クラツーアルファ（CLATUUα）とは？効果や副作用、メリット・デメリットを解説

「クラツーアルファの効果や副作用は？」
「クラツーアルファのメリットやデメリットを知りたい」

などとお考えではありませんか？

クラツーアルファ（CLATUUα）とは冷却技術を用いた痩身治療の一種です。脂肪細胞を凍結・破壊して体外へ排出する仕組みで、部分痩せ効果が期待できます。

さらに施術後はリバウンドしづらくダウンタイムも少ない、メリットの多い施術です。

こちらのページではクラツーアルファの効果や副作用、メリットやデメリットについて解説します。

クラツーアルファ（CLATUUα）とは？脂肪細胞に働きかける痩身治療

クラツーアルファ（CLATUUα）とは、冷却して脂肪を溶解する痩身機器です。気になる部位の脂肪を減らせるだけでなく、リバウンドしにくい体へと導く効果が期待できます。

韓国のCLASSYS社で開発・製作されており、KFDA（韓国食品医薬品安全庁）から承認を受けているほか、EUのCEマークを取得しています。

また、クラツーアルファは施術時にメスを使わないので痛みがほとんどなく、ダウンタイムが少ないです。施術時間も短いので、施術にかかる負担が抑えられています。

クラツーアルファの効果 | 脂肪細胞を凍らせて体外に排出する仕組み

クラツーアルファは気になる部位の脂肪細胞を凍結させて、自然に体外へ排出する痩身治療機器です。

水は0℃で凍り始めるのに対し、脂肪細胞は4℃で凍結を開始します。

クラツーアルファは脂肪細胞を4℃に冷やすことで、血液や周辺組織にダメージを与えずに脂肪細胞のみシャーベット化することが可能です。

凍った脂肪細胞はアポトーシス（自然死）が促され、約30～90日かけて代謝・排出。脂肪細胞が減少することで、徐々に体重も減少していく仕組みです。

クラツーアルファ1回の施術で減少する脂肪量は、多い時で20％ほどとされています。

クラツーアルファの施術部位はどこ？お腹や顔、頬、二の腕などに対応

クラツーアルファが対応している施術部位は次の通りです。

• 顔（あご下・二重あご・頬）
• 二の腕
• 側胸部
• 背中
• わき腹・腰
• 腹部
• でん部
• 太もも
• 足

ただし、クラツーアルファはセルライトでボコボコになった肌や固太りしている部位には効きづらいので注意が必要です。

セルライトの治療を希望する場合には、HIFU（ハイフ）など熱で働きかける施術がおすすめです。HIFU（ハイフ）の詳細について、次のページで解説しているのであわせてご覧ください。

HIFU（ハイフ）とは？効果や副作用、メリット・デメリットについて解説

クラツーアルファは効果がない？施術後の食生活には注意が必要

クラツーアルファの効果には個人差があります。そのため、人によっては効果を実感できない可能性があります。

そのほか、施術後の食生活や生活習慣にも注意が必要です。施術したからといって、食べ過ぎれば痩身効果は期待できません。

クラツーアルファの施術を受けた後は、暴飲暴食を控えてください。

クラツーアルファはいつから効果を実感できる？数ヶ月かかる

クラツーアルファは効果を実感できるまで時間がかかります。効果が現れるまでに、1ヶ月～数ヶ月かかるのが一般的です。

クラツーアルファによって破壊された脂肪細胞が体外に排出されるには、時間がかかるためです。

早ければ1ヶ月目から効果を実感できる場合もありますが、個人差があるので3ヶ月程度かかると考えておきましょう。

クラツーアルファに副作用はある？めまいや頭部のふらふら感など

クラツーアルファで起こりうる副作用は次の通りです。

• 施術中または施術後のめまい
• 吐き気
• ほてり
• 発汗
• 失神
• 頭部のふらふら感
• 激しい疼痛
• 組織の肥大
• 皮下硬結

しかし、上記の症状が出ることはまれです。

また、施術後にひりひり感や知覚麻痺の症状が出る場合があります。症状は数ヶ月続く場合があります。

クラツーアルファのメリット・デメリット

クラツーアルファのメリット・デメリットをまとめた表が次の通りです。

メリット	デメリット
・リバウンドしづらい ・メスを使用しない ・血管や周辺組織にダメージを与えない ・幅広い部位に対応している ・自然に痩せられる	・効果を実感するまで時間がかかる ・セルライトには効きづらい ・脂肪に一定の厚みが必要

クラツーアルファの大きなメリットはリバウンドしづらい点です。

運動や食事制限によるダイエットは、脂肪細胞を小さくしてサイズダウンを目指すもので、脂肪細胞そのものを減らすことはできません。一方、クラツーアルファは脂肪細胞を減らすことが可能です。

リバウンドは脂肪細胞が元の大きさに戻ることで起きるため、脂肪細胞が減少すればリバウンドしづらくなります。

​効果を実感できるまで時間がかかるデメリットはありますが、メリットが多い施術と言えます。

クラツーアルファの施術の流れ

クラツーアルファの施術の流れは次の通りです。

1. カウンセリング
   医師とのカウンセリングでお悩みやご希望を共有します
2. マーキング
   施術を希望する部位の脂肪の厚みを確認し、アプリケーターを装着する部位にマーキングします
3. 施術
   凍傷を防ぐためのジェルパットを貼り付け、施術を開始します。施術中はアプリケーターがズレないようにベッドに横になります
4. マッサージ
   ジェルをホットタオルで拭き取ります。凍結した脂肪をマッサージで揉み砕くことで、脂肪細胞の自然死（アポトーシス）と排出を促します

施術時間は部位によって異なりますが20～50分が目安です。施術後の注意点は特になく、入浴は施術当日から可能です。

クラツーアルファの施術は痛い？施術中の痛みは少ない

クラルーアルファは患部を吸引して冷やす施術です。そのため、吸引時の痛みや冷たさを感じることがあります。

しかし施術中の痛みは少なく、麻酔が必要ない程度です。

施術後も痛みはほとんどありません。チリチリとした違和感が生じる場合がありますが徐々に改善します。

クラツーアルファにダウンタイムはある？赤みや腫れ、内出血など

クラツーアルファには、以下のダウンタイムがあります。

• 知覚鈍麻
• 赤み
• 痛み
• 内出血

施術直後に感覚が鈍くなる「知覚鈍麻」の症状が出ることがあります。

ただし赤みや痛み、知覚鈍麻は施術後数日から1週間程度で緩和します。内出血も3週間程で改善する場合がほとんどです。

クラツーアルファの施術間隔と回数は？3ヶ月に1回の頻度で複数回受ける

クラツーアルファの施術間隔は、通常1〜3ヶ月に1回のペースです。

同じ部位の施術は3ヶ月程度の期間を空けるようにしましょう。

また、クラツーアルファは複数回の施術を通してダイエット効果を目指す施術です。効果を実感するまでにかかる施術回数は部位によって異なりますが、3回程度で効果を実感できる場合が多いです。

クラツーアルファが受けられない方はいる？皮下脂肪に一定の厚みが必要

次に当てはまる方は、クラツーアルファの施術を受けられません。

• 皮下脂肪の厚さが一定基準に満たない方
• 妊娠・授乳中の方
• 心疾患や糖尿病を患っている方
• ケロイド体質の方
• ヘルニア等腰痛を患っている方
• 施術部位に金属製のプレートを埋め込んでいる方

など

そのほか、医師の判断によって施術を受けられないケースがあります。

クラツーアルファとクールスカルプティングとクールテックの違い

クラツーアルファのほかに、脂肪冷却の痩身治療には「クールスカルプティング」や「クールテック」があります。

クラツーアルファとほかの脂肪冷却治療を比較した表が次の通りです。

クラツーアルファは、ほかの冷却機器から冷却カップの形状や取り付け方式を改良した機器です。改良により吸引力が約20％向上しています。

また、クラツーアルファは従来の180度両面冷却方式ではなく、360度サラウンド冷却技術を採用。冷却効率が約18％向上しています。

脂肪冷却の痩身治療、およびクールスカルプティングの詳細について、次のページで解説しているのでぜひあわせてご覧ください。

脂肪冷却とは？効果や副作用、メリット・デメリットについて解説

クールスカルプティングとは？3つの特徴や効果、副作用について解説

クラツーアルファは脂肪細胞を冷却させて部分痩せが目指せる

クラツーアルファ（CLATUUα）は、脂肪細胞を冷却して排出する痩身治療の一種です。部分的に脂肪細胞のみを破壊・排出できるため、部分痩せが目指せます。

またクラツーアルファは脂肪細胞そのものを減らすため、リバウンドしにくいことが特徴です。メスを使わないためダウンタイムも少なく、メリットの多い施術です。

二の腕やお腹など気になる部位の部分痩せをしたい方は、クラツーアルファの施術をご検討ください。