ウーバーピールとは?期待できる3つの効果、他の美肌治療との違いを解説
「ウーバーピールでハリツヤのある肌を目指したい」
「ウーバーピールと他の薬剤の違いを知りたい」
とお考えではありませんか?
ウーバーピールは毛穴の開きや詰まり、シミや肝斑などの改善が期待できる薬剤です。肌に微小の穴を開けてコラーゲンの増加を促す治療「ダーマペン」専用のピーリング剤となっています。
このページでは、ウーバーピールの効果やメリット、ピーリング治療である「マッサージピール」や「ヴェルベットスキン」との違いについて解説します。
当院では患者様一人ひとりに適した治療法を提案し、結果にこだわった治療を行います。
お悩みや症状をしっかりとヒアリングいたしますので、まずは以下のボタンからカウンセリングをお申込みください。
目次
ウーバーピールとは?ダーマペン専用肌荒れ治療のピーリング薬剤
ウーバーピールとは、毛穴の開きや詰まりなどの肌トラブルを改善に導くピーリング剤です。美肌治療の一種「ダーマペン」専用の薬剤として開発されました。
配合成分は、角質ケアの効果が期待できる「マンデル酸」「乳酸」など10種類。ダーマペンの施術直後に塗布することで、美容成分が表皮に浸透します。
低刺激の薬剤で表皮にアプローチするため、ダウンタイムや施術中の痛みが少ないことが特徴です。
ダーマペンとは?肌質改善が期待できるペン型の医療機器
ダーマペンとは、肌質の改善を導くペン型の美容機器です。主にニキビ跡や小じわの改善に用いられます。
ダーマペンの治療では、ペン先についた針で肌に小さな穴をあけ、皮膚の修復機能をはたらかせます。修復の過程でコラーゲンが生成されるため、肌質の改善が期待できる仕組みです。
なお、ダーマペンは挿入する針の深さを微調整できます。ウーバーピールとの併用時は0.2~0.5mmに設定することで、皮膚の浅い層に対してのアプローチが可能です。
以下のページでダーマペンについて詳しく説明していますので、併せてお読みください。
ダーマペンで肌質改善!効果はいつから出る?3つの特徴や施術方法を解説!
ウーバーピールの成分|ヒアルロン酸やマンデル酸など10種類以上
ウーバーピールには、肌の再生を導くマンデル酸や乳酸など10種類以上の成分が配合されています。
主な成分と作用は以下の通りです。
成分 | 主な作用 |
---|---|
マンデル酸 (25%) |
古くなった角質を取り除く |
乳酸 (5%) |
角質を柔らかくし、有効成分の浸透力を高める |
レゾルシノール (5%) |
高い抗酸化作用と美白作用を持つ |
ヒアルロン酸 (5%) |
保水作用により肌の弾力をアップさせる |
ナイアシンアミド (5%) |
メラニンの生成やコラーゲンの減少を抑える |
これらの成分が組み合わさることで、ウーバーピールは複合的な作用をもたらします。
ウーバーピールに期待できる3つの効果
ウーバーピールの施術により、主に次の効果が期待できます。
- シミ・肝斑・色素沈着の改善
- ニキビ・ニキビ跡の治療
- 毛穴の引き締めや毛穴詰まりの改善
ウーバーピールはニキビや毛穴開きをはじめ、さまざまな肌トラブルに適応します。ダーマペンによる皮膚の修復作用とあわせて、肌質の総合的な改善が可能です。
ここからは、それぞれの効果を詳しく解説します。
効果①シミ・肝斑・色素沈着の改善
ウーバーピールによって、シミや肝斑の改善が期待できます。
シミや肝斑の原因は、表皮にあるメラニン色素です。本来は角質とともに排出されるメラニン色素ですが、肌のターンオーバーが乱れると蓄積し、色素の沈着を引き起こします。
ウーバーピールは、肌のターンオーバーを正常化させ、古くなった角質を取り除きます。繰り返し施術を受けることで、過剰なメラニン色素が徐々に排出される仕組みです。
効果②ニキビ・ニキビ跡の治療
ウーバーピールは、ニキビやニキビ跡の改善が見込めます。
ニキビができる原因のひとつは、皮脂の過剰分泌です。肌のターンオーバーが乱れて皮脂の排出が滞ると、ニキビの原因である「アクネ菌」の増殖を促します。
一般に赤ニキビと呼ばれるのは、このアクネ菌によって毛穴が炎症を起こした状態です。
ウーバーピールの主成分「マンデル酸」には抗炎症作用があり、赤ニキビはもちろん、ニキビ跡の赤みも改善に導きます。
効果③毛穴の引き締めや毛穴詰まりの改善
ウーバーピールは、毛穴開きや毛穴詰まりの改善が期待できます。
毛穴が目立ったり黒い点が見えたりする原因は、主に皮脂腺の発達です。加齢により過剰に分泌された皮脂は、角質と混ざって毛穴に詰まります。
そのまま放置すると角質が酸化して黒く目立つため、早めの対処が必要です。
ウーバーピールには角質ケアの作用があり、毛穴詰まりを改善し、開いた毛穴を引き締める効果が期待できます。
ウーバーピールのメリットは?痛みが少なくダウンタイムが短い
ウーバーピールのメリットとして、短いダウンタイムが挙げられます。個人差はありますが、通常2〜3日程度で赤みや腫れがおさまります。
ウーバーピールに併用されるダーマペンは、挿入する針の深さを0.1mm単位で微調整できる機器です。狙ったポイントにのみ薬剤を届けるため、肌に必要以上のダメージを与えません。
また、機械の力で均一に針を刺すことから、施術時の痛みも軽減できます。
ダウンタイムや痛みを気にされる方は、ウーバーピールによる美肌治療をご検討ください。
ウーバーピールのデメリットは?金属アレルギーの方は禁忌
ウーバーピールの短所として、アレルギーや疾患などを理由に施術を行えない場合があります。
以下に該当する方は、原則として施術を受けられません。
- 妊娠中や授乳中、もしくはその可能性がある方
- 重度の糖尿病や膠原病を患っている方
- 金属アレルギーがある方
- 施術部位に単純ヘルペスなどの疾患がある方
- 施術部位に創傷や強い炎症がある方
その他、皮膚疾患などの既往歴がある方は、事前に医師へご相談ください。
ウーバーピールの施術の流れ
ウーバーピールの施術は、基本的に以下の流れで行われます。
- カウンセリング・診察
医師が肌の状態や悩みを確認します - 麻酔
治療部位に麻酔クリームを塗布し、30分ほど待ちます - 施術
ダーマペンで肌に微小の穴をあけた後、ウーバーピールを顔全体に塗布します - アフターケア
クーリングで肌を鎮静化し、必要に応じてケア用クリームを塗布します
施術時間の目安は約1時間です。ウーバーピールは肌の負担が少ないため、短時間で施術を行えます。
ウーバーピールの施術後の経過・アフターケア
ウーバーピールの施術後2~3日は、赤みや腫れを生じる場合があります。
以下の表は、施術後の過ごし方をまとめたものです。
洗顔・メイク | 施術後6時間は洗顔やメイクができない |
---|---|
お風呂 | 当日は入浴を避け、シャワーのみに留める |
併用薬 | 施術後1週間は「ディフェリンゲル」や「過酸化ベンゾイル」配合のニキビ治療薬を使用できない |
スキンケア | 施術後2週間は「トレチノイン」や「ハイドロキノン」配合のスキンケア用品を使用できない |
ダウンタイムは針の深さや体質によって異なります。医師の指示に従い、異変を感じたらすぐに診察を受けてください。
ウーバーピールの効果実感までに必要な施術回数と頻度
ウーバーピールの効果を実感するためには、おおむね3~5回の施術が必要です。
施術は2~4週間に1度のペースで行います。1回で変化を感じられる方もいますが、治療効果を高めるには施術を複数回受けることが大切です。
また、症状の改善が見られた後も、メンテナンスのために数ヶ月ごとの施術をおすすめしています。
ウーバーピールと他の美肌治療との違い
肌に薬剤を塗布する「ピーリング治療」には、ウーバーピールの他にも複数の種類があります。
以下の表は、主なピーリング治療を比較したものです。
ウーバーピール | マッサージピール | ヴェルベットスキン | レチノールピーリング | |
---|---|---|---|---|
治療の仕組み | 低刺激性の薬剤で表皮にアプローチ | 薬剤をマッサージで浸透させ、真皮にアプローチ | ダーマペンとマッサージピールを組み合わせ、真皮にアプローチ | レチノイン酸を配合した薬剤で真皮にアプローチ |
薬剤 | ウーバープロ (Uber PRO) |
PRX-T33 | PRX-T33 | イエローピール |
主成分 | ・マンデル酸 ・乳酸 ・レゾルシノール |
・トリクロロ酢酸 ・過酸化水素 ・コウジ酸 |
・トリクロロ酢酸 ・過酸化水素 ・コウジ酸 |
・レチノール誘導体 ・亜鉛 ・ヒアルロン酸 |
特徴 | 表皮へのアプローチで美白作用が高い | 施術時間が短く肌への負担が少ない | 肌のハリツヤを効果的に改善 | 赤みや痛みを抑えた治療が可能 |
ウーバーピールは表皮にアプローチする治療のため、美白作用を求める方におすすめです。
以下のページでは、ピーリング治療の概要を解説しているので、あわせてお読みください。
ピーリングとは?イオン導入・コラーゲンピールとの相乗効果も解説!
マッサージピール(コラーゲンピール)|施術時間が短く肌への負担が少ない
マッサージピールは、「PRX-T33」と呼ばれる薬剤をマッサージで肌に浸透させる治療です。
主成分であるトリクロロ酢酸には、真皮の線維芽細胞にはたらきかけ、コラーゲンの産生を促す作用があります。
施術時間は15分程度。施術直後からメイクができるため、仕事や家事で忙しい方でも無理なく施術を受けることが可能です。
以下のページでは、マッサージピールについて解説しているので、あわせてお読みください。
コラーゲンピール(マッサージピール)とは?5つの効果やセルフケアのリスクを解説
ヴェルベットスキン|肌のハリツヤを効果的に改善する
ヴェルベットスキンは、ダーマペンとマッサージピールを組み合わせた治療です。
ダーマペンと併用することで、PRX-T33の有効成分がより浸透しやすくなります。肌の奥深くにある真皮層にアプローチし、肌質の向上を強く促すことが可能です。
施術時間は1時間ほど。肌のハリツヤを改善したい方は、ヴェルベットスキンの施術もご検討ください。
レチノールピーリング|赤みや痛みを抑えた治療が可能
レチノールピーリングは、レチノイン酸を配合した薬剤を肌に塗布する治療です。
レチノイン酸には、古くなった角質を剥がすほか、コラーゲンの産生を促す作用があります。
本来は副作用が強い物質ですが、レチノールピーリングではレチノイン酸の前段階の物質「レチノール誘導体」を使用し、肌への刺激を抑えつつ、有効作用を発揮させることが期待できます。
ピーリング治療のなかでも、赤みや痛みが少ないのがレチノールピーリングの特徴です。
ウーバーピールの料金
当院では、ウーバーピールの施術を行っております。詳しい料金は、症状別に以下のページをご覧ください。
ウーバーピールに関するよくある質問
最後に、ウーバーピールに関するQ&Aをまとめました。
施術を受けるにあたっては、できる限り不安を取り除くことが大切です。
Q.ウーバーピールは背中にも施術できますか?
ニキビ跡など背中の症状にも、ウーバーピールの施術は可能です。
背中には多くの皮脂腺があり、ニキビの原因である「アクネ菌」が増殖しやすくなっています。自分では見えづらいため、知らないうちにニキビの症状が悪化しやすい部位です。
ウーバーピールの主成分には、ニキビの炎症を抑える効果が期待できます。背中のほか、胸やお尻のニキビにも適しています。
Q.ウーバーピールは個人輸入できますか?
健康被害を引き起こす可能性が高いため、ウーバーピールの施術はクリニックにご相談ください。
インターネットを介した医薬品の個人輸入は、以下のリスクを伴います。
- 不適切な環境で製造・輸送された可能性がある
- トラブルが生じたときに十分な対処ができない
- 成分や効果のはっきりした裏付けがない
以上の理由により、医薬品の個人輸入は健康被害を招く可能性があります。医療従事者以外の利用は避けるようにしましょう。
ウーバーピールは美肌治療が行えるダーマペン専用の薬剤
ウーバーピールは、毛穴開きやしわを改善に導くピーリング剤です。微細な針を用いる「ダーマペン」の治療と組み合わせ、肌質の総合的な改善を目指します。
低刺激の薬剤で表皮にアプローチするため、痛みやダウンタイムを抑えられる点が特徴です。
アイシークリニックでは、患者さまの症状に応じてウーバーピールの治療をご提案しております。対面診療でカウンセリングを行いますので、まずは当院へ足をお運びください。
当院では患者様一人ひとりに適した治療法を提案し、結果にこだわった治療を行います。
お悩みや症状をしっかりとヒアリングいたしますので、まずは以下のボタンからカウンセリングをお申込みください。