばれるホルモンが過剰に分泌されます。コルチゾールの血中濃度が高まると、栄養が足りているにもかかわらず空腹感が発生して過食を引き起こします。
BBXに含まれる「L-チロシン」と「L-テアニン」がストレスによるコルチゾールの過剰分泌を防止。過食を抑える働きがあると考えられています。
日頃のストレスで食べ過ぎてしまう方や、ダイエット中のストレスで食事制限が難しい方におすすめです。
効果②摂取カロリーを約50%カット
BBXには摂取カロリーを約50%カットする成分が配合されています。
具体的な成分と働きは、以下の通りです。
- 白インゲン抽出物:デンプンの消化を妨げる
- 海藻抽出物:糖と脂肪の消化を妨げる
- オプンティア・フィカス・インディカ抽出物:脂肪の吸収を妨げる
BBXはこれらの作用により、脂肪が沈着する前に脂肪の吸収を抑制。摂取したカロリーを約40~50%カットする働きがあると考えられています。
効果③糖質の消費を抑えてリバウンドを防止
BBXはリバウンド防止の働きも期待できます。
ダイエットで体内の糖質が減少すると、脂肪ではなく筋肉が分解されてエネルギーに変わります。筋肉の分解は代謝悪化の原因です。代謝が悪くなれば、リバウンドしたり痩せにくい体になったりします。
BBXに含まれる成分の「クレアチン水和物」には、糖質の代わりにエネルギーとなる働きがあります。筋肉の分解を防ぐことができ、代謝悪化によるダイエット中のリバウンド防止が可能です。
ダイエット後のリバウンド対策をしたい方や、太りにくい体を目指したい方にもBBXの使用が向いています。
BBXはダイエット効果なし?痩せない?医薬品ほどの効果は期待できない
BBXは薬ではなくダイエットサプリメントです。あくまでも健康食品の一種なので、ダイエット効果を実感できない場合もあります。
メディカルダイエットとして処方される医療用医薬品と比べて効果は劣ります。しっかり痩せたい方は、医師と相談して自分に適した薬剤を処方してもらうこともご検討ください。
BBXの効果はいつから現れる?食欲抑制は約2時間後
BBXの食欲抑制作用が現れる時間は約2時間後が目安です。
持続時間は明示されていませんが、食後に飲むと胃に4時間ほど留まると考えられています。そのため、作用が持続する時間は服用から6時間が目安と言えます。
BBXに副作用はある?下痢の症状や喉が渇く可能性がある
BBXはサプリメントなので基本的に副作用はほとんどありません。
ただし、服用初期は稀に軽度の下痢や虚脱感、喉の渇きなどの症状が出る可能性があります。しかし、継続して飲み続ければ体が成分に慣れてくるため、徐々に症状が治まってくることがほとんどです。
また、処方には事前に血液検査が必要な場合があります。
なお脂肪が燃焼されるとおならが出やすくなりますが、BBXによっておならが出やすくなるといった報告はありません。
BBXはいつ飲む?目的別の効果的な飲み方
BBXは目的別に効果的な飲み方があります。BBXを飲む目的は大きく以下2つに分けられます。
- 摂取カロリーをカットする
- 食欲を抑える
ここからは、それぞれの飲み方について説明します。
目的①摂取カロリーをカットする | 食事の30分前に飲む
BBXを飲んで摂取カロリーをカットしたい場合、食事の30分前に飲むのがおすすめです。
カロリーカットの作用が期待できるのは、BBXの成分が小腸から吸収されて約30分後となるため、朝昼夜の中で特に多く食べる食事の30分前に飲みましょう。
たとえば夜に多く食べる場合は、夕食直前ではなく夕食30分前を目安に飲みます。
目的②食欲を抑える | 食後に飲む
BBXで食欲を抑えたい方は、食後に飲むのがおすすめです。
食欲を抑制する作用は、BBXの成分が小腸から吸収されて約2時間後と考えられています。食後に飲めば1.5〜4時間ほど留まることから、食後約3.5〜6時間は食欲が抑えられると言えます。
特に、食事をしてから次の食事までにお腹が空いてしまうという方は、食後に飲むのがおすすめです。
BBXは1日に何錠飲めばいい?飲み過ぎるとどうなる?1日2錠まで
BBXは1日1〜2錠までです。
通常は1日1錠ですが、一定期間1日1錠を続けても効果を実感できない場合は、1日2錠を2回に分けて飲むことも可能です。
ただしBBXを過剰に摂取しても効果が高まったり、健康がより増進されたりすることはありません。
BBXは通販で買える?正規品と偽物の見分け方は?個人輸入での購入は危険
BBXは通販で購入することができます。
ただし、個人輸入の通販サイトは偽物を購入するリスクがある上、正規品と偽物を見分けることは困難です。
パッケージが異なっている場合や、製造国やメーカー名が正しくない場合、偽物と判断することはできます。しかし、パッケージが同じであれば偽物と見分けることはできないでしょう。
医療機関を利用すれば、ダイエットサプリメント以外に自身に適した瘦身治療が見つかる場合もあります。BBXの購入・使用を考えている方は、医療機関の受診をご検討ください。
BBXと食欲抑制剤(サノレックス)の違いは?サプリと医薬品で異なる
BBXと同様、ダイエット効果が期待できる薬剤に食欲抑制剤があります。
BBXはサプリメントですが、食欲抑制剤は医薬品です。食欲抑制剤の中でも代表的な「サノレックス」とBBXの違いを以下にまとめました。
名称 | BBX | サノレックス |
---|---|---|
特徴 | 「コルチゾール」をコントロールして食欲を抑制する | 食欲中枢に働きかけ、少ない食事量で満腹感を得られるよう作用する |
持続期間 | 6時間が目安 | 5~6時間 (長ければ9時間程度) |
服用方法 | 1日1錠を食前または食後に服用する | 1日1錠を食前または食後に服用する |
注意点 | 服用初期に下痢、虚脱感の症状が出る可能性がある | 副作用で便秘やのどの渇き、頭痛などを起こすことがある |
おすすめな方 | ストレスによる食欲を抑えたい方におすすめ | 高度肥満症の方におすすめ |
BBXはサプリメントなので基本的に副作用はありませんが、食欲抑制剤と比べてダイエット効果は限定的です。
一方、食欲抑制剤のサノレックスは副作用リスクがあるものの、サプリメントよりもダイエット効果が期待できることが特徴です。
サノレックスおよび食欲抑制剤についてより詳しく知りたい方は、以下のページもあわせてご覧ください。
サノレックスは通販でも購入できる?効果や副作用についても解説
食欲抑制剤とは?効果や副作用、2種類の食欲抑制剤について解説
BBXは食欲抑制やカロリーカットで体重減少を目指すサプリメント
BBXは食欲抑制やカロリーカットで、体重減少を目指すサプリメントです。以下のような働きを持つ成分が配合されています。
- ストレスによる食欲増強を抑制
- 摂取カロリーを約50%カット
- 糖質の消費を抑えてリバウンドを防止
ストレスによる食欲を抑制したい方は、BBXの服用が適しています。ただし、サプリメントによる効果は限定的なので、しっかり痩せたい方は食欲抑制剤もご検討ください。