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HIFU(ハイフ)とは?効果や副作用、メリット・デメリットについて解説

「HIFUって何?」
「HIFUの効果や副作用、治療の流れについて知りたい」

とお考えではありませんか?

HIFUは皮膚表面へダメージを与えることなく、熱で皮膚の内側から肌を引き締める痩身治療です。顔のたるみ改善やリフトアップなどの美容効果が期待できます。

ダウンタイムもほとんどないため、肌を傷つけることなく気になる部位を引き締めることが可能です。

こちらのページではHIFUの効果や副作用、HIFU機器の種類について解説します。

当院では患者様一人ひとりに適した治療法を提案し、結果にこだわった治療を行います。
お悩みや症状をしっかりとヒアリングいたしますので、まずは以下のボタンからカウンセリングをお申込みください。

HIFU(ハイフ)とは?美容効果が期待できる超音波療法

HIFU(ハイフ)とは?美容効果が期待できる超音波療法

HIFU(ハイフ)とは正式名称High Intensity Focused Ultrasoundの略称です。「高密度焦点式超音波治療法」のことを言います。

しわを引き上げる「リフトアップ治療法」の一つで、超音波で肌のたるみを改善する方法です。皮下組織や筋膜に超音波を照射して、熱によって肌を内部から引き締め・引き上げます。

HIFUの原理・仕組み | 表面の皮膚を火傷させずに熱で引き締める

HIFUは表面の皮膚を火傷させずに、熱で肌の内側から引き締めます。

作用の仕組みは次の通りです。

  1. 超音波エネルギーを照射
  2. 肌の引き締め・リフトアップ
  3. コラーゲンやエラスチンの生成促進

HIFUは超音波エネルギーを目的の層に狙いを定めて照射します。表面の皮膚や周りの組織にダメージを与えずに、目的とする皮膚層にのみ強い熱エネルギーを与えることが可能です。

熱エネルギーを与えることで、顔を引き締め・リフトアップします。

さらに熱を受けた皮膚組織は、美容成分のコラーゲンとエラスチンの生成を促進。引き締めと同時に弾力性のある肌へと導きます。

医療用HIFUとエステHIFUの違いは?照射方式が異なる

HIFUには医療用HIFUとエステHIFUがあります。2つのHIFUの違いについて、次の表をご覧ください。
※エステHIFUは国から認められておらず、医療用HIFUは国から認められた施術となります。

種類 医療用HIFU エステHIFU
照射方式 点状方式 蓄熱方式
特徴 ・出力が高い
・皮膚の深い層まで熱エネルギーが届く
・より高い引き締め・リフトアップ効果が期待できる
・出力が弱い
・皮膚の浅い層までしか熱エネルギーが届かない
・優れた効果は期待できない
痛み ほとんどなし なし
施術回数 3ヶ月~6ヶ月に1回 1ヶ月に1~2回

医療用HIFUとエステHIFUは照射方式や出力の強さが異なります。

医療用HIFUの方が出力が高く、エステHIFUよりも優れた効果が期待できるのが特徴です。

また医療用HIFUは弱い出力から徐々に調節するため、痛みもほとんどありません。痛みが不安な方は事前に担当医師の方へご相談ください。

HIFUがおすすめの方 | 顔のしわやたるみが気になる方

HIFUがおすすめの方 | 顔のしわやたるみが気になる方

次の項目にあてまる方は、HIFUの施術をおすすめします。

  • 額のしわが気になる方
  • 目元や目尻がたるんできている方
  • 法令線(ほうれい線)やマリオネットラインが気になる方
  • フェイスラインやほほのもたつきを改善したい方
  • 二重アゴが気になる方
  • 痛みやリスクの少ないリフトアップが受けたい方

HIFUは顔のあらゆる箇所に対応可能ですので、顔のしわやたるみが気になる方は一度当院へご相談ください。

HIFUの効果はすごい?期待できる3つの美容効果

HIFUの効果はすごい?期待できる3つの美容効果

HIFUによる施術は、大きく以下の3つの美容効果が期待できます。

  • 法令線(ほうれい線)や目元・まぶたのたるみを改善
  • フェイスラインの改善による小顔効果
  • お腹痩せ・二の腕のリフトアップ

それぞれの効果について詳しく解説します。

効果①法令線や目元・まぶたのたるみを改善

HIFUは、法令線(ほうれい線)や目元・まぶたのたるみに対して改善効果が期待できます。

法令線の主な原因は顔のたるみです。

表情筋が衰えたり真皮内のコラーゲンが減少したりすると真皮はダメージを受けます。結果、ハリや弾力を失って頬を支える筋肉が低下し、法令線につながると考えられています。

HIFUによる施術は、エネルギーを照射することで真皮層から筋膜層の組織を収縮させ、顔のたるみや法令線を改善する仕組みです。

効果②フェイスラインの改善による小顔効果

HIFUはあご下のたるみや二重あごなど、フェイスラインの改善にも有効です。

顔がたるんで見える原因の1つは、皮下組織と表情筋の間にある「SMAS層」の緩みです。皮膚を支える役割を担うSMAS層が加齢により劣化して緩みます。

徐々に顔の肌を支えきれなくなり、たるみやしわにつながるメカニズムです。

HIFUはSMAS層を引き締めて、肌の内側からたるみを改善します。フェイスラインのたるみが改善されることでシルエットが整って、小顔に見える効果が期待できます。

効果③お腹痩せ・二の腕の引き締め

効果③お腹痩せ・二の腕の引き締め

HIFUはお腹痩せや二の腕の引き締めにも有効です。

顔以外に照射する施術を「HIFUボディ」と呼び、脂肪細部に対して熱エネルギーを照射します。機能しなくなった脂肪細胞は老廃物とみなされ、体外へ排出されます。

脂肪細胞が体外へ排出されるのは施術から2〜3週間と考えられており、時間をかけて徐々に照射部分のサイズダウンを実感することが可能です。

お腹や二の腕のほか、ウエストや臀部などさまざまな箇所の部分痩せが期待できます。

HIFUの効果はいつまで続く?3~6ヶ月の持続期間が目安

HIFUの効果の持続期間に特に限界はありません。HIFUによって一度引き締めた筋膜は、基本的に引き締まったままです。

ただし歳を重ねればたるみが出てくるので、時間が経過することによって顔は徐々にたるんでいきます。

そのためHIFUの施術後3〜6ヶ月を目安に、「またたるんできた」と感じる可能性があります。

HIFUは効果ない?効果はいつから出る?効果実感までに時間がかかる

効果が出るまでの時間には個人差があります。

HIFUによるリフトアップ効果は時間をかけて徐々に現れます。施術後すぐに実感される方は少なくありませんが、術後1ヶ月以内に効果を実感できるケースがほとんどです。

さらに施術直後から約3ヶ月は皮膚の内部で美容成分が生成されるため、その期間ゆっくりと肌が引き上がっていきます。

HIFUのメリット | 治療時間が短い

HIFUのメリット | 治療時間が短い

HIFUのメリットは主に次の3つです。

  • 治療時間が短い
  • 施術の傷が残らない
  • 肌への負担が少ない

HIFUは顔全体への照射が平均40分程度で終わります。そのため、日々の隙間時間の中で無理なくHIFUの施術を受けることが可能です。

施術の傷が残らず肌への負担が少ないのもメリットです。改善したい箇所に応じてショット数を調整することで、お悩みの症状に適した治療を行います。

HIFUのデメリット | 治療時の痛みがある

HIFUのデメリット | 治療時の痛みがある

HIFUのデメリットとしては、次の3つが挙げられます。

  • 妊娠中や授乳中の方は受けられない
  • 副作用を生じるリスクがある
  • 紫外線の影響を受けやすくなる

HIFUは妊娠中や授乳中の方は受けられません。他にも、ペースメーカーが入っている方や他の美容治療を受けた方は治療を受けられないのでご注意ください。

また、HIFUの施術後は肌の水分量が一時的に減少し、乾燥しやすくなります。そのため、紫外線によるダメージを防ぐ力が弱まり、影響を受けやすくなるのがデメリットです。

HIFUの施術後は保湿やUVケアを十分に行いましょう。

HIFUの副作用は?顔の赤みやむくみなど

HIFUの施術で起こりうる副作用は次の通りです。

  • 赤み
  • むくみ
  • 肌表面のみみず腫れ
  • カサブタ
  • 内出血

など

基本的にダウンタイムや副作用はほとんどありませんが、稀に赤みやむくみなどの副作用を起こすことがあります。しかし症状は一時的で、時間の経過とともに良くなることがほとんどです。

副作用の症状がひどい場合や長引く場合は、一度クリニックにご相談ください。

HIFUの治療の流れ

HIFUの治療の流れ

当院のHIFUによる治療は、以下の流れで行います。

  1. 初診・カウンセリング
    まずは患者様のお悩みをお聞きします。目元のたるみ改善やリフトアップなど患者様一人ひとりのご希望をお聞きし、治療の方針を一緒に決めていきます
  2. 施術
    改善したい症状に対して施術を行います。治療時の痛みが不安な方は事前に担当医師にご相談ください
  3. アフターケア
    3〜6ヶ月を目安に次の受診をご検討ください。治療後にかさぶたが生じることがありますが、時間の経過とともに治まります

HIFUの施術当日からメイクなどは可能です。ただし患部を強くこすらないようにご注意ください。

HIFUの治療頻度・間隔はどのくらい?3〜6ヶ月に1回が目安

HIFUの治療頻度や間隔には個人差があります。目安は3〜6ヶ月に1回です。

施術箇所が1ヶ月ほどでコラーゲン生成が促進されて効果が持続します。

なお、具体的な治療間隔は医師やクリニックでの治療時に相談しましょう。当院では患者一人ひとりの症状に合わせて、適した治療頻度や治療法をご提案いたします。

HIFU治療後の経過・ダウンタイム | 翌日にむくみが出る

HIFUの治療後は翌日からむくみが生じます。むくみが生じる期間には個人差がありますが2〜7日間が目安です。

また施術当日は、紫外線対策と保湿を十分に行いましょう。筋肉痛のような痛みを感じる間は患部の強い圧迫やマッサージを避けてください。

シャワーや入浴についても当日から可能です。ただし患部に赤みが生じている場合は、当日の入浴を避けて翌日以降にずらしましょう。

HIFUに種類はある?機械別にショット数や効果を比較

HIFUに種類はある?機械別にショット数や効果を比較

HIFUには、さまざまな種類があります。主なHIFU機器のショット数や効果の違いを機械別に表にまとめましたのでご覧ください。

名称 ウルトラフォーマーⅢ タイタン ソノクイーン サーマクール
治療方法 HIFU HIFU HIFU 高周波RF波
特徴 肌表面を傷つけず、皮膚の真皮層や筋膜に超音波を当てられる 約20分程度の短い治療時間で効果が期待できる 3つのカートリッジで皮膚の深さにあわせた照射ができる 肌にRF(ラジオ波)の熱を与えて肌の引き締めを目指す
効果 ・頬や顔のしわ・たるみ改善
・フェイスライン改善による小顔効果
・コラーゲン生成促進による引き締め
・フェイスラインの改善
・小顔効果
・目元のしわ改善
・頬のしわ・たるみ改善
・額や眉のしわの改善
・頬のたるみ改善
・目尻のしわ・たるみ改善
・口元や首元のしわ・たるみ改善
・小じわやたるみの改善
・肌にハリとキメを与える
・ニキビ跡の改善
副作用 ・患部の赤み
・患部のむくみ
など
・患部の赤み
・患部のむくみ
・患部のヒリヒリ感
など
・筋肉痛のような痛み
・日焼けによる色素沈着
など
・痛み
・軽度のやけど
・頬のこけ
など
おすすめの方 ・法令線やマリオネットラインが気になる方
・小じわが気になりだした方
・メスを使わずにリフトアップしたい方
・たるみを引き締めたい方
・顔のしわを改善したい方
・目元の小じわを改善したい方
・二重あごをどうにかしたい方
・たるみや法令線を改善したい方
・目元のハリを取り戻したい方
・肌のハリを改善したい方
・二重あごをどうにかしたい方
・肌のしわやたるみが気になる方
・ニキビ跡を改善したい方

サーマクールはHIFUではありませんが、HIFUと似た効果を期待できます。

なお、それぞれの機器で特徴や効果、副作用が異なるため医師と相談しつつ、自分に適した治療方法を決めることが大切です。

ウルトラフォーマーⅢとソノクイーン、サーマークールの詳細は、それぞれ以下のページで解説しているのでぜひあわせてご覧ください。

ウルトラフォーマーⅢとは?効果や他のHIFU(ハイフ)機器との違いを解説

ソノクイーンとは?効果やメリット・デメリット、他のハイフ機器との違いを解説

サーマクールとは?期待できる効果やCPTやFLXの違いを解説

当院のHIFUの値段・費用

当院のHIFUによる治療の料金・費用はコースや回数によって異なります。

料金の詳細は以下の料金表からそれぞれご確認ください。

HIFUをお考えの方はアイシークリニックへご相談ください

HIFUをお考えの方はアイシークリニックへご相談ください

HIFUは少ない痛みで顔の引き締め・引き上げ効果が期待できるリフトアップ治療です。

さまざまなHIFU治療機器の中でも、当院は特に痛みの少ないとされる「ウルトラフォーマーⅢ」をご用意しております。たるみの改善に加え、肌質の改善も期待できます。

施術前にまずはカウンセリングを行い、患者さまの希望に沿った施術を行いますので、HIFUをお考えの方はぜひアイシークリニックへお問い合わせください。

当院では患者様一人ひとりに適した治療法を提案し、結果にこだわった治療を行います。
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監修者医師

佐藤 昌樹 医師

保有資格

日本整形外科学会整形外科専門医
略歴

  • 2010年 筑波大学医学専門学群医学類卒業
  • 2012年 東京大学医学部付属病院勤務
  • 2012年 東京逓信病院勤務
  • 2013年 独立行政法人労働者健康安全機構横浜労災病院勤務
  • 2015年 国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院勤務を経て当院勤務

松尾 由紀 医師

保有資格

日本形成外科学会形成外科専門医 /皮膚腫瘍外科分野指導医 /小児形成外科分野指導医 /レーザー専門医 /熱傷専門医
略歴

  • 1995年 大分医科大学医学部卒業
  • 1995年 大分医科大学医学部附属病院形成外科勤務
  • 1999年 兵庫県立子供病院形成外科勤務
  • 2007年 湘南鎌倉総合病院形成外科・美容外科勤務

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