脂肪吸引の3つのメリット・デメリットとは?吸引できる部位やダウンタイムを解説

  • 本コラムの内容について、当院では現時点では取り扱いがございませんが、情報のひとつとしてご利用下さい。

「脂肪吸引のメリット・デメリットが知りたい」
「脂肪吸引はどの部位を吸引できる?」

などと、お考えではありませんか?

脂肪吸引は皮膚を切らないため、傷跡が残りにくい痩身治療です。また脂肪細胞を直接吸引するため、リバウンドが起きにくいメリットがあります。

今回は脂肪吸引のメリット・デメリットや吸入できる部位、ダウンタイムについて紹介します。脂肪吸引があなたに合っているかわかるので、治療を検討中の方はぜひご覧ください。

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脂肪吸引とは?切らないから傷跡が残りにくい

脂肪吸引とは?切らないから傷跡が残りにくい
脂肪吸引は、吸引器具「カニューレ」を使って、切らずに皮下脂肪を除去する痩身治療です。手術が数mm程度の切開で済むため、傷跡が目立ちにくいです。

また、脂肪細胞を直接取り除くため、リバウンドが発生しにくいという特徴もあります。

肥満は脂肪細胞が肥大化することで生じる症状であり、太っている人は痩せている人と比べて脂肪細胞が大きくなっています。

脂肪吸引で脂肪細胞そのものの数を減らすことで、脂肪を蓄積する細胞が減少し、太りにくい体質にすることが可能です。

次に当てはまる方には、脂肪吸引がおすすめです。

  • ダイエットの失敗が続いている方
  • できる限り短期間で痩せたい方
  • 部分的に痩せたい方
  • 皮下脂肪の多さに悩んでいる方

脂肪吸引が受けられる部位|顔・二の腕・お腹などの脂肪

脂肪吸引は皮下脂肪が蓄積されやすい箇所の多くに使用できます。

具体的には次の部位の脂肪を吸引可能です。

  • 顔(頬、あご)
  • 二の腕
  • 背中
  • お腹
  • 足(太もも、ふくらはぎ)

頬やあごに利用すればフェイスラインがスッキリする印象を与えられ、胸の場合は脂肪吸引のほか、吸引した脂肪を注入することで豊胸も目指せます。

そのほか、自力のダイエットでは落としにくい二の腕や、皮下脂肪がつきやすいお腹、老けている印象を与えやすい腰や背中のぜい肉も吸引可能です。

太ももへの脂肪吸引は、前後・外側・内側だけというように、部分的な対応も可能です。太ももと同時にお尻の脂肪吸引も同様に実施すれば、リフトアップによって足が長く見える効果も期待できます。

脂肪吸引量(cc)は人によって異なり、皮下脂肪が多い方は2,000cc程度の脂肪を除去する場合もあります。

脂肪吸引の3つのメリット

脂肪吸引の3つのメリット

多くの部位に使用できる脂肪吸引には、他にも次のメリットが存在します。

  • 5年後・10年後もリバウンドしにくい
  • 部分的に細くすることが可能
  • 食事制限や運動なしでサイズダウンできる

こちらでは上記3つのメリットについて、詳しく解説します。

メリット①5年後・10年後もリバウンドしにくい

脂肪吸引の大きなメリットは、長期にわたってリバウンドが起きにくい点です。

肥満は脂肪細胞の肥大化によって起こるもので、脂肪細胞の数が原因ではありません。運動や食事制限によるダイエットでは脂肪細胞の数を減らすことはできず、脂肪細胞を小さくする効果にとどまります。

そのため、ダイエット終了後に食生活の改善や定期的な運動をやめると、体脂肪が増加しリバウンドする可能性が高いです。

その点、脂肪吸引は脂肪細胞そのものの数を減らす治療法です。肥満の原因を直接取り除けるため、5年後・10年後もリバウンドしにくい体質にすることができます。

メリット②部分的に細くすることが可能

脂肪吸引は気になる部分を指定できるため、部分痩せにも有効です。

たとえば女性の場合、胸の脂肪は残しつつお腹だけ脂肪吸引するなど、自分の希望するシルエットにすることが可能です。

このことから、脂肪吸引は思い通りのシェイプアップを実現しやすい施術方法だと言えます。

メリット③食事制限や運動なしでサイズダウンできる

脂肪吸引は食事制限や有酸素運動の必要がないため、気兼ねなく痩せられます。

食事制限や有酸素運動は効果が出るまで一定の時間がかかるので、痩せたことを実感する前に挫折してしまう方も少なくないでせよう。また、目標を達成できない焦りや、好きなものを食べられないストレスに悩まされることも考えられます。

脂肪吸引なら、食事を楽しみたい方や運動が苦手な方でもサイズダウン可能です。

脂肪吸引は後悔する?起こりうる3つのデメリット

脂肪吸引は後悔する?起こりうる3つのデメリット

脂肪吸引はダイエットに有効な方法ですが、次に挙げる3つのデメリットも考慮する必要があります。

  • 手術に失敗する可能性がある
  • 手術や拘縮による痛みがある
  • 死亡事故のリスクがゼロではない

ここからは、上記3つのデメリットについて解説します。

デメリット①手術に失敗する可能性がある

脂肪吸引では手術が失敗し、希望の仕上がりにならない場合もあります。

主な失敗例には次のことが考えられます。

  • 思ったより吸入部位が細くならない
  • 施術部位の皮膚がたるむ、凸凹になる
  • お尻が垂れる
  • 身体の左右のバランスが崩れる
  • 顔面麻痺が起こる

太ももの脂肪吸引では、お尻が垂れてしまうリスクがあります。太ももの脂肪はお尻を支える役割もあり、吸引で土台が崩れた結果ヒップラインが不自然になってしまうことが原因です。

また、脂肪吸引によって身体の左右のバランスが不自然になり、シルエットがいびつになってしまう場合もあります。脂肪は吸引しやすい箇所とそうでない部分があり、吸引しすぎてしまうとバランスが崩れやすいです。

頬やあごの脂肪吸引は、ごくまれに顔面麻痺が発生することもあります。

デメリット②手術や拘縮による痛みがある

脂肪吸引は、手術時や拘縮(こうしゅく)によって痛みを感じる場合があります。

拘縮とは吸引した箇所の皮膚が固くなってしまい、動かそうとしたとき、関節に痛みを伴う症状のことです。術後1週間程度から出始め、数ヵ月続く場合があります。

また、手術時は麻酔を使用するため、基本的に痛みを感じにくいです。しかし麻酔が苦手な方にとっては、手術時の麻酔に痛みを感じやすいかもしれません。

麻酔にも種類があり、特に「硬膜外麻酔」と呼ばれる、脊髄を包む膜の内部に注入する麻酔は痛みを伴う可能性が高いです。なお、意識がなくなる全身麻酔や静脈麻酔では、基本的に麻酔時の痛みはありません。

手術部位を触ると痛みを感じることがありますが、およそ2週間〜1ヶ月でおさまります。

デメリット③死亡事故のリスクがゼロではない

手術の一種である脂肪吸引では、少なからず死亡事故が発生するリスクがあります。

死亡事故の主な発生要因は次の3つです。

  • 麻酔の負担
  • カニューレによる手術ミス
  • 脂肪塞栓

麻酔の負担が大きく、血中濃度が高まると中毒状態になってしまい、呼吸停止に陥るリスクがあります。

またカニューレは皮下に細い管を挿入するため、お腹に使用する場合、内臓を傷つけてしまうおそれがあります。

脂肪塞栓とは、吸引によって損傷した血管に脂肪成分が混入することで、末梢血管が詰まる症状です。血栓ができる場所次第で症状は異なりますが、肺などに詰まった場合、死亡する可能性もあります。

このように、脂肪吸引はトラブルが生じると死亡に直結することもある治療法です。なお、脂肪吸引による死亡は非常に稀なケースです。

脂肪吸引による主なダウンタイム|顔のむくみや皮膚のたるみ

脂肪吸引による主なダウンタイム

脂肪吸引では術後にダウンタイムがあり、次のような症状が現れます。

  • 痛み
  • 拘縮
  • むくみ
  • たるみ
  • あざ
  • 肌のぼこぼこ

顔面の吸入は、痛みやむくみのほか、腫れや内出血が生じる可能性があります。内出血を早く治すために有効的なのは、吸入部位を冷やすことです。

むくみや腫れなど見た目への影響が不安な方も多いかと思いますが、顔面のダウンタイムは軽いことが多いです。また術後に肌がぼこぼこになることがあり、数ヶ月でおさまります。

ダウンタイム中の過ごし方は、激しい運動を避け、できる限り安静にしておくことです。食事は身体に負担がかからない程度であれば、通常通り行えます。

脂肪吸引するといつから細くなる?1ヶ月で実感することがほとんど

個人差はありますが、基本的にどの部位でも施術から1ヶ月が経過すれば、効果を実感できることが多いです。

吸引直後から数週間は、ダウンタイムによる腫れで細くなったように見にくいです。

ダウンタイムの腫れがおさまれば、効果を実感できるようになります。最初は急激に細くなり始め、その後は変化の度合いが緩やかになります。

脂肪吸引後のむくみのピークはいつまで?1〜2週間が目安

脂肪吸引後のむくみは術後1~2週間でピークに達し、場合によっては3ヶ月程度続くこともあります。

脂肪吸引後のむくみ対策には、ガードルや着圧タイツなどが有効です。脂肪吸引後の圧迫固定による効果は大きく、ダウンタイムの軽減のほか、仕上がりの程度にも影響を与えます。

また利尿剤にはむくみを緩和する作用がありますが、副作用のリスクがあるため、自己判断での服用はさけてください。

脂肪吸引は男性でも受けられる?男らしい見た目も可能

脂肪吸引は男性でも受けられる?

脂肪吸引は男性でも受けられ、中には男性専門のクリニックも存在します。

特に男性専門の脂肪吸引は、筋肉のデザインも可能です。たとえば大胸筋を目立たせるためにわきの下の脂肪を重点的に落としたり、腹筋のシックスパックを強調したりできます。

なお、男性が希望とする体型を目指すために重要となる部位は、胸やお腹、二の腕などの上半身です。

まとめ:脂肪吸引はリバウンドしにくい痩身治療

脂肪吸引は肥満の原因である脂肪細胞を減らせるため、リバウンドのリスクを抑えられる痩身治療です。

吸引器具を使用し患部を大きく切り取るものではないので、傷跡が残りにくいというメリットもあります。そのほか、部分痩せが可能なことや、運動や食事制限の必要がないこともメリットです。

ただしリスクもあり、麻酔や拘縮による痛みが生じるほか、細くならなかったり皮膚がたるんでしまったりと手術が失敗する可能性もあります。

脂肪吸引をお考えの方は、まずは一度医師に相談して判断しましょう。

なお、ダイエット効果のある治療に興味のある方はGLP-1BNLSもおすすめです。太りにくい体質になり、痩せることができます。GLP-1やBNLSについて気になる方は下記の記事をご覧ください。

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監修者医師

高桑 康太 医師

略歴

  • 2009年 東京大学医学部医学科卒業
  • 2009年 東京逓信病院勤務
  • 2012年 東京警察病院勤務
  • 2012年 東京大学医学部附属病院勤務
  • 2019年 当院治療責任者就任

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医
略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

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