医療脱毛のリスク・副作用は?予防・対処法やアフターケアについて解説

「医療脱毛って怖い」
「医療脱毛は効果がある分副作用が強いの?」
「本当に安全なの?」

このように医療脱毛に興味があるけど、リスクが怖いと悩まれている方やおすすめの医療脱毛クリニックを探しているが見つからずに困っている方もいらっしゃるのではなないでしょうか。

医療脱毛は安全性の高い施術ですが、医療脱毛で肌トラブルを引き起こしてしまうリスクがあります。医療脱毛後の肌トラブルは、アフターケアや予防策をしっかりおこなうことで防ぐことが可能です。

このページでは、医療脱毛で起こりうるリスクとその対処法などを具体的に解説します。

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当院では、医療脱毛のリスクについて不安がある方に向けて無料カウンセリングを行っていますので、以下のボタンからぜひお問い合わせください。

目次

医療脱毛(永久脱毛)には肌トラブルのリスクがある

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医療脱毛は、レーザーによって毛を作る組織を破壊します。レーザーは肌に直接あてるため、肌への負担も大きく、赤みややけどをはじめとした肌トラブルが起こることがあります。

医療脱毛後に起こりうる肌トラブルは以下の通りです。

  • やけど(炎症)
  • 毛嚢炎(もうのうえん)
  • 硬毛化
  • 打ち忘れ・照射失敗

それぞれの症状と予防法・対処法について具体的に解説します。

①やけど(炎症)

医療脱毛後に多くみられる肌トラブルの1つが皮膚の赤みです。ひどい場合、軽いやけどをおった状態になってしまうこともあります。軽い赤みであれば、正常な反応であるため特に問題ありません。

しかし、数日経っても赤みやヒリヒリとした痛みが治らないなどの症状がある場合は、医療脱毛によるやけどで炎症を起こしている可能性があります。

やけど(炎症)の予防法

日頃から、保湿と紫外線ケアをおこなうことで、医療脱毛によるやけどのリスクを減らすことができます。

乾燥している肌、日焼けしている肌は、やけどを引き起こすリスクが高くなっていますので、日頃からしっかりとお手入れするようにしましょう。

やけど(炎症)の対処法

患部を保冷剤などで冷やし、できるだけ肌を温めないようにしましょう。症状がひどい場合はクリニックに相談し、医師の診察と適切な処置を受けてください。このときの診察代や薬代は無料で対応してもらえる場合がほとんどです。

②毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎とは、毛の奥の毛包に雑菌が侵入し、炎症が起こった状態のことです。毛嚢炎になると、ニキビのようなものができ、悪化するとかゆみや痛みの症状が現れることがあります。

毛嚢炎が起こる原因は以下の通りです。

  • カミソリや毛抜きによる自己処理で肌にダメージを受けた
  • レーザーの熱により肌のバリア機能が低下し、毛穴に雑菌が入った
  • もともと肌が弱く、ニキビができやすい体質であった
  • 皮脂の分泌量が多く、雑菌が入りやすい状態であった

毛嚢炎(もうのうえん)の予防法

毛嚢炎は肌に付着した菌が毛包に侵入することで発症します。そのため、肌は常に清潔な状態を保つようにしましょう。また、ムダ毛の自己処理で皮膚を傷つけることによっても発症する場合がありますので、カミソリや毛抜きなどの自己処理は避けるようにしてください。

毛嚢炎(もうのうえん)の対処法

毛嚢炎の症状が現れた際は速やかにクリニックに相談しましょう。炎症の悪化を防ぐために、必要に応じて薬の処方、医師が診察し適切な処置を行います。放置しておくと、色素沈着を起こす場合があります。このときの診察代や薬代は無料で対応してもらえる場合がほとんどです。

③硬毛化

硬毛化とは、脱毛後に毛が太く硬くなってしまう症状のことです。厳密にいうと肌トラブルではありませんが、医療脱毛後の副作用としてよく知られています。硬毛化の原因ははっきりとはわかっていませんが、レーザーの熱が十分に届かないことで毛が生えてくる組織を破壊できず、毛の細胞がレーザーの刺激によって活性化されてしまうことで起きるとされています。硬毛化が起きたとしても、再度その毛に照射すれば脱毛の効果はありますので心配いりません。

硬毛化の予防法

硬毛化が起こりにくい脱毛機器を使っているクリニックを選ぶことで、硬毛化の予防ができます。

硬毛化の対処法

硬毛化が起こっても、ほとんどの場合が照射をそのまま続けることで発毛組織を完全に破壊できます。硬毛化によって契約期間内に脱毛が完了しなかった場合、その後の対応はクリニックによって異なるため一度相談してみましょう。

④打ち漏れ・照射失敗

施術後、3週間程経過したのに、集中して毛が残っている箇所や、毛が整列した状態で残っている場合には、照射ミスによる打ち漏れの可能性があります。起こる原因としては、レーザーの照射角度や間隔の誤りや、痛みにより施術中に体を動かしてしまったことなどが考えられます。

照射範囲が狭く、凹凸が多い複雑な部位は打ち漏れが発生しやすい傾向にあります。

打ち漏れ・照射失敗の予防法

施術中は体を動かさないようにすること、照射範囲が広い脱毛機器を使用しているクリニックを選ぶことが照射失敗の予防法になります。

打ち漏れ・照射失敗の対処法

打ち漏れに気づいたら、自己処理はせずに速やかにクリニックに連絡するようにしましょう。クリニックによっては保証期間を設けているところもあり、無料での追加照射を受けられます。

セルフでできる医療脱毛後のアフターケア

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医療脱毛後の肌トラブルを防ぐために、セルフケアが重要になってきます。自宅でおこなって欲しい医療脱毛後のアフターケアは以下の通りです。

  • 赤み、ヒリヒリが強いときは冷やす
  • しっかりと保湿する
  • 医療脱毛当日はシャワーのみ
  • 公共の温泉やプールは雑菌が入りやすいため控える
  • 医療レーザー後は運動を控える
  • 脱毛箇所は日焼けしないように注意する
  • 掻くなどの刺激を与えない
  • アルコールの摂取は控える

正しいセルフケアをおこない医療脱毛後の肌トラブルを予防しましょう。

勘違いされやすい医療脱毛のリスク

①発汗量の増加

医療脱毛の影響で汗の量が増えることは基本的にありません。脱毛後に汗の量が増えたと感じる方もいますが、脱毛によって毛がなくなったことで肌が汗をダイレクトに感じやすくなったというケースがほとんどです。

ただ稀に、「脱毛後多汗症」「精神性発汗」を起こしてしまうことがあります。

  • 脱毛後多汗症:脱毛時に汗腺が刺激されることで、一時的に汗の量が増える症状
  • 精神性発汗:脱毛による緊張やストレスで一時的に汗の量が増える症状

いずれも一時的な症状であり、時間をおくと元に戻ることがほとんどなため、心配はいりません。

②皮膚がんの発症・発がん性がある

医療レーザーが原因で癌になることはありません。医療脱毛は発がん性があると噂を聞いたことがあると不安に思われている方もいるかと思いますが、医学的根拠はまったくないです。

皮膚がんの原因となるのは紫外線です。医療レーザーの光は赤外線に近いものになります。赤外線は皮膚の表面から3〜4㎜程度までしか届きません。遺伝子まで傷つけることがないため、発がんリスクはありません。

医療脱毛のリスクに関するよくある質問

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ここでは医療脱毛におけるリスクに関してよくある質問をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

Q.肌トラブルのリスク軽減のために自分でできることはありますか?

医療脱毛後の肌トラブルを予防するために日頃から保湿を心がけるようにしましょう。乾燥している肌は、バリア機能が低下しています。さらに、脱毛後は肌が乾燥しやすくなっているため、ケアが不十分だと肌トラブルを引き起こしてしまいがちです。日頃より保湿を心がけるようにしましょう。また、日焼けも肌トラブルを引き起こしやすいため、脱毛期間中は日焼け対策をおこなうことをおすすめします。

Q.薬の服用による副作用やリスクは?

服用されている薬の内容によって、医療脱毛の副作用が出る可能性があります。薬の影響で肌がレーザーの光を感じやすくなっています。光線過敏症による肌トラブルは施術後の体調不良を起こしてしまう可能性があるため注意が必要です。光線過敏症を発症すると、赤みが強く出たり、発疹、むくみ、かゆみ、ただれなどの症状が現れたりすることがあり、脱毛にも影響します。そのため、薬を服用している場合は、必ず施術前に伝えるようにしてください。

副作用の出るリスクがある薬は以下の通りです。

光線過敏症を発症するリスクがある薬
  • 抗生剤
  • 抗菌薬
  • 抗ヒスタミン薬
  • 風邪薬
  • 抗不安薬
  • 抗がん剤
    など
内出血を起こすリスクがある薬
  • 抗凝固剤
  • 抗血小板薬
    など

他にもステロイドやピル、鎮痛剤などでも副作用が現れることがあります。

Q.医療脱毛でシミができる可能性はありますか?

医療脱毛のレーザーがシミを作ってしまうことはありませんが、照射時に起こるやけどや光線過敏症の発症などで色素沈着を起こし、シミができる場合があります。また、脱毛後の肌は非常にデリケートなため、その状態で紫外線を浴びると通常よりもシミができるリスクが高くなっています。

Q.妊娠中は医療脱毛を避けるべきですか?

妊娠中の医療脱毛は基本的に避けていただいた方がよいです。レーザーが妊婦さんやお腹の中の赤ちゃんに影響を与える可能性は低いですが、妊娠中はホルモンバランスが崩れやすいため、毛周期が安定しません。そのため、脱毛効果が得られにくくなる可能性があります。また、ホルモンバランスの影響で体調も不安定になっている時期なため、多くのクリニックが妊娠中はお断りしています。

Q.敏感肌・アトピー肌は医療脱毛を避けるべきですか?

敏感肌やアトピー肌の医療脱毛、医師の診察の結果次第で受けていただくことができます。敏感肌やアトピーの方は特にカミソリなどの自己処理が肌トラブルを起こしやすいため、医療脱毛を受けていただくことは非常におすすめです。ただし、レーザーの刺激によって肌トラブルを起こす可能性もあるため、医師の診察によって、照射ができるかどうかの判断と照射出力を決定します。

Q.抗生物質や抗がん剤を服用していても医療脱毛できますか?

抗生物質や抗がん剤の服用中は、医療脱毛により光線過敏症を発症するリスクが高くなっています。そのため、それらの薬を服用中は多くのクリニックが医療脱毛はお断りさせていただいています。

Q.癌患者でも医療脱毛は受けられますか?

癌患者さんでも医療脱毛の施術を受けていただくことは可能です。ただし、抗がん剤の服用中や、全身状態がよくない場合はお断りさせていただくことがあります。

Q.医療脱毛で永久脱毛はできますか?

医療脱毛は、レーザーによって毛の生える組織を破壊することで脱毛します。破壊された組織は永久的に持続するため、脱毛完了後は永久的に毛が生えてくることはありません。ただし、毛周期のサイクルによってきちんと脱毛できていなかった毛などが稀に生えてくることがあります。

Q.脱毛トラブルはどこに相談したらよいですか?

脱毛トラブルは施術を受けたクリニックに相談しましょう。それでも解決に至らない場合は、医療機関を受診し、適切な治療を受けましょう。

医療脱毛のリスクが心配な方は、肌トラブルの専門医がいるアイシークリニックへ

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医療脱毛は安全性の高い施術ですが、肌トラブルを引き起こしてしまうリスクもあります。リスクをしっかり理解し、セルフケアを併用することで肌トラブルを予防することが可能です。

肌の総合専門である当院では、医療脱毛後の肌トラブルを最小限に抑えられるように努めています。相談だけでも承っていますので、お気軽にお問い合わせください。

監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医
略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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