イボの保険治療について | 液体窒素のイボ治療方法を解説
「イボの治療はどのように行うの?」「イボの治療は保険適用になるの?」
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
イボにはさまざまな種類があるので、イボの種類に合う治療方法を選択することが大切です。
イボを放置したり、自分で取ろうとしたりするのは、イボを悪化させる危険があるので絶対にやめましょう。
本記事では、イボはどのような病気なのかや、イボの主な治療方法4つを解説します。
安心してイボの治療に取り組んで頂けるように、治療の流れや費用などの気になる点も紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 結果を重視した専門治療を行います
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目次
イボとはどんな病気?4つの特徴を紹介
イボとは皮膚の一部が盛り上がった小さなできもので、医学的には「疣贅(ゆうぜい)」と呼びます。
タコやウオノメと見分けがつきにくいですが、たとえばウイルス性のイボは毛細血管が増殖することにより盛り上がった部分に黒い点が見られます。
ウイルス性のイボは他の部位に増えていくこともありますので、早めの対処が必要です。
こちらではイボの原因や種類など、イボとはどんな病気なのか基礎知識を詳しく解説します。
(1)イボはウイルス感染か加齢・紫外線等が原因である
ウィルス性イボ | 老人性イボ | |
---|---|---|
原因 | ・ヒト乳頭腫ウイルス ・伝染性軟属腫ウイルス |
・長年の紫外線による障害 ・加齢による皮膚の老化 ・洋服の摩擦による刺激 |
見た目の特徴 | ・色は皮膚色、淡紅色、黒褐色調などさまざま ・大きさは1㎜大から数㎝の大きさ |
・色は茶色や黒褐色 ・大きさは数ミリから2~3cm |
まずウイルス性のイボの多くは、「ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス:HPV)」と呼ばれるウイルスに感染することが原因です。
ヒト乳頭腫ウイルスにはたくさんの型があり、感染したウイルスの型によってイボができる部位や形状が異なります。
ほかにも、「伝染性軟属腫ウイルス」というウイルスに感染してできるイボもあります。これは一般的には「水イボ」と呼ばれるイボで、子どもによく見られる皮膚感染症です。
次に、老人性イボは加齢による皮膚の老化、長年の紫外線による障害、洋服やアクセサリーの摩擦による刺激などが原因でできます。老人性イボと呼ばれていますが、20代でもできる方もいます。
(2)いろんな種類のイボがある
イボをさらに区分していくと様々な種類があり、それぞれ見た目・痛みの有無・できる場所などが異なります。
以下でイボの種類別の特徴をご紹介します。
また、さらに詳しく説明した内容を「イボの種類と治療法」に記載しておりますので、併せてご確認ください。
尋常性疣贅
尋常性疣贅は最も多いウイルス性疣贅(イボ)と言われ、糸状疣贅やモザイク疣贅も含まれます。
糸状疣贅は、顔や首に細長い突起を作ることが多いです。モザイク疣贅は、いくつかの疣贅が癒合して、敷石状になったものです。
手掌や足底に多く、あまり盛上がらずに表面がざらざらしています。毛細血管が増殖することにより盛り上がった部分に黒い点や芯のようなものが見られます。
老人性疣贅(脂漏性角化症)
老人性疣贅は中高年の顔などによくできる茶色や黒色の盛り上がったシミのようなイボです。「老人性イボ」とも呼ばれます。
加齢や紫外線が原因と考えられ、30~40代でできはじめ、60歳以上ではほとんどの人に見られます。
顔やこめかみに多く、胸元など日光があたる部位にもよく見られます。炭酸ガスレーザーが非常によく効きます。
アクロコルドン(首イボ、脇イボ、胸イボ)
アクロコルドンは、褐色で1~2mmと小さいイボです。首や脇など衣類で摩擦されるところにできます。
30歳頃から発症しはじめ、大量に発生することが多いです。衣類で擦れたりネックレスに引っかかったりして炎症を起こすことがあります。
多発していて美容面も考慮する場合は炭酸ガスレーザーが非常に良いです。
青年扁平疣贅
青年扁平疣贅は、褐色で表面が平べったい形をしているウイルス性のイボです。
密集して多発するのが特徴で、比較的若い世代の人のおでこや手の甲、腕に発生しやすいイボになります。
小さく茶色っぽいので、シミと勘違いされることもあります。
色素性疣贅
色素性疣贅は黒い色素沈着を伴うウイルス性のイボです。
黒イボとも呼ばれます。
ミルメシア
ミルメシアは子どもの手掌や足底によく見られる、固く盛り上がったウイルス性のイボです。
中心がくぼんでいることが多く、魚の目と勘違いされやすいです。皮膚の奥まで病変が進行すると強い痛みを生じることもあります。
治療に時間がかかることが多く難治性です。
点状疣贅
点状疣贅は足の裏に大量にできる小さくざらざらしたウイルス性のイボです。
色は白いことが多いです。
(3)イボがうつる可能性はある
ウイルス性のイボは、直接皮膚が接触することで人から人へうつる可能性があるので注意が必要です。また、ほかの人だけでなく自身の身体の別の部位にもうつることがあります。
たとえば、イボを触った手で別の部位を触ったことで、新たなイボができてしまう可能性もあるのです。
正常の皮膚や粘膜には感染しにくいので過剰に心配しなくても良いですが、皮膚や粘膜に小さい傷ができていたり、免疫力が低下していたりすると、ウイルスが侵入するリスクが高まります。
一方、非ウイルス性の老人性イボは、基本的にうつることがありません。
(4)イボが自然に消える場合もある
ウイルス性のイボは免疫がつけば自然に消えることもあります。しかし、自然に消えるのを待つ間に悪化する危険性があるので、基本的には病院で治療するべきです。
免疫がつくまでには、数ヶ月~数年という長期間を要することもあり、その間イボは成長や増殖を続けます。治りかけの段階で別の部位にうつり増えてしまったり、大きくなって痛みを伴ったりすることもあります。
そのため、自然に治るのを待つのではなく、早めに治療することをおすすめします。
【注意】イボにやってはいけないことは?
イボができたときに絶対にやってはいけないことが2つあります。それは、イボを放置することと、イボを自分で取ろうとすることです。
これらの2つはイボを悪化させる危険があります。とくにウイルス性のイボは他の部位にうつることがあるので、触らないようにしてください。
イボの多くは良性ですが、まれに悪性の可能性もあるので、イボを見つけたら早めに病院を受診しましょう。
イボができたときにやってはいけない2つの注意点について詳しくご説明します。
イボを放置すること
イボを放置すると、他の部位に広がったり、大きくなったりする可能性があります。
たとえばウイルス性のイボに触ったあとに足を触ってしまうと、そこに新たなイボが生じることもあるのです。また、知らず知らずのうちにほかの人にうつしてしまう危険もあります。
さらに、最初は小さなイボだとしても、時間が経つにつれてイボのウイルスが増殖を続け、徐々に大きくなることもあります。
大きくなったイボや多発したイボは治療が長期にわたること多いので、イボができたら放置せず早めに治療を始めることが大切です。
イボを自分で取ろうとすること
イボを自分で取ろうとすると、症状を悪化させる可能性があります。
とくにハサミやピンセットなどを使い、無理に取ろうとするのは絶対にやめてください。出血や細菌感染を引き起こして悪化する危険性があります。
イボに効くとされている市販薬でも、根本的な治療は簡単ではありません。イボの種類が多くあり、自分で症状を見極めて治療薬を選ぶことが難しいからです。
小さなイボであっても自分で取るのはやめて、まずは医療機関を受診しイボの種類に合った治療をしてもらいましょう。
イボの治療方法は主に4種類
イボの治療法は主に4種類あり、それぞれ保険適用の可否、ダウンタイムの有無などが異なります。
治療法ごとの料金相場やメリット・デメリットは以下の通りです。
保険適用治療 | 一部は保険適用外治療 | |||
---|---|---|---|---|
液体窒素 | 手術による根治的切除 | 炭酸ガスレーザー | 補助的な治療 | |
治療内容 | 液体窒素で凍結させる | メスを使い切除 | 炭酸ガスレーザーを照射する | 塗り薬や飲み薬を用いる |
施術時間 | 10分程度 | 10分~30分程度 | 10分程度 | 数分程度 |
料金相場 | 1,000~2,000円程度 | 5,000円~10,000円程度 | 10,000円〜50,000円程度 (大きさによる) |
数千円~10,000円程度 |
メリット | ・費用が安い ・幅広いイボに対応できる |
・大きなイボにも対応できる ・一度で取れて完治率が高い |
・治療時間が短い ・皮膚組織の損傷を最小限に抑えられる |
・痛みを伴わない ・他の治療と併用できる |
デメリット | ・複数回の通院が必要 ・痛みを伴う場合がある |
・1ヶ月程は外用処置が必要になる ・傷跡がしばらく目立つ |
・1週間程度テーピングが必要 ・数ヶ月程は赤みが残る |
・副作用が出る場合がある ・複数回の通院が必要 |
傷跡の有無 | 無し | 有り | 無し | 無し |
ダウンタイムの有無 | 有り | 有り | 有り | 無し |
※左右にスクロールできます
それぞれの治療法の詳細を詳しく解説していきます。
イボの治療方法1.液体窒素による冷凍凝固術
イボの治療法として最も一般的な治療法が、液体窒素による冷凍凝固術です。
液体窒素でイボを焼くことで、凍傷を引き起こして皮膚表面の異常組織を壊死させるというものです。
具体的には、マイナス196℃の液体窒素でイボを凍結させます。イボを焼いたあとは感染した皮膚ごと壊死して剥がれていきます。
※当院では多数あるイボ治療に関しては制限を設けています。
当院でもイボの治療の第一選択肢とさせていただいており、週1回の頻度で、2ヶ月程度繰り返し治療を行います。
良くならない症例においては他の治療法にすみやかに変更するか、他の治療を加える検討をします。
イボの治療方法2.手術による根治的切除
局所麻酔をしたうえでメスを使ってイボを根治的に切除する方法です。治りにくいイボに対して選択肢に含める治療法となります。
局所麻酔を使用しての治療のため治療中は痛みはありませんが、局所麻酔自体が部位によっては痛むので、治療に向かない場所があります。
イボの治療方法3.炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)による治療
炭酸ガスレーザーは、水分に反応し熱に変換されるレーザー光線が出るレーザーです。
炭酸ガスレーザーを照射することでイボの体積を大幅に縮小させることができ、主に巨大なイボの大きさを抑えたいときに使用します。
局所麻酔を使用しての治療のため治療中は痛みはありませんが、局所麻酔自体が部位によっては痛むので、治療に向かない場所があります。
*炭酸ガスレーザーでの治療は保険適用外となります。
イボの治療方法4.補助的な薬を使った治療
イボに効果がある外用薬や漢方薬を使用しての治療になります。他の治療法と併用することが多いです。
痛みに弱い方や子どものイボ治療にも適しています。
イボの治療方法に悩んだらアイシークリニックにご相談ください
費用や効果を考えると、病院選びやイボの治療方法に悩むのは当然です。
アイシークリニックでは、今回紹介した治療の全てに対応できます。そのため、幅広い種類のイボに対応でき、患者様一人ひとりに最適な治療法を選択することができます。
さらに、皮膚・肌の領域を専門的に扱ってきた技術力で、イボの跡を残さないような治療を心がけております。
小さなイボで、治療するか迷っている方も、ぜひともお気軽にご相談ください。
アイシークリニックのご案内
液体窒素のイボ治療にある4つの注意点
イボ治療においては、日本では一般的に液体窒素による冷凍凝固術が中心として行われていますが、液体窒素のイボ治療にも注意点があります。
液体窒素は多くの病院で取り入れられている治療法なので、イボ治療の全てであるような印象を持たれている患者様も多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、液体窒素による冷凍凝固術は、いつどんな時も必ずしも優れたイボの治療法というわけではありません。
実際に、ウイルス性のイボに対して液体窒素による冷凍凝固術の治療を行うため長年通院したにも関わらず、完治しなかったため当院を受診される患者様が多くいらっしゃいます。
液体窒素による治療は、一般的なイボの治療法ですが、メリットだけでなくデメリットもあることを把握しておきましょう。
ここからは液体窒素のイボ治療にある4つの注意点をご紹介しますので、ぜひご覧ください。
(1)液体窒素のイボ治療は痛いと感じる人が多い
液体窒素の冷凍凝固術は治療時に痛みが強く、小児など痛みに弱い患者様は治療の継続が難しくなる場合もあります。
施術頻度は1~2週間おきに数回~10回以上の治療を行うことが一般的で、継続して治療を受けないと十分に効果を発揮しません。そのため、定期的に治療をしないと完治することは難しいでしょう。
痛いと感じるのはイボを液体窒素で治療してから1~2日程度ですが、痛みを和らげる方法として痛み止めを服用することも可能です。
当院でも液体窒素によるイボ治療を第一の選択としておりますが、どうしても痛いのが嫌だという方には痛みの軽減や他の治療法といった対処法を検討し、提案させていただきます。
また、液体窒素での治療後に血豆や水ぶくれが生じることがあります。もし水ぶくれが潰れてしまった時は消毒やガーゼで保護するなど化膿しないよう対処が必要です。
(2)液体窒素の治療後に悪化するケースも考えられる
液体窒素の冷凍凝固術を行ったあと、焼いたイボの周りに小さなイボができてしまうことがあります。
これは、ウイルス性のイボを液体窒素で焼いた時に細胞が潰れて、イボの原因であるウイルスを周りの部位にまき散らしてしてしまうことが原因です。
正常な皮膚にウイルスは侵入しませんので、周りの部位に傷があるとイボができるケースがあります。
まれなケースではあるものの、患者様によっては冷凍凝固術を行ったあとに、小さかったイボが広がり悪化することもあると把握しておきましょう。
(3)液体窒素によるイボ治療期間は長期化してしまうこともある
液体窒素による治療は、1回で治ることがほとんどなく、治療期間が長期化する可能性もあります。
1~2週間ごとに治療を行い、早ければ2、3回で治る方もいます。
しかし、冷凍凝固術により皮膚が固く厚くなってしまい、かえってイボが治りづらくなることもあります。そのため、治療に長期間かかる方もいます。
液体窒素を用いた治療期間は個人差が非常に大きく、事前に予測することは難しいです。
(4)液体窒素の治療後に跡が残ってしまうことがある
冷凍凝固術を行うことで、ほぼ確実に炎症後色素沈着(シミ)ができます。炎症後色素沈着は、液体窒素療法を行った方の9割ほどに見られる副作用です。
色素沈着は、イボが取れて大体1ヶ月後ぐらいにでてきて、消えるまでに半年~1年ぐらいかかります。また、イボよりも一回り大きいサイズで残ることもあります。
そのため、当院ではシミが気になる場合や、顔や首など目立つ部位に小さなイボがたくさんできてしまったような場合は、冷凍凝固術ではなくレーザー治療など他の治療法を選択すべきと考えています。
アイシークリニックのイボ治療へのこだわり
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1幅広い知見を活かしたチーム治療
皮膚科医や形成外科医がチームとなってイボ治療を行うことで、高度な技術力の提供を実現しています。
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2結果にこだわる最短根治治療
外科医も在籍しているため、難治性のイボのように長期の治療が予測される場合、手術などの根治治療もご提案可能。ご希望がある場合、すみやかに治療を移行することができます。
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3選択可能な幅広い治療法
一般的なイボ治療法である液体窒素による冷凍凝固術の他、手術による根治治療や炭酸ガスレーザーによる治療も可能です。患者様にとって最適な治療法を選択できます。
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4費用負担が軽減できる保険診療
当院では健康保険適用のイボ治療も行っているので、費用面も安心です。事前のカウンセリングで悩みや要望を丁寧にくみ取り、本当に必要なメニューを考え最適なご提案をします。
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5アクセス良好な立地
いずれの院も駅から徒歩6分以内と好立地のため、継続して通院しやすいです。東京のみならず埼玉、千葉、神奈川といった地域からも電車一本でお越しいただけます。
アイシークリニックのイボ治療・手術の流れ
ここからは、具体的な治療の流れを見ていきましょう。
アイシークリニックでイボ治療を行う際の流れです。
- イボの種類と状態を確認
- 液体窒素による治療
- 次の治療法を提案
- 手術の検討
- 炭酸ガスレーザーによる治療を提案
詳しく見ていきましょう。
STEP1.イボの種類と状態を確認
まず、イボの種類を見極めたうえで、通常は液体窒素による冷凍凝固術を第一選択として治療をスタートします。
STEP2.液体窒素による治療(~2ヶ月)
液体窒素による治療中は、1~2週間に一度通院していただき、2ヶ月程度は治療を継続します。
※当院では凍傷による皮膚へのダメージを最小限にするため、1回の照射時間を10分程度までと制限させていただいております。
STEP3.次の治療法を提案
2ヶ月間の冷凍凝固術を行っても改善しない場合は、ご希望に応じてすみやかに次の段階の治療を検討し、ご提案します。
STEP4.手術の検討
イボがそれほど多くない場合は、根治的な手術が良い選択肢となります。保険適用となりますが、一度に手術できる数に限りがあります。
STEP5.炭酸ガスレーザーによる治療を提案
イボが多発しており、難治性である場合、炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)を利用する治療も効果的です。
この場合は保険適用外となりますが、数の制限なく治療をすることが可能です。
*上記の治療に併せ、補助的な治療として内服や外用薬を随時追加することがあります。
アイシークリニックのイボ治療の料金
アイシークリニックのイボ治療の料金目安を一覧にまとめました。
3個以下 630円(3割負担の場合)※別途診察料、処方料がかかります。
4個以上 810円(3割負担の場合)※別途診察料、処方料がかかります。
露出部の場合 5,000円(3割負担の場合)※別途診察料、処方料がかかります。
非露出部の場合 5,000円(3割負担の場合)※別途診察料、処方料がかかります。
※病理検査は、医師の判断により原則として行っております。
※上記の手術費用と、診察料・処方料で1,000円程度、検査費用、病理検査費用で3,000円程度かかります。
(CO2レーザーによる治療)
保険適用外となります。ご希望の方は当院医師までご相談ください。
イボの状態によって料金が異なるので、具体的な料金を知りたい方はぜひともご相談をください。
イボ治療は生命保険の適用もできる
イボ治療を受けるにあたって生命保険会社や共済組合などの医療保険に加入されている方は、医師の診察を受け保険診療で手術を受けられた場合に、手術給付金を受け取れることがあります。
なお、任意保険に加入していても、本人が手続きをしないと給付されません。
医師の診断書が必要な場合は受診時に必ずお伝えください。
生命保険会社や共済組合などに加入している方は、イボ治療が給付金の支給対象となるか保険会社へご確認ください。
(「皮膚皮下腫瘍摘出術」などが手術名となります)
イボに関するよくあるご質問
イボに関するよくある疑問・質問をピックアップしました。イボについて気になることがある方はぜひ参考にしてください。
Qイボの中身はどうなっていますか?
イボは表皮が肥厚してできるものなので、中身は増殖した表皮・真皮・血管などとなります。表皮と真皮が互い違いに入り組んだ状態になっているので、表面をメスで削ると真皮部分が露出し点状の出血が見られます。
また、ウイルス性のイボの場合は、イボができる原因となったウイルスも含まれています。子どもに多い水いぼは内部に小さな白い塊があり、この中にウイルスがあります。
Qイボができやすい人っていますか?
ウイルス性のイボは、アトピー性皮膚炎の人や免疫力が低下している人にできやすいと言えます。なぜなら皮膚や粘膜に傷があったり、皮膚の免疫が低下していたりするとウイルスが侵入しやすいからです。
一方、非ウイルス性の老人性イボは、40歳以降の人、過去に日焼けをしていた人や日焼けをする機会が多い人にできやすいです。
Qイボから毛が生えているのですが、抜いても良いのですか?
イボから生えている毛を抜くと、皮膚が傷つき細菌が侵入したり、イボのウイルスが周りの部位に飛散したりして、イボを悪化させる可能性があります。
そのため、イボの毛が気になっても抜くのはやめて、ハサミで短く切るだけにしておきましょう。
Qイボの液体窒素で治療した後、水ぶくれができたのですが、大丈夫ですか?
液体窒素による治療は、水ぶくれができる場合もあるのでそれほど問題ではありません。
水ぶくれがカサブタになり、1~2週間後にイボがカサブタと一緒に取れることが多いです。
ただし、水ぶくれができてもつぶさないように注意しましょう。自然につぶれてしまった時は、化膿しないように消毒しガーゼで保護してください。
Qイボが悪性化することはありますか?
イボの原因であるヒトパピローマウイルスによる感染症は、子宮頸癌などの癌の原因となることが良く知られています。
現在ヒトパピローマウイルスは100種類以上確認されていますが、その中で癌の原因となりうる種類はある程度判明しており、通常の種類では癌の原因になることはほとんど無いと言えますので、ひとまずご安心いただいて大丈夫です。
ただし、ボーエン様丘疹症や尖形コンジローマは、発癌性の高いウイルスが感染している可能性がありますので、きちんと治しきることが大事です。
Qイボの除去は病院で何科にいけば良いですか?
イボを除去するには、皮膚科や美容皮膚科、形成外科(美容外科)を受診しましょう。
それぞれの違いを簡単にまとめると、皮膚科は皮膚に発生する病気を治療するための科、美容皮膚科や形成外科(美容外科)は見た目の改善を目的として施術を行う科です。
ただイボを除去したいという人は一般的な皮膚科でも良いですが、顔のイボをキレイに取りたいというような人は美容皮膚科や形成外科(美容外科)が向いているでしょう。
美容皮膚科や形成外科(美容外科)でも保険適用で顔や身体のイボを除去することができるので、まずは複数の病院でカウンセリングを受けて費用面や治療内容を比較すると良いです。
東京(上野・新宿・渋谷・池袋)でイボ治療ならアイシークリニックへご相談ください
東京でイボ治療をご希望の方は、都内に4院を展開するアイシークリニックへご相談ください。
当院では液体窒素による冷凍凝固術・手術による根治的切除・炭酸ガスレーザー・補助的な治療という4つのイボ治療を行っています。そのため、患者様にとって最適な治療法をご提案することが可能です。
いずれの院も駅から近く通いやすいので、複数回の治療が必要となるイボ治療も通院を継続しやすいです。土日祝日も毎日診療していて、ご多忙な方でもご希望のタイミングで受診していただけますよ。
イボにお悩みなら、ぜひアイシークリニックにご相談ください。
アイシークリニックの4つの特徴
(1)結果を重視した専門治療を行います
実績・経験が豊富な専門医たちが患者様の負担を最小限にするため、結果にこだわった治療を行います。
(2)患者様の症状や希望に合わせた治療プランを提案します
患者様の抱える不安や悩みに寄り添いながら、最適な治療プランを提供させて頂きます。
(3)痛みを最小限に!傷跡はキレイに!
幅広い治療方法の中から、患者様の痛みが少なくなるように、施術後もできるだけ影響を残さないような治療を選択します。
(4)老若男女どなたでも相談しやすいクリニックです
年齢・性別に関係なく、どなたでも相談しやすいようなクリニックの環境作りをしています。
院内施設・設備の紹介
※アイシークリニック新宿院の施設・設備になります。